【創業インタビュー】大学生起業家がプレゼン・事業計画ほぼなしで1000万円の資金調達をした話

DUO採用担当の本田です。

2017年2月8日に公開したインタビュー記事「COO 渡辺にインタビュー!大学で出会った親友と共同創業を決意した理由とは?」にて、COO 渡辺より企業の第一歩である資金集めについて、とても面白いエピソードがあると伺ったので・・・。今回はそのエピソードについて語ってもらいました。



企業での就業経験0だった大学起業家の2人がどのように資金調達を行ったのか。ぜひ最後までご覧ください!

プロフィール

塚本 大地(Daichi Tsukamoto)

1993年、大阪で生まれ幼少期をカナダで過ごす。小学校から横浜へ移住、その後大学まで打ち込むこととなるサッカーに出会う。大学在学中、部活をする傍ら共同代表である渡辺と共にWebサービスを複数リリース。大学4年次に株式会社DUOを設立し、CEO(最高経営責任者)に就任。翌年名古屋大学工学部を卒業。


渡辺 稜太(Ryota Watanabe)

1992年生まれ、愛知県豊橋市出身。名古屋大学工学部卒業。大学3年次より共同代表である塚本と共に複数のWebサービスの構築・運用を経験。大学4年次に株式会社DUOを設立し、COO(最高執行責任者)に就任。得意のマネジメント力を生かし、会社運営のディレクションを行う。


どのようにして資金調達を始めたのですか?

ー“とりあえず”から始まる投資家との出会い

塚本:
もともと僕たちは資金調達の仕方を全く知らず、ただなんとなく「会社を始めるには1000万くらい必要だなぁ~」と思っていました。当時はVC(ベンチャーキャピタル:ベンチャー企業へ投資する会社)という存在があることさえも知らず、「お金持ちを紹介してくれる人が集まるIT系の飲み会があるらしい」という不確かな情報を頼りに、とりあえずその飲み会に参加してみたんです。

渡辺:
その飲み会で自社のビジョンやモチベーションを話す、”30秒プレゼン”というものがあったので、当時は会社なんてなかったけれど、とりあえずやってみました(笑)そしたら一人のおじさん(30代男性)が興味を示してくれて、「君たち何やってるの?」と聞かれたので、「なにもやってません!お金持ちを探してます。名古屋で1000万円くらい貸してくれる人が必要なんです!」と伝えたところ、「わかった。おもしろい。貸してくれる人を紹介してやる。」と言われました。今思えばこれがスタートでした。


まさかの飲み会がきっかけだったのですね。その後はどうなったのですか?

ーフットサルを通して恩人 Yさんと出会う

渡辺:
声をかけてくれたおじさん自身が貸してくれる訳ではなく、「貸してくれる人を紹介する」とのことだったので、最初はあまり信じていませんでした。おじさんと何度かご飯を食べに行ったりして仲良くなってきた頃、ある日突然「人を紹介したいから、フットサルに来い」と言われました。

本田:
ふ、フットサル?

渡辺:
指定された場所に行ってみたら、とある会社の社長さんがいました。ついにお金持ちを紹介してもらえた!と思ったのもつかの間、その社長さんから「僕はお金は貸せないけど、もしフットサルで3点決めたら、Yさんという人を紹介する」と言われました。

Yさんが一体誰なのかも全く分からないまま、とりあえず塚本が3点決めちゃって、社長さんはまさかの骨折(笑)約束通りフットサルの翌日にYさんを紹介してもらいました。僕たちのせいで足を骨折しながらも、Yさんを紹介してくれたあの社長さんは絶対に忘れません(笑)

こうして僕たちは株式会社DUOの創業にかかせない存在となったYさんと出会いました。当時、存在も知らずにいたYさんは名古屋では有名な会社の社長さんでした。

本田:
なんて波乱万丈な・・・。塚本さんが青春時代を費やしたサッカーはきっと全てこの日のためだったのですね。


Yさんとはその後にどのようなやりとりをされたのですか?

ー事業計画すら作れない僕たちに、期待をかけてくれたYさん

塚本:
もちろんすぐに1000万円を貸してくれたわけではありません。初めてお会いした日なんて、僕たちのあまりの無計画さに怒られてしまったくらいです。これから1000万円もの大金を借りようというのに、当時の常識知らずな僕たちは事業プランやプレゼン資料などを一切持たず、その日初めて会った人に「1000万円貸してください!!!!!」とお願いしたのです。その結果、当然ですがすぐに帰らされました。

2回目にお会いしたときは、小学生が作ったような、ベンチャー業界史上最低レベルのプレゼン資料を持っていきました。あまりにも適当な事業計画を見て、Yさんが爆笑していたのを覚えています。内容に関してはもちろんダメダメだと一蹴。実際めちゃくちゃでしたからね(笑)

結局、その日は事業計画に関する話はほとんどせず、僕たち2人の将来の夢などについて勢いに身を任せて話したら、「今の君たちに事業計画をきっちり作るのが無理なことくらい分かってる。そんな状態でも自信があるのなら、お金を出してあげてもいいかな」と言ってくださいました。

今思えば「突撃したら投資してもらえた」っていうのは少し珍しいパターンだと思います(笑)

本田:
確かに、そのような資金調達のエピソードは聞いたことがありませんでした。

塚本:
今回の話の一番面白いところなのですが、実はYさんは僕たちの会社の株を1%も持たずに、しかも無利子で、1000万円を貸してくれています。

本田:
えっ!?1000万円も出してるのに持ち株0!?しかも無利子!???

塚本:
そうなんです。このような会話をしてYさんにはお願いしました。

「(塚本)株は1%も持たれたくないから個人貸付にして欲しいです!」
「(Yさん)まあそれでもいいけど、金利とかどうするの??」
「(塚本)0%で!!」
「(Yさん)それ僕になんのメリットがあるの??笑」
「(塚本)全くないです。孫を育てると思って...」

わがまま言い放題の交渉で、投資という形でなく1000万円を個人名義でお借りすることになりました。

渡辺:
具体的な年数は言えませんが、超ロングスパンでの返済、なおかつ金利0%でお借りしました。超優遇措置ですね。しっかり返ってくる可能性がかなり低い上に、Yさんには何もメリットもないという…(笑)

本田:「孫を育てると思って」最強の交渉文句ですね。Yさんの心は海よりも広いということが分かりました。


そんな変わった資金調達のエピソードを持ったDUOですが、今後どのような会社を目指していますか?

ー『世界70億人にインパクトを』多くの人々に価値を届ける総合IT企業に

塚本:
Yさんとも「今後もっと会社を大きくしていく」と約束しています。「いずれはバイアウトする」なんて言ったら、絶対に1000万円は貸してくれなかったと思います。

本田:
DUOの目指すところはどこですか?

塚本:
それこそエイチームさんやサイバーエージェントさんを追い越せるような、総合ITベンチャーへと成長することです!

2人の創業エピソードはいかがでしたでしょうか?破天荒かつ体当たりな2人の「やってみたら案外できる」という行動力がとても印象的でしたね。

DUOでは、「世界70億人にインパクトを」という理念の元、新規事業の立ち上げにも注力しています。少しでもDUOにご興味がある方は、ぜひオフィスに遊びにきてください!


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