こんにちは!ボーダレスシティの人事です。
ボーダレスシティでは、旅行会社と日本の飲食店を繋ぐプラットフォーム「団タメ!」を運営しています。2011年の会社設立以降、現在では、JTB、HIS、近畿日本ツーリストをはじめ3,000社以上の旅行会社が利用、10,000店舗以上の飲食店が加盟、101カ国の取り扱い実績を有するサービスに成長しております。
前回は、Bordインタビュー第1弾とのことで、代表取締役社長の大島さんにインタビューさせていただきました🎤👏会社員時代〜渡米して帰国するまでの時代を伺いました。マンハッタンでのビジネスなど面白い話が沢山ありましたね。
さて、今回はいよいよ後編。帰国した大島さんがボーダレスシティ社を創業します!その他にも大島さんのプライベートまで幅広く伺いましたので是非最後までご覧ください。
🎤:前編ではありがとうございました。今回は後編とのことで大島さんが日本に帰国されたその後のお話を伺いたいと思います。よろしくお願いします!マンハッタンにてビジネスを形にされ、28歳で帰国されたと前回伺いました。帰国されてからは何を始めたんですか?
👨:こちらこそありがとうございました!今回もよろしくお願いします。帰国した時はまさにリーマンショックが起きた最中で求人がない時代でした。リーマンショックが起きた瞬間はあのウォール街にいたのですが、ウォール街のエリートたちが「I need job」と掲げていたのが衝撃的でした。ただその当時はもう起業を考えてたので経営を学ぶ為に5人以下の企業をピックアップしまして、面接を受けてました。
🎤:あの当時のウォール街を目の当たりにしてたんですね。そして、まさかの日本に帰ってきてから1回就職されてたんですね。
団タメ!のビジネスモデルを思いつく
👨:そうなんです。そこが就職した会社が実は飲食店の予約サイトを運営してる会社でした。自分が3人目のスタートアップだったんですけど、予約困難店のアイドルタイムだけを狙った集客サイトの立ち上げをやってました。(試食会.jp)
🎤:めちゃくちゃニッチなサービスですけど、面白いですね!!
👨:はい。ただその当時営業部長面接で営業はNGと判断されてしまいました。理由は扱えなそうだからだそうです(笑)その代わりににPRとマーケをやってくれと言われてPRマーケで入社しました。
🎤:「扱えなそう」はやばいですね(笑)その会社はどれくらいいたんですか?
👨:1年ちょっとです。ただ、ここで団タメ!のビジネスモデルを思いつきました。
🎤:遂にですか!!!!
👨:はい。アイディアをずっと探してた中で飲食店から言われたのが「14-17時は主婦層の個人客が多い。そうではなくこの宴会スペースを1発で埋めるサービスを作ってほしい」こういった団体客専用の予約サービスのニーズがあることがわかりました。BtoCでやると広告費がかかると思い、営業でなんとかなりそうなBtoBでビジネスモデルを考えました。 また、アメリカに行って思ったのが東京のポテンシャルはニューヨークよりあると本気で思ったんですよね。実際にミシュランを取得してる店が多いのもニューヨークやパリではなく東京ですし。そこで『外食✖️旅行』というテーマでマッチング先として旅行会社に回って提案してみたところ、旅行会社も飲食店とのやりとりはFAXでやとりとりしてることがわかり、これはいけるかもと思いました。
🎤:結構安易にBtoCで考えそうですが、そこでBへ転換した所が大きいですね(誰目線)
👨:自社で予約代行もできたんですが、話を聞いてると業界の仕組みそのものを変えないといけないと思いました。目立った競合もいなさそうなので本格的に起業すべきか悩んだんですよね。
🎤:そこで会社を立ち上げるんですか?
👨:いえ、まだ勤めてたのでその会社の新規事業で立ち上げるか独立してやるべきかをウェブマネーの創業者長に相談しました。そしたら社長に「自分であげた収益を今の会社に全てあげたいなら今の会社で立ち上げやればいいけど、そうじゃないならお前が思いついたんだしお前がやれば?」と言われて、その後に「で、いつやんの?」と後押しもされて独立してやることを決心しました(笑)
🎤:退職して数年経ってるのに創業社長と会えたのすごいですね!
👨:自分が最後の新卒ということもあって、当時から面識もあり秘書に連絡したところ取り合ってもらえました。なのでもうこれはやるしかないと思い、とりあえず日本初のサービスとしてプレスを打つことが重要だと考え、50万円を元手に会社とサイトを外注して作り、プレスを打ちました。
(その当時のプレス)
創業〜個人事業主時代〜
👨:そしたらまさかのトラベルビジョンとかに取り上げてもらって日本旅行や楽天トラベルから「飲食店どれくらいあるの?」と問い合わせが来ました。すると同じくして飲食店側からもグローバルダイニングやダイヤモンドダイニングから「旅行会社どれくらいあるの?」と問い合わせが来て、まだサイトもプロトタイプなのでこれは本気で焦りました。
🎤:めちゃくちゃ大手から問い合わせきてますね(笑)当時のサイトって外注して作った飲食店の検索予約サイトって感じですか?
