電通アイソバー新入社員が先輩にインタビュー!どうやったら先輩のようになれますか?(前編)

これから電通アイソバーへ入社される予定のみなさん、そして、就活中で社会に出る準備をしている皆さんにとって、社会人1年目の先輩がどんな悩みや疑問を持っているか、気になりますよね。

そこで今回は、今年の4月に電通アイソバーへ入社したばかりの谷口が、入社3年目の神田と2年目の清水に疑問や悩みをぶつけるインタビューを敢行!

さて、先輩社員のふたりは、1年目にはどのような業務を行い、どのようなことに苦労していたのでしょうか?

神田真美(新卒入社3年目)
2017年新卒入社。メディアプランニング・運用を経験した後、ストラテジストとしてマーケティング戦略の策定に従事。得意領域は、定性調査や、ユーザー視点のコミュニケーション設計(ペルソナ・カスタマージャーニーマップの作成)、KPI設計など。国内外の幅広いクライアントを担当。

清水麗子 (新卒入社2年目)
2018年新卒入社。エクスペリエンスデザイン1部所属。学部では建築を学び、もっと人とのインタラクションをデザインするため、大学院のメディアデザインに進学。大学院時代は人の五感を通して、VR空間と人の行動のインタラクションをデザイン。電通アイソバーに入社後は、コミュニケーションデザインとエクスペリエンスデザインを担当。

谷口寛(新卒入社1年目)
2019年新卒入社。早稲田大学を卒業。
現在クライアントとの交渉・調整を担当するエクスペリエンスマーケティング1部所属。

「We are the CX Design Firm. 」 について先輩社員は、顧客体験をどう考えてる?

谷口:今日はよろしくお願いします!
早速ですが、当社のビジョンに「We are the CX Design Firm.」というものがありますよね。この「CX」(※1)について考える機会は業務の中ではどれくらいありますか?

神田:毎日!

清水:うん、私も毎日。

神田:今、あるサービスの案件に携わる中で、現状は作り手であるクライアントの想いが強すぎて、CXの観点からはユーザーが置いてけぼりになりそうな状況なのね。でも本当は、実際に利用するユーザーにとって使いやすいサービスであるべきだから、たとえば「専門用語が多すぎる」とか「ボタンがクリックしづらい」、「必要な情報にたどり着けない」みたいな顧客視点を理解する必要があるかな、と思う。これが、要するに「カスタマーエクスペリエンス」を考えるということじゃないかな。常に仕事の基本になってる。

清水:私も、仕事として考える前に、まずは自分自身が1人のユーザーとしてどういう体験をしたいか、そのためにはどこを改善すればもっとよくなるのか、みたいなことを日常的に考えるようにしてるかな。
たとえばペットボトルのお茶1つにしても、「なぜこの形なのか」「なぜこの容量なのか」「どういう形ならもっと持ちやすいのか」ユーザー目線で考えるようにすると、自分の日常すべてがインプットとして活きてくる。
日々自分が体験しているものが全て、より良い「エクスペリエンスデザイン」に繋がっていくヒントなのかも。

谷口:なるほど……。改めてですが、おふたりは現在、具体的にどのような業務をされていますか?

神田:私は、戦略策定をするビジネスデザイン部という部署でストラテジストとして働いています。最近携わっているのは、あるクライアントのデジタル戦略をたてるための事前調査や、ターゲットの設定、そのターゲットへのコミュニケーションの設計とかですね。

清水:最近の仕事は、コンテンツの企画がメインかな。それ以外に、音楽フェスの仕事もあって、参加前から終演後まで、観客の皆様にとって各段階で「どういう体験がいちばん良いのかな」と考えながらを設計して、印象に残ってます。

谷口:え、面白そう!音楽フェスの仕事はどういった経緯でやることになったんですか?

清水:1年目の時にソーシャルメディアを活用したコミュニケーション企画をする部署でイベントの集客をする、っていう課題と向き合ったのがきっかけ。最終的に、SNSだけじゃなくてイベントでの体験を含めた全体の設計を通じてユーザーの方がどう動くかもプランニングできて学ぶことがたくさんあった。

※1「CX」: 「Customer Experience(顧客体験)」の略。「CX Design」は「顧客体験のデザイン」という意味で、クライアントの顧客であるユーザー・消費者の「体験」をデザイン(設計)することで課題解決しようとするアプローチのこと。

先輩社員が1~2年目に苦労していたことって?

谷口:おふたりは今、2年目と3年目ですが、今の業務に就くまでのことを教えてください。

神田: 1年目の頃は、お世話になっていたトレーナー(※2)さんがメディアプランニングの業務をしている方だったので、私もペイドメディア(※3)のプランニングを主にやってましたね。

当時担当していた化粧品ブランドの新商品発表にあわせて、「広告のターゲットはどう設定するか」「どのタイミングでどのメディアに広告を出すか」っていう提案とか。
2年目になってからはよりビジネスデザイン部が扱う大きな戦略設計に関わる仕事が増えてきて、2年目の前半には大きなプロジェクトがどのように進むかなど、PM(※4)の方を勉強させてもらった。2年目の後半では専門性のある業務が増えてきて、大きなプロジェクトの中で調査をしたり、戦略をたてたりできるようになってきた感じ。

清水:私は、1年目のときはSNS上でどのようにエンドユーザーとコミュニケーションを取るかっていうプランニングをしていました。ターゲットが若い人ならLINEかな、とか年齢層が上の方ならFacebookかな、とか。その上で、SNSの種類によってコンテンツの表現を変える必要があるから、そのプランニングも。
2年目になってからはSNSだけではなくリアルな場での設計に参加することが増えてるね。SNSはプロモーションの手段としてもちろん大切だけど、リアルタイムにインタラクティブな仕掛けができて、しかもリアクションがすぐに確かめられるリアルな場にしかない学びも多いな、と実感してる。

谷口:神田さんは、1年目の業務の中で苦労したことや難しかったことはありますか?

