「クラシル」のアプリダウンロード数2,000万突破、dely開発部でのAdvent Calendarの実施など、2019年の締めくくりにむけて慌ただしくも充実した日々を送るdely開発部。
dely noteでは全3回にわたって「delyのエンジニアチームを徹底解剖する」インタビューを公開しています。
先日の第1回はAndroidチームにフォーカスし、「完璧じゃないからこそ、自分がつくる手応えがある。」 クラシル開発者インタビュー【Androidチーム編】を公開しました。
第2回は様々なバックグラウンドを持ったなiOSエンジニアチームのふくさん(写真左)・takaoさん(写真中央)・nancyさん(写真右)の3人にお話を聞きました!ぜひご覧ください:)
【プロフィール】
写真左
名前:斉藤謙一
ニックネーム:ふくさん (鈴木 福くんに似てることから)
前職は4人ほどのファッション系スタートアップ。立ち上げから従事し2019年2月にdelyに入社。
写真中央
名前:堀口貴央
ニックネーム:高尾山 (たかおさん)
前職のSIerに2年7ヶ月ほど在籍。2017年11月にdelyに入社。
写真右
名前:仲西渉
ニックネーム:nancyさん
大手グルメサービスを運営する企業に2年6ヶ月在籍し2019年10月にdelyに入社。
人を幸せにするサービスにかかわることができる点と裁量をもって比較的自由に開発できる点がポイントだった
- 大企業・SIer・スタートアップ、と全く異なる環境からdelyに飛び込んだ3人が集まるiOSチーム。delyに入社したきっかけを教えてください。
nancy
前職は大手のグルメサービスを運営する社員数1,000人ほどの大企業で働いていました。仕事自体はとても楽しかったのですが、裁量をもって自由に開発をしたい、という思いが強い分、大企業ならではの開発する時の制約がだんだんと負担だなと思うようになってしまって。裁量をもって自由に開発したいなと思っていた時に登録していたエージェントからdelyを紹介してもらいました。
前職も食系のサービスでクラシルも食のサービス。クラシルのサービスミッションである「80億人に1日3回の幸せを届ける」が表しているように、食は老若男女誰にでも必要なものだし、だからこそ食のサービスは人を幸せにできると思うんですよね。
人を幸せにするサービスにかかわることができる、という点と裁量をもって比較的自由に開発できる、というポイントが刺さって入社を決めました。
ふく
僕は現在VPoPである奥原のリファラルで入社しました。もともと知り合いだったのですが去年の秋頃から毎月のように「delyにきませんか?」とラブレターのようなアツいメッセージがきて(笑)
delyは僕が尊敬する孫さんのソフトバンクが出資している会社ということもあり前から注目していたんですが、「そろそろちゃんと返事しないとなー」と思って奥原ととりあえず会うことにして、そこで話を聞いてみたらあれよあれよといううちに面接が進んで今に至ります。
takao
僕は執行役員の柴田からスカウトされたことがきっかけですね。delyを知ったのはアプリ版クラシルがリリースしてすぐの頃。オフィスに遊びに行った時にCTOの大竹からInstagramのUI/UX設計について技術の面はもちろん、デザインやグロースハックの観点からアツく語られたんです。
エンジニアなのに、という言葉が正しいかはわからないですが、プロダクトや事業など、鋭い洞察力でこんなに考えぬいているエンジニアがいるんだと圧倒されました。人に惹かれて入社をきめましたね。
一人ひとりの1日の生産性が高い環境。現場裁量が大きいのはベンチャーだからこその醍醐味だと思う。
- delyに入って驚いたこと・ギャップを感じたことはありますか?
nancy
事業やプロダクトの変化のスピードはやはり違うなと思います。前職と比べ、開発チームの人数はそんなに変わらないのですが、プロダクトをリリースして効果検証するまでのリードタイムが短いことはかなり大きな違いでした。
大企業だとやはり多部署の制約などもありリリースするまでに結構時間がかかるんですがdelyの開発部はユーザーに真の価値を届けるためにPDCAサイクルを早く回すことが大事、というカルチャーです。これはベンチャーだからこその醍醐味な気がしますね。
takao
やっぱり現場裁量が大きいところだと思います。実はクラシルのサービスが大きくなってから一時期、僕ひとりでiOSの開発を任せてもらっていたことがあったのですが、仕様の相談や機能開発、リリースの管理まで一人で行っていたので一気に多面的な力がつきました。普通の会社だったらこんな経験、なかなかできないと思うんですよね。
現在は3人体制で開発を行っていますが、上から降りてきた仕様を実装するだけのような動き方をすることはなく、むしろ他の職種のメンバーと要件定義の段階から議論をしています。どういう方針でプロダクトを作っていくかを自分たちで考えられるのは楽しいですよね。
ふく
delyの開発チームはスプリントを1週間に設定していて、iOSチームでも原則週に1回リリースをするようにしています。特にスプリントは普通の会社だったら2週間くらいで設定することが多いと思うんですが、1週間(=5営業日)に設定することで1日あたりの生産性がかなりあがるんです。
おそらく1日を1/5営業日と考えるか、1/10営業日と考えるかで、1日に出さなければならない価値の重みが変わってきたのかなと。だからかな、delyに入ってから時間の密度が濃い気がするんですよね(笑) 入社から10ヶ月目なんですがもう1年半くらいいる気持ちです。
世の中の流れや社内の出来事を自分ごととして捉え、行動やプロダクトに反映できる「自走できる人」と働きたい
- 今後さらにプロダクトとしても組織としても成長していくフェーズですが、どのような人と働けるともっとチームとして加速していくと思いますか?
takao
「自走できる人」だと思います。噛み砕くと世の中の流れや社内の出来事を自分ごととして捉え、行動やプロダクトに反映できる人、でしょうか。
iOSチームをはじめdelyの開発部ではマーケティングの部署やデザイナーなど他の部署・職種と調整しながら自分たちで機能の仕様を考えたり開発したりしています。
その分、コミュニケーションも多くとる必要があるし自分たちから動くスタンスも求められます。調整能力、といってしまうとネガティブな印象をもつ方もいらっしゃるかもしれませんが職種や部署を横断して動く分、解像度高く会社全体のことを考えられるようになるしユーザーさんからのフィードバックやプロダクトの成長は直接的に自分たちの成長につながるんですよね。
まだまだ発展途上のサービスですが、より多くの人の課題解決ができるようプロダクトを伸ばしたいなと日々思っているので、ぜひ同じ思いを持ってくれる人と働きたいです。
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以上、dely iOSチームのインタビューをお届けしました。次回はサーバーサイドエンジニアチームを徹底解剖予定です!お楽しみに〜!dely開発部やiOSチームに興味がある人はこちらからぜひご連絡ください;)
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【第1回 Androidチーム編はこちら】
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