👨:そうです。うちのサイトって検索予約サイトなので旅行会社に検索して使ってもらわないと飲食店側に通知が来ないのですが、プレスをキッカケになぜかうちにFAXが大量に来るようになってしまいました。これだとただの予約代行と何も変わらないと、旅行会社側からも飲食店側からも詐欺だと言われて、ただ会社には大量のFAXが届いてるしこれを知ってもらいたいと思った所、直接繋ぐ立候補システムのマッチングサイトにアップデートすることにしました。 ※立候補システムとは:旅行会社が公募という形でツアーや人数、料理などの外食情報を開示し、それに対して飲食店が挙手してマッチングしていくシステムとのこと。
🎤:めちゃくちゃ生々しい課題ですね。ちなみにこの時って社員何人ですか?
👨:まだ1人です。外注してバイトが何人いたか。なので本当に最初の最初は個人事業主でバイトしながらやりくりしてました。
🎤:えー!!(衝撃)まさに創業秘話って感じですね。
〜井福さんとの出会い〜
🎤:ちなみに井福さんとはどこでどう出会ったんですか?
👨:井福さんは元々知り合いの知り合いみたいな繋がりでした。外注の予約サイトではダメだとリニューアルを決意し、自社プロダクトで開発しようとしていこうとした時に、「そうだ、井福さんがいるじゃん!井福さんに頼んでみよう」となり、井福さんにジョインいただく形となりました。
🎤:元々繋がりはあったんですね!今更なんですが、ボーダレスシティの名前の由来って何でしょうか?
👨:2つ由来がありましす。1つは先ほどお伝えした通り、東京ってミシュランの三つ星店舗数トップなんですね。なので、その「東京を日本を世界に打ち出していきたい」。もう1つは「国境を超えていく世界に羽ばたいていくそういう会社にしたい」この2つからボーダレスシティにしました。
〜プロダクト開発について〜
🎤:最初プロダクトはどういう感じで作ったんですか?
👨:先ほどお伝えしたように元々は検索予約サイトで違う方に外注でプロトタイプを作ってもらってたので、リニューアルのタイミングで井福さんに作り直してもらいました。「こういうのが作りたいんだけどできる?」と相談して、井福さんに一人で作ってもらいました。
🎤:システムトラブルとかもなかったんですか?
👨:たくさんありましたよ。都度全部井福さんに対応してもらってました。なので僕の中では井福さん=団タメ!です(笑)
🎤:それは団タメ!=井福さんですね(笑)。他にも今だから言えるあの時大変だったな話って何かありますか?
👨:我々が作りたいサービスはプラットフォームなので、両者(旅行会社や飲食店)に一定の数がないと成立しないので加盟店を増やすのが本当に大変でした。
🎤:なるほど。これは今でもカジュアル面談でたまに質問いただくんですが、創業当時ってどうやって旅行会社や飲食店を増やしていったんですか?
👨:旅行会社は飲食店を、飲食店は旅行会社を見るので鶏卵なんですが、飲食店は全て電話営業で地道に開拓してました。なので、実家が埼玉なんですが東京の玄関口である池袋から開拓してました。旅行会社側は中小の旅行会社があつまる協会があるのでそこでプレゼンをして開拓してました。飲食店は旅行会社が増えれば加盟してくれるので双方の数をそうやって徐々に増やしていった感じです。
🎤:一定の数になってきたなと感じたのはいつぐらいなんですか?
👨:プレスも打ってたこともあり、2013〜2014年の東京オリンピックが決まったあたりで飲食店の大手が興味を持っていただいて一気に広がったという感じはありましたね!また、2015年ぐらいにサービスをリニューアルしたのですが、これもプレスを出したところ跳ねました。
🎤:ちょいちょい大島さんのPRの経験とか活かされてるのが面白いですね(笑)
👨:そうなんですよ。これが日経MJや日経に取り上げてもらい、これをキッカケにH社を受注しました。笑 今だから言えるまさに創業秘話ですが、H社の法務が通らないところを先方の専務が特別に通してくれました。その代わりなんかあった時に逃げんなよって言われました。これがJ社への切符だからなと。
🎤:かっこいい。笑 スタートアップならでは繋がりや後押しって感じがしますね!
(その当時の日経MJ)
〜意思決定について〜
🎤:プロダクト開発で井福さんと大事にしてる考えやことって何かありますか?
👨:旅行会社でも飲食店でもなく、彼らの抱えてるユーザーにとって良い体験になるかどうかを大事にしてますかね!インバウンドだからといって売れるものなんでも売ってくではなく本当にいいものを提供していきたいと思っていますし、それを軸にエンハンスするかは決めています。なので飲食店でも団タメ!に掲載するのをお断りしてる店舗も実はあります。
🎤:そうだったんですか!!お断りとは驚きですが、一方で旅行会社/飲食店ともに一定の数が揃ってから大変だったことはなんですか?