神田:うーん……、そうだなぁ。1年目まではペイドメディアのプランニングの一部分にしか関わっていなかったこともあって、「私のこの業務が、最終的にどこへつながっているんだろう」みたいなことが理解できていなかった部分もあるんだけど、2年目にPMの方について勉強させてもらって全体を俯瞰する位置から見させてもらえたのは本当によかった。
広告の話だけじゃなくて、広告で誘導した人たちをどのLP(※5)に連れて行くのか、その上でクライアントのサービスをどのように使ってもらうのか、みたいな課題が見えてきて霧が晴れた感じ。でも同時に、それだけの広範囲を把握するのは大変だったけどね。

谷口:把握するためにどのようなことをしましたか?

神田:色々な部署を横断していたプロジェクトだったから、それぞれの人がどういう仕事をしているのかを見るようにしていたかも。
それから、「あの担当者の方とコミュニケーション取る必要があるな」と思ったら、「今こういうスケジュールで進んでいます」とか「こういう目的があって、あなたにはこのタスクをお願いします」とか、背景や状況まで伝えた上で、相手が動きやすいように工夫してこまめにコミュニケーションを取るようにしていたかな。そうすることで、自分の理解にも繋がっていたって感じ。

谷口:先輩に話しかけるのは緊張しませんでしたか? 僕はまだどうしても緊張してしまって。

神田:プロジェクトのメンバーがフレンドリーだったこともあって、そこまで緊張することはなかったかな。でもコミュニケーションの仕方は工夫するようにしてた。たとえば伝える情報の「粒度」を考えながらコミュニケーションを取ったりして。
この方はこういう立場だからここまで背景を説明しておいたほうがいいんだろうな、みたいな。ま、わからないなりに考えてみたり。

※2「トレーナー」:電通アイソバーでは、新卒1年目1人につき先輩社員1人が「トレーナー」としてつく制度があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。(リンク:https://www.wantedly.com/companies/dentsuisobar/post_articles/153802

※3「ペイドメディア」:料金を支払って広告や記事を掲載してもらうメディアのこと。ここでは、掲載料を支払って広告掲載してもらうメディアのこと。

※4「PM」:Project Managerの略。プロジェクト全体を統括する立場の人。

※5「LP」:Landing Pageの略。広告を見たユーザーを誘導するリンク先ページのこと。ターゲットや目的に応じて複数用意することが多い。

新人時代から「自分の専門分野」を身につけるまで

谷口:神田さんは3年目で、お話を伺っているとかなり重要なことも任されているという印象です。専門的なスキルはどのようにして身につけていったのでしょうか?

神田:いやいや、私なんてまだまだだけど…(笑)。
戦略策定の部署では、ユーザーの調査やさまざまなデータの分析結果から仮説を立てることが求められるから、1~2年目はまず、必要とされているスキルとその時に私が持っているスキルを照らし合わせることから始めたね。

先輩に助けてもらいながら、「今は調査のスキルを身につけよう」とか「今度は仮説を立てる練習しよう」とか。その時々で必要なスキルを身につけていった。その中で「自分はこれを専門にしていこうかな」というものも見つかっていったと思う。

谷口:なるほど…。清水さんは今2年目ですが、1年目と2年間の大きな違いはありましたか?

清水:1年目の時はほんのごく一部しか見えていなかったな、と思う。自分のタスクが終わったら終わり!みたいな。
でも2年目になってから少しずつ全体が見えるようになって、自分のタスクがどこまで影響するのかも見えた上で、たとえばデザイナーさんにお願いをするときにも「こういう目的があってこういうタスクをお願いします」というように、相手が仕事に取り組みやすい依頼の仕方ができるようになった。

谷口:僕は配属されてまだ1ヶ月しかたっていないので、まさに「ごく一部しか見えていない」状態です。まだまだ全体が見えるようになれるとは思えないんですが、どのように気をつけたらいいと思いますか?

清水:1年目は色々なプロジェクトに参加することがあると思うから、どんどん利用したほうがいいよ!
私は1年目の時に「プロジェクト体制図」がどれだけ大事なのか全く分からなかった。せいぜい自分のタスクに関わる人を意識しているくらいで。
でも2年目で全体を俯瞰して「PMの人はこういう役割」「プランナーはこういう役割」っていうのを知ると、デザイナーさんや協力会社との関係性が理解できることが分かってきたの。
だから、今から体制図を意識して、自分の立ち位置を把握しておけば、自分のやるべきことがおのずと見えてくると思うよ。

谷口:ありがとうございます。意識するようにします……!

広告業界ならではの情報収集、成長のための工夫は後編で!

先輩社員の1年目・2年目での仕事ぶりを聞きながら、アドバイスをうける谷口。いろいろと勉強になったようです。今はわからないのが当然。でも、先輩たちが「今となっては…」と語りだす言葉はとても参考になりますね。

後編では、広告業界ならではの情報収集の仕方のアドバイスや、より成長していくための工夫を聞いてみたいと思います!

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