「ミッションとバリューを当たり前」に。UIデザイナーの挑戦

2020年1月、当社のエントランスと会議室の様子ががらっと変わりました!壁に当社のMissionとValueを描くというこの試み。YYCのデザイナーである青野さんが、計画から実施に至るまでを担当し、素敵に仕上げてくれました!青野さんも空間デザインは初めてとのことで、いろいろな苦労があったようです。今回は話をもらってからできあがるまでの過程と、MissionとValueのデザインに込めた想いなどをみっちりと聞いてきました!

MissionとValueをどう表現しよう?と考えた

―青野さんの普段のお仕事を教えてください。

青野さん:2018年の8月にデザイナーとして入社し、Poiboyチームにジョインしました。その後2019年の夏にYYCチームに異動しました。主にUIデザインの策定ですが、企画や提案をすることもあります。2年目となる今年は、施策やサービスにもっとコミットすることになると思います。

―UIデザイナーの青野さんがアサインされた経緯を教えてください。

青野さん:社長の津元さんから「青野さん、壁にMissionとValueを描こうと考えてるんだけど、どう思う?」と聞かれ、軽く説明されたあとに「それじゃあ、あとはよろしく」という感じで突然始まりました。なんで自分が指名されたのかもよくわかりません(笑)。ただ去年から経営陣が中心となって「MissionとValueの浸透」に力を入れているので、その一貫ということはすぐに分かりました。

話をもらった時の率直な感想は2つ。「空間系のデザインはやったことがないけど、大丈夫かな?」という不安な気持ちと、「壁に描くって楽しそう!」という楽観的な気持ちでした。 デザイナーとして、社内の文化づくりの一端を担える光栄な機会。積極的に取り組もうと思いました。

目指したのは、ミッションやバリューが「スッ」と入ってくる日常感

―「壁に描く」ことを青野さん自身はどう捉えて、デザインに落とし込んでいったのですか?

青野さん:壁に「文字を描く」ということは、MissionやValueを社内外へ「宣言すること」なんだと解釈しました。

そこで先ず最初に取り組んだのは、目的の確認、コンセプトの設計とデザインの方向性の決定です。これらを資料にまとめ、社長にOKをもらったのち、具体的なデザインに落とし込んでいきました。

デザインを決める過程では、Netflixや雑誌などでできるだけ情報収集をしました。他社のオフィス事例も見たのですがDiverseらしさがどうしても出なくて。白やコンクリートなど無機質でシンプルな装飾がトレンドっぽかったのですが、Diverseはもともと暖かみと色合いのあるオフィスにしようと設計されているので、しっくりこなかったんです。ただ、海外のオフィスを見てみたら大胆に色を使っているものがあって、「これだ!」と(笑)。それに背中を押された感じで、思い切って色を配置することにしました。

―なるほど、それでカラーを入れたのですね!Misson、Valueそれぞれの具体的なコンセプトを教えてください。

青野さん:まず大切にしたのは、全体的な統一感です。それぞれのValueの個性は際立たせながらも、1つのストーリーがあるように見せたい。このバランスが難しかったですね。「Diverseらしいか」にも気をつけました。

コンセプトという意味では、Missionは、エントランスで、かつオフィスの中でも一番目立つ箇所にペイントされるので「宣言」の意味合いが強いと考えました。そこで大切にしたのが「読みやすいこと」「印象的であること」の2点です。長い文章でもスッと頭に入って、かつ記憶に残ってもらえるように、大きさやフォントの種類を変えて印象的になるようにしたいと思いました。

ただこれは難易度が高かったので、「タイポグラフィを専門にしている方を探す必要があるな」と考えました。タイポグラフィのデザインができ、サインペイントの実績があり、かつ愛を持って取り組んでくれそうな方をSNSで探していたところ、Modern Twist Signsの中原さんを見つけて。彼にお願いすることにしました。素敵に仕上げてもらえて、大満足です!

