事業会社で仕事をする意義は
「1人でするよりも熱い想いを持った仲間と作る方がより良いサービスができ、お客様やその先にいる人々の幸せや喜びに繋げられること」
前回の記事では、そんな想いを掲げているダイヤモンドファンタジー代表井上の、創業に至るまでの波乱万丈なキャリアについてご紹介しました。
今回の記事では、経営に対する考え方が変わったターニングポイントや、今後の展望について聞いていきたいと思います!
ダイヤモンドファンタジーについて
ー現在軸となっている、3つ事業について詳しく教えてください。
1つ目の事業は、WEBマーケティング事業です。ポータル・SNS・アドネットワークなどの多岐にわたるメディアから、アフィリエイト、SEM、SEO、インフルエンサーマーケティングなど、お客様のマーケティング課題をワンストップで解決するためのサービスを提供しています。
2つ目は、ITソリューション事業です。
100名ほどの体制で、JavaやPHP、Go、Pythonなどサーバーサイドの開発を中心に、デザインやWebディレクションまで、幅広い領域で受託開発や技術的なサービスの提供をしています。
そして3つ目が、自社サービス事業です。弊社では、女性のためのモニターサイト【PROMO】と、フリーランスエンジニア向け情報サイト【HORNO】を運営しています。社員の声でサービスが生まれ、企画、開発、運営までを行っています。
今後は、世の中に必要とされる、お客様が喜んでくれる、サービスをとことんこだわって作っていきたいです。その結果、売上や自分たちのサービスレベルアップにつながっていけば良いと思います。
経営者として大切にしている価値観
事業会社で仕事をする魅力は、一人では成し遂げられないことも、熱い想いを持った仲間と共に、より良いサービスを提供していくことで、お客様やその先にいる人々の幸せや喜びに繋げられることだと思っています。
ただお金を稼ぐだけなら、自分ひとりで株式投資や仮想通貨で良いんです。でも自分たちは、
WEBサービスやIT技術を通じてお客様をサポートしたい。事業を通じてお客様の笑顔を見たい。
ホントそれに尽きると思います。
経営に対する考え方が変化したターニングポイント
最初はとにかく人材を採用して売上をあげていくという方針で、事業を拡大していきました。目的は売上の為です。ですが、売上だけを追い続けていると、虚無感にかられはじめました。
売上は右肩上がりでも、お客様に本当に良いサービスを提供できているのか?
果たして売上を追う事だけが、みんなのキャリアに紐づいているのか?
そういったジレンマを感じながらも、売上を失ってしまう恐さから、その方針を続けました。
そんな中、同業種の尊敬する先輩経営者のオフィスに遊びに行った時です。
そこの会社さんは上場準備の最終期にあたるので、話も聞かせて頂きたいと思い伺いました。そこで目のあたりにしたのが会社の仕組み、センス抜群のサービス設計、従業員さんのスペックの高さ等、会社として圧倒的にレベルの差を感じました。
これが、上場前の会社さんのレベルなんやと、そういった光景を目にし、肌で感じた瞬間、自分の経営方針や判断が否定されたと痛感しました。
「これでは、アカン」と。
もちろん、売上を追う事はとても大事なことですが、それが目的ではなく、あくまでお客様からの評価の一つやと。
「事業をやっている以上、本質なのは、お客様の為になる、笑顔になるサービスを如何に届けられるか」自分たちも今すぐに数字だけを追うステージから脱却しなければならない、と気づくことができました。
この時から事業の本質ではないことは、絶対にしないと心に決めましたね。
事業戦略としても、内製化できる部分は全て行い、とにかく「サービスにこだわる」方針に切り替えました。
「数字は追うものではなくてついてくるのも、数字がついてこないものはサービスではない」
この出来事がきっかけで、そういった考え方に頭が切り替わりましたね。社員に伝える言葉も変わりました。
創業してから10年以上が経った今、より事業を拡大していくためには、ここの想いや理念を、社員に根付くまで伝え続けていきたいと思っています。
今後どんな人と、どんな会社を作っていきたいか?
まずは、「事業を通じで世の中に貢献していくこと」ここに対して同じ志を持ち、サービスにとことんこだわる仲間とチームを組み、事業を創っていきたいですね。
仕事に熱を持ってやり遂げられて、仲間とお客様に感謝と敬意を持てる人。仕事を楽しんでいないと相手にも伝わってしまいますし、自分の為だけに頑張る人では、限界があると思っています。
基本理念にもあるように、優秀かどうかよりも、人間味がある、素敵な人に、僕をはじめ社員にもそうなって欲しいと思っています。
また、サービスをより良くするために、これからの10年はどんどんチャレンジをしなければいけません。
そのためにはチームとして、様々な経験や勉強、ユーモアな発想を磨くことを大切にしたいと思っています。
「最高のブランドを作りたい」
「ダイヤモンドファンタジーにお願いしたい」という熱狂的なファンが沢山いる会社にしていきたいです。
自分達の世界観をもっと発信していけるように、会社として、もっともっとレベルを高めていくために、
会社の根幹である企業理念の一部を再制定していますので、また改めてお話しできればと思います。
株式会社ダイヤモンドファンタジーでは一緒に働く仲間を募集しています