トップスリーに聞きました。「電通アイソバーってどんな会社ですか?」(前編) | new graduates
2020年に卒業を控えて就職活動をしている皆さんへ向けて、電通アイソバーがどんな会社なのかを知っていただくために、電通アイソバーを最もよく知る3人 ――代表取締役社長CEO 得丸英俊、取締役CO...
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2020年に卒業を控えて就職活動をしている皆さんへ向けて、電通アイソバーがどんな会社なのかを知っていただくために、電通アイソバーを最もよく知る3人 ――代表取締役社長CEO 得丸英俊、取締役COO 荒川友宏、取締役 田中信哉に話を聞いてみました。
前編では電通アイソバーの社風や環境について、この後編では電通アイソバーの未来について語っています。
聞き手:塚岡雄太:出版社→制作会社→ウェブサービス運営会社と渡り歩いて、現在はフリーランスでウェブコンテンツの編集者/ライター。
――では次は、ちょっと目線を未来に向けて「10年後の電通アイソバー」がどうなっているか、お聞かせください。
荒川:今すでに、クライアントの経営そのものにデジタルが深く関わっています。デジタルは付加価値ではなく、経営そのものを変革しうるもの、成長のために必要なものになっていますよね。
なので、いま主にお付き合いしているデジタルやマーケティングの部署だけでなく、経営企画や事業部のような、さらに上のレイヤーで一緒に経営課題を考えていけるような会社でありたいと思います。
田中:この目まぐるしく変わるテクノロジーの世界で、それに追いつき、追い越すような感覚を持ち続けていないといけないと思います。
一方で、テクノロジーを追いながらも、エンドユーザーがそれを実際に使う際の“手触り”のようなものまで深く考えないといけません。生活者が何を感じ、何を考え、何を見ているのか、それが見えている会社でありたいです。
得丸:私がこの会社に来て今ちょうど10年なのですが、当時はまだiPhoneも浸透していなかったし、クラウドなんていう言葉も一部の人が使っているだけでした。SNSがこれだけ影響力を持つようになるとも、多くの人は考えていなかった。
10年という時間は、それだけ多くの変化をもたらすものです。
今、私たちはマーケティングやコミュニケーションを主な領域として仕事をしていますが、これもメディアやテクノロジーの環境が変わることで変化を求められるでしょう。
そのとき、いかに柔軟に対応するかという変化対応力を鍛えること。これが10年後の私たちを左右すると思います。
――変化対応力とは、具体的にどのような力なのでしょう?
荒川:僕はよく「目的と手段」という言葉を使います。たとえば「サイトリニューアルしたい」とか「LINEを使いたい」とか、そういう手段ありきのご相談もありますが、実際にはその奥に「目的」があるはずなんですよね。その目的をしっかりと見極めてみると、最適な手段が最初のオーダーとはぜんぜん違うということもありえます。
そうやって、手段ではなく「目的」をスタート地点にして考えるクセをきちんとつけておくと、おのずと対応力が身に付くんです。つまり、ひとつの手段に頼らなくて済むということですよね。それこそが変化対応力ではないでしょうか。
―― さきほど、田中さんからは「生活者のことを考えること」が必要だとありました。それも手段ではなく目的で考えるということですね。
荒川:そうですね。同時に、会社のことだけでなく、一人ひとりのキャリアをきちんと考えて、個の成長と会社の成長をリンクさせることも変化対応力を身につける上では非常に重要だと考えています。
――このインタビューもそろそろ終盤です。いま、入社を検討されている方に向けてメッセージをお願いします。
荒川:僕自身が就職を考えたときに、幅が広い人間になりたい、頭の固い人間になりたくないという気持ちがありました。
そういう意味では、いろいろな業界や人との出会いがある広告業界はぴったりですね。また、電通アイソバーがメインのフィールドにしているデジタルの世界は変化のスピードが非常に速いので、常に新しいことを模索する必要があります。頭を柔らかく、あれこれと想像して思考するクセが身につくでしょう。
若手でも打席につくチャンスがあるという話がありましたが、実践を通じて身に着けた経験や考え方は一生の宝になるはずです。ぜひチャレンジしてみてほしいですね。
田中:社内の豊富な情報を通じて、社会の新しい仕組みに触れながら成長できると考えます。
そして、さまざまな得意分野を持った仲間と議論しながら新しい発想を得ることもできる。この環境はなかなかないでしょう。そういったことに興味のある人なら、ぜひ仲間として一緒にやっていきたいです。
得丸:デジタルやITに関して、日本は中国やアメリカに遅れをとっているのは事実としてあるんですが、世界に出てみると、実は、日本はデザインの国として評価されているんです。
文化的にディティールへのこだわりが強いというのもあるのでしょう。気の配り方がすごい。そういう文化から、素晴らしいサービスやプロダクトのデザインを作ってきました。これが今、世界的に注目されています。これを活かせば、改めて日本という国、産業が世界を代表する気がしています。
日本から世界に新しい価値を発信してくぞ、という野心を持っている方が集まってくれると嬉しいですね。
――では最後に。アイソバーグローバルのコーポレートメッセージである「Ideas without limits」の「Ideas」を何か他の言葉に代えて、これを読んでいる皆さんへ電通アイソバーがどんな会社か伝えてください。
得丸:「Design without limits.」ですね。デザインって、要するに課題解決なんです。枠にとらわれずに企業の課題解決をする、そういう会社だと思います。
田中:私は「Life without limits.」です。「自分はこんなもんだろう」と考えずに「こんなこともできるかもしれない」と将来や人生について想像力豊かに考えることのできる会社だと思います。
荒川:「Growth without limits.」としたいです。非常に幅の広い仕事を経験できるので、本人のやる気さえあれば、いつまでも成長できる環境がある会社です。
社長の得丸さん、取締役の荒川さん、田中さんへのインタビューを通じて感じたのは、電通アイソバーの成長環境の豊かさでした。圧倒的な情報量、若手も積極的に現場に立てて、しかもいつでも相談ができるチャレンジングでフラットな社風。
一方で、3人から繰り返し出た言葉が「本人のやる気があれば」。環境は整っているから、あとはその環境をいかに使うかが問われるのでしょう。
この恵まれた環境で自分自身が成長するイメージが湧くなら、新卒で電通アイソバーに入社することは素晴らしい選択になるのではないでしょうか。