一方Valueは社員が使う会議室の壁へのペイント。「しっかり読む」より、「体感する」ことにフォーカスし空間的に色を置くようにしました。Valueそれぞれのコンセプトは以下の通りです。

Mission Driven:みんなで山を登ることをイメージ

「遂行する・一致団結する」ことをイメージ。会社のみんなで高み(山)を目指して登ろうという意味で、山のような斜めの形にしました。色はDiverseのコーポレートカラーである緑を選びました。文字はしっかりとした意志を感じさせたかったので、他のフォントよりも太いものを使っています。

Be Professional:陶芸の器を作るシーンをイメージ

「スピード感を持ってアウトプットを出し続けよう」という定義をもとに、抽象度を高め、「自分にしかない価値を上げていく」「情熱」と解釈。「自分にしかない価値」とは、「自分の能力を知っている」ということ。つまり、「自分の能力の輪郭が描ける」ことになるのかな、と。そこから、「輪郭線を磨きあげていく」というさまを「陶芸作家さんがろくろで器をつくりあげていく」さまになぞらえ、「円」をモチーフにしました。
また、高みに向かっていく情熱を、内側から暖かくなるようなサンゴカラーとかすれ度合いが大きいフォントで表現しました。

Fail Fast:刀でザクザクと切るイメージ

Fail Fastはとにかく「切れ味よく、まずやってみよう!」ということにフォーカス。そこで物事の速さや、軽やかさをイメージしました。Fail Fastは「失敗を恐れずとにかくチャレンジしてみよう」というものですが、闇雲にやればいいというものではありません。「次の成功につながるチャレンジだったか?」というある種の「切れ味」を加えて、日本刀で切る時のさまをイメージしました。カラーは軽快感のある黄色を使用。文字もペンでサッと書いたようなフォントにしました。

MissionやValueに愛情を持って浸透してほしい

―それぞれのデザインにValueやMissionの想いがたっぷりと含まれているんですね…!社内のみんなからの反応はどうでしたか?

青野さん:「かわいい!」「おしゃれ!」と直接言ってくれる人もいましたし、SlackのDMでコメントしてくれる人もいました。私も想像以上に出来が良かったなと思います。もうあの文字がなかった頃の壁が思い出せないくらい(笑)。壁に描いたことで、よりMissionやValueに対して愛情を持って浸透していったらいいなぁと感じています。

今後はこの壁がSNSでアップされたり、記事の写真の背景に使われたりと、オフィスの象徴の1つになってくれたら素敵だなぁと思っています。

―実際に業務を受けてみて感じたこと、気付いたことってありますか?

青野さん:デザインの基礎は、空間もグラフィックもUIデザインも同じだなと感じました。コンセプト設計をする、インプットをする、難しいものは依頼する、自分の目で見て決断する、といったことですね。空間デザインはWebと違ってやり直しが効かない。だからこそ図面だけで判断するのではなく、現場でフォントの大きさや位置を測って微調整を重ね、最終的には自分の目を信じて決めました。図面上の見え方と、写真での見え方って、実際の見え方とでは全く違うんです。その辺の微調整をしようと、社員がほぼ帰ったあと会議室に一人こもって、黙々と作業に没頭していた時もありましたね(笑)。最後まで手を抜かず、現場での最終調整といった一見地味な作業が実はとても重要なんだなーと思いました。

―最後に、これから会議室等を使うみなさんに、メッセージをお願いします!

青野さん:Mission、Valueが浸透するのはこれからだと思っています。今後はひとりひとりがMission、Valueを自分の業務の具体的なシーンに落とし込んで言語化することが大事かなぁと感じています。こういったことについてみんなで話せると、前向きな気持ちが生まれてくる気がするので、今回のプロジェクトがそのきっかけになれたら、とても嬉しいです。

―「最初は戸惑いましたが、やってみると案外楽しくて、自分の幅を広げられるチャンスとも思った」と話す青野さん。当社にはさまざまなことにチャレンジできる場がありそうです…!

青野さん、お話しいただきありがとうございました!

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