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クリエイターとキュレーターの関係

おはようございます!
三井滉平です。

demmpaという会社で、個人のキュレーションメディア「knower(ノワー)」を運営しています。リンク+コメントで簡単にあなただけのまとめを作ることができるサービスです。

▼サービス詳細はこちら
https://hello.knower.jp/

今日は大門のスタバより書いてます。やっぱりカフェだとやる気が爆上がりするのはすごいですね。なんだかんだ、リモートワークは生産性が下がってしまう気がします。

さて。
今日は「クリエイターとキュレーターの関係」というテーマで、以前から思っていた事をつらつらと書いてみます。ちょっと抽象的な内容になるかもしれません。

世は総クリエイター時代

以前から「国民総発信時代」や「国民総クリエイター時代」といった表現が使われていて、もう聞き慣れている表現かもしれません。YouTube、TikTok、voicyやstand.fm、note、各種SNSなどなど、誰でも簡単に色んなコンテンツを色んな媒体で発信できるようになりました。

テレビ放送や新聞しか発信できなかった時代からしたら個人が無料でいつでもどこでも発信できるはまさに革命で、マスから個人の発信へと急速に時代は進んでいきました。

そんな中、ちょっと前からNewsPicksで「クリエイター経済圏」系の連載が始まりました。Twitterがクリエイター経済圏に舵を切ろうとしている的な切り口から、今後ますます発展していくクリエイター経済圏はどうなっていくのか、みたいな内容が書かれていました。

ざっくり言えば、ここで書かれていることは総クリエイター時代2.0とも呼ぶべき内容で、個人が発信力を得て広告費で稼ぐ時代から、個人が発信してダイレクト課金で稼ぐ時代への変化が進んでいるって感じでした。

もっと言えば、substackなどのニュースレター、Twitterのスーパーフォローなどなど、1万人へのリートではなく、熱狂的なファン(課金してくれる人)1,000人を獲得したら生きていける時代になっていくよということです。広告費時代はリーチ数勝負でしたが、ダイレクト課金時代は深さ勝負になっていきます。

そんなこんなで、今後ますます個人の時代、個人が誰でもクリエイターになれる時代になっていきます。

ツルハシはどこだ?

そんな時代の変化の中で、ゴールドラッシュにおけるツルハシや鉄道会社はどこだ?と考えている自分がいます。

すごく有名な話で、昔アメリカのゴールドラッシュが起きた時に一番儲けた人は金の採掘に群がった人ではなく、金の採掘に群がる人向けのビジネスをした人(ツルハシ作ったり、輸送用の鉄道整備したり)って話です。

これは現代のビジネスでも当てはまるはずで、やっぱりメインストリームは圧倒的な強者がゴリゴリ進んでいくので、その時代の流れで、みんなの目線が向いてる先で、必ず訪れる需要を探して、そこに対して準備をしておけば、いずれくるその時に一気に階段を駆け上がることができます。

例えば、総クリエイター時代の横で、リンクツリーなどの自分のSNSリンクや作品のリンクをまとめることが出来るサービスが伸びています。TwitterもInstagramもプロフィール欄に一つのリンクしか入れれないので、そこにリンクツリーのリンクを入れて、そのリンク先から色んなページに飛んでもらおうって感じですね。

こんな感じで、僕らも総クリエイター時代が訪れる中で、絶対に生まれるであろう需要に対して、サービスを提供していきたいなと思ってます。

総キュレーター時代?

というわけで、自社サービス(knower)の話です。

実は、1月19日のプレスリリースの際にこんな文章を書きました。

■キュレーションは次の時代へ

キュレーションメディアのブームから数年が経ち、数年前のブームの主役だったサービスが終わりを迎えているのも事実です。

しかし、流通情報量が右肩上がり&消費情報量が横這いの現代において、自らの手で全ての情報を摂取することは難しくなってきており、キュレーションコンテンツの需要がどんどん上がってきているように感じています。

新たなキュレーションコンテンツは、今までのように特定の会社が時間とお金をかけて作成する形ではなく、個人の手に渡っていくと僕らは信じています。Instagramにもまとめ機能が実装され始めたように、「個人(SNS)×キュレーション」の時代が始まろうとしています。

国民総クリエイター時代の今、多種多様なコンテンツが毎秒凄まじいスピードで作られています。無名から一気に評価されるコンテンツがある一方で、多くのコンテンツが評価を得ないまま姿を消していきます。

インターネット上の無数の情報の中から、独自の価値観に基づいて情報を収集・整理し、シェアすることで、"あなただけ"が知っている価値あるコンテンツが社会に広がっていきます。

いつの時代も、クリエイターの横にはキュレーターがいました。

国民総キュレーター時代が今、始まります。

そう、僕は総クリエイター時代とは、情報爆発が加速しまくる時代であり、作品数が多すぎてクリエイターと受け取る側の最適マッチングがなされない時代だと思ってます。もちろん、YouTubeなど、サービス内のアルゴリズムによって一定解決される問題ではありますが、クリエイティブプラットフォームとマッチングプラットフォームは別じゃないと本当の意味での最適マッチングはできないと思ってます。

ややこしいですね。

クリエイティブプラットフォームとは、YouTubeやTikTokなどの発信媒体です。で、例えばYouTubeのアルゴリズムは当たり前ですが、YouTube内の動画の最適マッチングで、TikTokの動画がおすすめされることってありませんよね。

ただ、ユーザーからしたら自分が見たい動画が見たいのであって、その媒体がYouTubeでもTikTokでもNetflixでもなんだっていいわけです。これは多分、自社でクリエイティブを促進していないマッチングのためのプラットフォームじゃないと難しい機能だなと思うんです。(全然うまく表現できてる気がしない、、。)

なので僕らは、キュレーションのプラットフォームとしてknowerというものを作っています。それが実現できれば、あらゆるプラットフォームで生み出されるコンテンツがknowerを通して広がっていくというポジションが築けるんじゃないかなって思ってるからです。インターネット上に流通を作ってるみたいな。

ちょっと抽象的な話になりましたが、クリエイターが増えれば増えるほど、キュレーターの役割も大事になってきて、クリエイター(自分で作る)兼キュレーター(誰かを紹介する)にみんながなっていくんかなと思ってるって話でした。

そのためにコツコツknowerを伸ばしていきます。

***

というわけで今日はそんな感じです。

おわり。

▼各種リンク

○サービスLP
サービス概要や新規登録ができます。
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