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エンジニア向け勉強会「Drecom Tech Espresso」第5弾開催レポート! 今回のテーマは「ゲーム業界最前線 2018年とってだし情報」

Drecom Tech Espressoとは

「Drecom Tech Espresso(ドリコム テック エスプレッソ)」は、ドリコムが開催する技術勉強会です。
定期的に実施をしてきた社内勉強会に外部の方も参加いただくことで、交流を通じたより活発な情報共有・学びの場となることを目指し「Drecom Tech Espresso」はスタートしています。また、エンジニアやプログラマーのみならず、デザイナーやプランナーの皆様にも参加いただき、様々な領域・職種に関するテーマを設けることで、幅広い情報共有、学びの場となることを目指しています。

今回のテーマは「ゲーム業界最前線 2018年とってだし情報」

2018年3月26日(月)に開催した「Drecom Tech Espresso」第5弾では、株式会社アカツキ様、KLab株式会社様、株式会社ミクシィ様(登壇順)から技術責任者をお招きし、弊社を合わせた4社で「ゲーム業界最前線 2018年とってだし情報」と銘打ち、各社の最新情報についての勉強会を行いました。

登壇者紹介(登壇順)

各登壇者の発表テーマと印象に残った言葉をピックアップしてご紹介します。

株式会社アカツキ
VP of Engineering
湯前 慶大 氏

「POの役割を見直していたらゲーム開発の手法を最適化していた話」というタイトルでお話いただきました。プロダクトマネージメントトライアングルという図式を用いて「ユーザー」「デベロッパー」「ビジネス」という3つの要素の橋渡しをする役割についてご説明いただき、ユーザーとのコミュニケーションの壁を見つけてそれを解消したプロセスなど具体的な方法についてご紹介いただきました。

【印象に残った言葉】
プロダクトマネージメントトライアングルという抽象化した概念を用いることでプロダクト全体の見通しが良くなりました。今後も各チームに展開してプロダクトの最適化を図っていきたいと思っています。


KLab株式会社
上席執行役員
中根 良樹 氏

「ゲーム開発の専門分業化について」というタイトルでお話しいただきました。
効率を求めてゲーム開発の専門分業化を行った結果、起こってしまった弊害をどのように解消していったかを具体的な事例を挙げてご説明いただきました。

【印象に残った言葉】
自社に入ったエンジニアには成長してほしいという思いがあります。過度な専門化は個人の可能性を狭め成長の阻害要因にもなり得るので、事業の効率化とエンジニア個人の成長のバランスを大切にしています。


株式会社ドリコム
白石 久彦

「2017=>2018」というタイトルでドリコムの技術スタックをご紹介しながら、弊社の概況についてお話しさせていただきました。

2017年を振り返ると、サーバーサイドではこれまでのRubyだけではなく新たにPHPの開発ラインを設け、多くのリリースに対応した1年であり、2018年はHTML5を用いたゲームプラットフォームの運用に対応すべく、サードパーティー向けのSDKを作ることや、ネイティブアプリの開発経験を活かしてブラウザに対応したゲームを作っていくことがメインになりそうとのこと。

最後は「ブラウザゲームはネイティブゲームとツールは異なるが構造は同じなので、UnityやCocosでネイティブゲーム開発の経験があり、今後ブラウザゲームやりたいという人がいらっしゃいましたらぜひドリコム採用担当までお声がけください。」という言葉で締めくくりました。


株式会社ミクシィ 執行役員
XFLAG スタジオ 開発本部 本部長
村瀬 龍馬 氏

「友達や家族とワイワイ楽しめる“アドレナリン全開”のバトルエンターテインメントを創出し続ける。」というXFLAG スタジオが掲げるミッションを実現させるための取り組みについてお話をいただきました。各スマホアプリの技術スタックに加えて、マーケティング施策のノウハウについても「モンストBINGO(モンスト年末年始キャンペーン’17-’18で実施された賞金総額4億円のビンゴ大会)」や「十二支再競争(実際の動物達が競い、十二支を再び決めるゲームと連動した企画)」など、実施したイベントのエピソードも交えてお話いただきました。

【印象に残った言葉】
モンストのユーザーさんは(ゲームプレイ動画ではなく)「モンストをやっている風景」をツイートしてくれる方が多い。これは、「バーベキューのようにみんながワイワイ楽しんでいける場を創っていきたい」という、私達の提供したい価値がユーザーの方々にも受け入れられているのではないかと捉えています。

パネルディスカッション

ここからは弊社白石がファシリテーターを務め、株式会社アカツキの田中 勇輔氏、KLab株式会社の中根 良樹氏、株式会社ミクシィの村瀬 龍馬氏がパネラーとなり発表では聞けなかったことをディスカッション形式でざっくばらんにお話いただきました。

「各社の不正アクセス対応について」、「インターネットサービスとゲームサービスの違い」、「AR・VR技術の今後について」、「18年の展望について」など話題は尽きず、続きは懇親会へと持ち越されました。

懇親会

セッション終了後、ドリンクを片手に立食形式での懇親会を行い、参加者のみなさまと業種・職種を超えた活発な意見交換で盛り上がりました。

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