👨:期待値調整やその売り方ですかね。やはり彼らも忙しいので他力本願になりがちというか団タメ!を使えば団体客が入ると思われがちですが、弊社が提供しているのはあくまでプラットフォームの仕組みなので自分達でPRしたり、立候補して予約を取りに行かないといけなくPRやアクションの重要性をいかに伝えていくかは大変だったと思います。
🎤:今後、団タメ!でやっていきたいことはありますか?
👨:正直入れたい機能ややりたいこと(具体的なところでいうと口コミ機能やFAX送付機能など)がたくさんあるので、色々ありますがまずはプロダクトを一旦磨き上げたいです!
〜コロナ禍で〜
🎤:これもカジュアル面談でよく聞かれる質問なんですが、コロナの時って会社どうしてたんでしょうか?
👨:4月に横浜に船が止まったじゃないですか。あれでコロナに対する世間の注目が一気に集まったと思うんですが、旅行業界やBLC社は12月の武漢でコロナが発生した時に少なくとも3年は戻らないと覚悟しておりました。実際に、4月の緊急事態宣言時には弊社の売上は9割減でした。日経やWBSからも取材がきて、会社がどれくらい存続できるかシュミレーションしたところたったの4ヶ月でした。
🎤:4ヶ月。。どうやって凌いだんですか?
👨:助成金と借入です。タイミングよく政府の助成金が発表されたので存分に使いました。また、借入できる絶好の機会でもあったので最大限借入をしたので、事業売上は0でしたが、キャッシュは結構ありましたね。
🎤:社員さんはどうしてたんですか?
👨:個人事業主で数人でやってたところから組織化してやっていくぞ!というタイミングだったので、幸いなことに社員も10人もまだいなかったです。ただ、みなさんには実情を素直にお伝えし、助成金をいただくため活動休止をいたしました。
🎤:軌道に乗ってきたと思った矢先のコロナ。。なかなかうまくは行かせてくれませんね。。
👨:本当にそうです。
🎤:コロナ後、活用再開したのが2023年と伺っています。コロナも経験された今大島さんから見て現状ってどう捉えてますか?
👨:今まで売上を作る基盤を作ってきて、一定それは出来上がったと思うので売上を縦に増やしていくフェーズですね!タワマンとかだって、地下に数メートルほってますが建て始めためちゃくちゃ早いじゃないですか(笑)あれと一緒です。一方で、組織化してやっていくタイミングでコロナ禍でもあったので、そういう意味では今が第二創業期じゃなくて、創業期だと思っています。
〜今後について〜
🎤:今後の組織やカルチャー作りで大事にしていきたいことってありますか?
👨:やはりチャレンジするカルチャーは大事にしていきたいですね。権限委譲はどんどんやっていきたいですし、あとは日本だけでなく世界を見ながら仕事する視野感も常に持てる組織にはしていきたいですね!今後BLC社で働かなくても、1社会人として大事だと思うんですよ。
🎤:大島さんから見てBLC社の社員で共通してることなどってありますか?
👨:海外経験をしてる人は多いですかねー!海外行って経験したからこそ、日本の良さを知ってたり伝えたいというような人が多いような。あとは日本が好きな人やシンプルに事業作っていきたいという人も多いような気がします。
〜最後に大島さんのプライベートにせまる〜
🎤:ここまで密度の濃いお話ありがとうございました。最後に大島さんのプライベートにも迫りたいのですが、大島さんはお休みの日は何してるんですか?
👨:コロナ前は仕事1本でめちゃくちゃ仕事してたんですよ。でも、コロナがあって暇になりゴルフをはじめたので、休日はゴルフはしてますね!
(ゴルフの時の大島さん。左手前)
🎤:接待ではなく、友達とかとですか?
👨:もちろん接待もありますが、休みは仲間と普通にゴルフです!あとは旅行ですかね!
🎤:大島さんこないだモンゴル行ってませんでした?笑
👨:モンゴル行ってました!本当によかったですよー!見渡す限り草原で地平線がずーーっと続いてる感じで凄かったです。遊牧民の生活体験もできて、普段できない経験ができました。
(モンゴル旅行の写真。一番右)
🎤:本当に長時間に渡り、今だからいえるあんな話やこんな話を語っていただきありがとうございました!!最後にこのストーリーを見ている方に一言あればぜひ!
👨:こちらこそありがとうございました。本当に僕らの会社はこれからです!マーケットもすごい伸びてますし、弊社の強みは旅行会社とのネットワークや団体客を囲い込めるところにあるので、ビジネスチャンスというかマネタイズポイントはたくさんあって、やりたいことがたくさんあるので、事業作りしたい人や日本の良さを知ってもらいたい人は本当に来て欲しいです!!!ぜひご応募お待ちしております!🙏
🎤:ありがとうございました!!
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