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グーグルからデートラマへ転職したその理由は?〜セールスエンジニアの場合〜

Datoramaには名だたる大手企業から転職し、活躍している人が多くいます。Datoramaの何が大企業で働く彼らを魅了し、Datoramaへの転職を決断させたのか?今回は、大企業の中でも多くの人が働きたいと願うグーグルからの転職を決断したEx-googlerたちに、その理由を聞くシリーズ第2弾です。

村越貴之 セールスエンジニア


Q: グーグル時代の職務と在籍年数を教えてください。

村越:トータル6年半在籍しました。キャリアは前半3年半と後半3年とちょうど半分に分かれています。

前半は、日本の検索結果の品質向上などを手がけるプロダクトクオリティー部門に所属しつつ、サイト運営者向けのグーグルフォーラムの運営を担当し、ユーザー投稿のモニタリングや社員の公式見解の投稿、さらにイベント登壇などしていました。

また最後の1年は広告製品の審査もしていました。広告審査データを分析し、入稿された広告を自動審査するルールを作成したり、AdWords API 新規開発者の審査も担当していました。

この仕事をきっかけに広告プラットフォームである DoubleClick Ad Exchange のソリューションズコンサルタントに異動しました。

技術コンサルとして、DSP(Demand Side Platform)の新規接続インプリから、接続したDSPがアドエクスチェンジを通じてより買い付けしやすいようにコンサルをしていました。

例えば、新規DSPがCTRが高い枠を買い付けたい場合、どういう設定をすればいいのかを具体的にアドバイスしていました。これには広告の知識はもちろん、RTB(Real Time Bidding)を実現するためのサーバーやプログラムの知識が必須なので、エンジニアリングのスキルも求められる仕事でした。

ちょうど前半は検索関連、後半は広告関連、間に二つの領域を繋ぐ仕事をしていました。おかげで、デジタル広告&マーケティング知識を身につけられました。

Q:グーグルを退職し、デートラマ入りを決断した理由は?

村越:ざっと5つ理由があります。

1. スタートアップであること、2. 自分の持つ課題の解決、3. セールスエンジニアへの興味、4.製品の良さ、5.人の魅力、この5つです。

まずスタートアップで自分の実力を試してみたいという思いがありました。それでも数多あるスタートアップの中からデートラマを選んだのは、グーグルで多数のお客様からダッシュボードを作成したいというニーズを伺いながらも、それをグーグルでは解決できないという課題感を持っていたからです。

私はグーグルの社内用ツールでダッシュボードを多数作成し、時にお客様向けにデータをまとめる用途でも作成していました。

お客様からは「自分たちでも作りたいのですが、どんなツールがいいですか?」と相談を多数受けていました。当然ながらグーグルの社内用ツールは提供できません。目前に課題があるのに解決できないもどかしさを感じていました。

また、お客様からは多数のツールの相談も受けていて、その中の一つがDatoramaでした。そこから興味を覚えたのが最初です。

その後、デートラマでセールスエンジニア(SE)を募集していると知り、SEの仕事にも個人的に大いに興味をそそられました。

そして実際に面接で見たプロダクトの良さに感銘を受けました。グーグル製品が素晴らしかったので、他社でも本当に高品質なプロダクトを販売したいと思っていたので、Datoramaの良さには驚きました。

自分でダッシュボードを作成していたので、面接時には質問リストを携えて、あれこれ質問しました。グーグルのツールではできないことが色々あったので、自分がやりたいのにツールの制約でできないことをリストにしてたんですね(笑)。

そうしたら、「あ、これもできるのか。え、こんな簡単に!」と製品の良さにすっかりまいりました。

そして、面談で会ったメンバーに魅かれました。この人たちと一緒に仕事をしたいと。

この5つの理由で入社を決断しました。グーグルを辞めることへの未練はなく、次のステージを楽しみにしていました。

Q: デートラマとグーグル、規模が大きく違いますが共通点はありますか?また違う点は?

村越:自由で働き方のカルチャーは似ていますが、仕事の進め方では大きく違いがあります。

グーグル時代はグーグルの仕様を基準に、お客さん側に合わせてもらっていました。

一方Datoramaでは、お客様の要望を軸にDatoramaでどう実現するかを考えています。またデートラマでは日本からの製品リクエストに対するグローバルの反応が非常に速くて驚きました。

エンジニアとのリアルな距離の近さ、フィードバックから実装までのスピード感は圧倒的です。グーグル時代は日本からのリクエストはあまり多く反映されなかったので、その差は歴然です。

Q: グーグルで学んでデートラマで取り入れたいことはありますか?

村越:Googler to Googler(g2g) プログラムはデートラマでも実践してみたいです。外部の講師を呼ぶのではなく、社員同士でプログラミングやマインドフルネスを教え合う会です。業務に直結しない趣味特技をお互いに教えるような会があってもいいですね。

Q: デートラマでのチャレンジについて教えてください

村越;個人と業務、それぞれにチャレンジがありました。

個人的には自分だけの1人チームで、SEチームとして、かつ個人としての目標を決めることは初めての経験であり、チャレンジでした。

POC(Proof of Concept、製品の概念検証)からの案件成約率の向上などKPI自体を自ら定め、達成していくのは大変でしたが、やりがいがありました。

業務としては要件定義の難しさがあります。Datoramaを導入しようと検討しているお客様なので、データ統合・分析の重要性は分かっていらっしゃいます。

一方で、データをどう料理して、何を目指すのか、データをどう見たいのか、そうしたゴール設定がなかなか定まらない場合があります。

その全体設計をサポートしていくのは良いチャレンジになっています。何よりお客様の課題を理解し、寄り添い、お客様目線での提案が重要です。そこは現在も試行錯誤しながら進めています。

Q: デートラマで働いていて最も気に入っていることは?

村越:全部門の距離感が近いことですね。日本は17人でワンフロアに集まって、マーケティングやクライアントサクセスに何か話を聞きたいと思えばすぐ聞けます。グローバルもSlackで聞けばポンと回答がきます。この距離感は良いですね。

Q:改めてデートラマの魅力とは?

村越:オンライン・オフライン問わず多種多様なデータが多く扱えることが楽しいです。グーグル時代はグーグルプロダクトに関わるデータのみでしたが、今は調査データから売上まで扱えます。

またそうしたデータを保有している企業が各業界のトップ企業で、その企業の課題解決をサポートできることが魅力ですね。

お客様に寄り添って、一緒にデータを見ながら解決方法を探り、サポートできます。

特に企業の中でデータを扱うチームや部署はデータを武器に新しい事を仕掛けようとしている方々多いので、そういう方と働けることも大きな魅力です。

そして、チームメンバーです。入社理由でもお話したように、メンバーが魅力的だったことが入社動機のひとつです。社内外で魅力的な方々と働ける、それが魅力ですね。なんだか魅力の繰り返しになってしまいましたが、本当です。

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