2022年末、日本初のショートドラマアプリとして誕生して以来、急速に拡大を続ける「BUMP」。
こちらのストーリーでは「創造で挑戦できる世界へ」というビジョンの実現に向けて挑戦を続ける「社員」の実像に迫る「emole Member Interview」をお届けします。
Vol.2はemole初の正社員プロデューサー島袋響に、ショートドラマという新領域でプロデューサーを担う醍醐味やemole/BUMPならではの企画・制作の進め方を具体的に話してもらいました。
目次
ドラマプロデューサーへの第3の道
従来にない3分毎に創り続ける強いクリフハンガーと、“未”視聴者も惹きつけるドラマ企画
早くから裁量権を持てるからこそ、挑戦の濃度も、成長のスピードも違う
「人生の転機になった」と言われる作品を、ショートドラマで創る
プロデューサー 島袋 響(あだ名:しまぶー)
2000年生まれ、沖縄県出身。中学入学をきっかけにラジオ番組制作を始め、自主制作した番組は、500時間を超える。その後、コミュニティづくりに価値を見出し、SHIBUYA QWSやNEWPEACE社でのコミュニティ運営に携わるほか、企画会社「越境」にてインターンを経験。並行して、コンテンツ制作領域では、オンライン生放送学習コミュニティ「Schoo」や、ビジネス映像メディア「PIVOT」での映像制作、J-WAVEでのラジオ番組制作等を経て、2024年11月にプロデューサーとしてemoleに入社。合言葉は"超える"から始めよう✌
ドラマプロデューサーへの第3の道
ーー島袋さんは2024年11月の入社ですが、それ以前から業務委託として関わっていたんですよね。どんなきっかけでemole/BUMPと接点を持ったんですか?
直接接点を持ったのは、2023年の10月頃です。
20代残りのキャリアについて考えるところがあって、Wantedlyを2年弱ぶりに更新したタイミングで、DMが届いて。「ドラマのプロデューサーを探している、一度話をしないか」という内容でした。
ーーキャリアについて考えるところがあった、というのは?
年功序列も崩れ、ポテンシャルと専門性を自らの手で広げていかないといけない中で、残り6年ほどしかない20代の人生設計について考えていたんです。学生時代からの趣味も含めて「コンテンツづくり」を軸に音声・映像・活字、そしてコミュニティづくりと、熱中できることに取り組んできましたが、今いる場所で専門性を磨くか、領域を超えるような新しい挑戦をするか…、その分岐点にいたのが2023年末でした。
emoleやショートドラマアプリ「BUMP」については、その年の夏に代表の澤村が出演した「ReHacQ」の動画を見て共感できるビジョンだと感じていたのですが、仕事として「ショートドラマ」「ドラマプロデュース」に携わる可能性を考え始めたのはこのDMを頂いてからです。
ーーemole/BUMPでドラマプロデュースをすることを、最初どんなふうに捉えていましたか?
当時は週に2、3本、多い時には4本ほど映画館に足を運んで観ていましたし、ドラマも好んで見ていたので、「ドラマづくり」への漠然とした憧れはありました。「感動した…」とか「楽しかったなぁ」「人生の価値観変わったかも」と思えた作品のエンドロールに名前が載る仕事って、カッコいいじゃないですか…!
ただ、自分のキャリアに対する価値観とは合わない領域だとも感じていました。ドラマプロデュースに携わるルートって、ざっくり2パターンくらいあると思っていて。制作会社に入るか、新卒カードでテレビ局に入社してドラマ部に配属されるか。
いずれにしても、5-10年弱くらいかけてプロデューサーを目指すことになると思いますし、いわゆる“配属ガチャ”もあります。もちろん、ドラマプロデュースは幅広い知識と経験を求められるので、それ相当の年数がかかるポジションであることに納得感はあります。テレビ局にいたっては、枠数が増えたといえ、プロフェッショナルな諸先輩方もいる中で、挑戦できる枠に限りもあります。
一方で、これまで関わってきたスタートアップは、圧倒的にジョブ型です。結果を出していけば、既存の枠組みや年功序列といった常識を取っ払って、今の自分に1歩2歩先にある挑戦のチケットをくれる機会にあふれています。その中で常に戦ってきて、新たな挑戦を続けてきた自分にとって、「既存のレールの中で、時が来るのを待ちながらキャリアを築く。配属ガチャの運が悪かったらごめんね」という価値観は、“今”燃えている熱量が不完全燃焼なまま過ぎていく感覚で、どうしても自分の気質に合っているとは思えなかったんです。
だから「ショートドラマ」を「スタートアップで」、早くからプロデューサーとして裁量を持って挑戦できる、という第3の道に気づいた時には、その道があったのか!と思いましたし、ショートドラマ黎明期の今しかない切符を掴んで、飛び込んでみたい、と思ったんです。
従来にない3分毎に創り続ける強いクリフハンガーと、“未”視聴者も惹きつけるドラマ企画
ーーBUMPで最初に携わった作品は?
最初は「ReSTART」と「春になれ!」の2作品にAssistant Producerとしてほぼ同時並行で携わりました。これまでの経験を活かせる部分もありましたが、ショートドラマ特有の構造と考え方は新しい発見も多かったですね。その後、「旦那のアレ、もらってください」からはオリジナル作品のプロデューサーとして携わっています。
ーー「ショートドラマ特有構造と考え方」にも関連しますが、改めて今の業務内容を具体的に教えてください。
プロデューサーはショートドラマの企画から配信までの全工程に責任者として関わるので、実際の業務内容は本当に多岐に渡ります。BUMPではプロデューサーが幅広い範囲を担うので、脚本開発からキャスティング・ポストプロダクション・契約業務・宣伝施策など、実際に自分でも手を動かしながら周囲と協業して作品を完成まで持っていきます。大変でもありますが、2024年にヒットした作品は、数億回単位でSNS切り抜き動画が再生され、多くの友人から「見たことある」と言われるんです。そんなインパクトが作れるつくれるショートドラマに裁量大きく携われるのはやりがいと可能性しかないですね。
ーーBUMPのプロデューサーとして、特有の難しさはありますか?
私自身、いわゆるTVドラマ(1話20分〜40分×10話程度)の制作経験は無いので、あくまで関わる制作陣や監督と話す中で感じることですが、「ショートドラマ」だからこその特徴的な考え方・進め方があります。
まずはとにかく「短い」「早い」こと。1話3分しかないので、その中で、次も観たいと思える展開・飽きさせない構成が欠かせません。このクリフハンガーの早さ・構成の妙は独特です。
それから視聴習慣も大きく異なります。例えば、朝ドラを「毎朝観る」ことが習慣になっている家庭もあれば、帰宅後になんとなくテレビをつけた流れでドラマを観る人もいます。目当てのTV番組をTVerで視聴した後、そのまま回遊して新しい地上波ドラマを見始めるということもありますよね。日常的に使うデバイスやプラットフォームの中でコンテンツと接点を持ち、全編無料で視聴できることが多いと思います。
一方で、「ショートドラマプラットフォーム」は、ここ最近普及が進んでいるとはいえ、まだまだこれからの領域なので、普通に作って置いておくだけでは、視聴者が増えません。
そこでBUMPでは、切り抜き動画を日常的に使用するSNSで配信することでバズを生み出し、視聴者を惹きつける戦略で成長してきたのですが、これを成立させるためには、どこを切り抜けば再生数が伸びるのか、1話97コインの課金をして続きが見たいと思っていただけるかという感覚も持ちながら、作品づくりをする必要があります。日常的に使っているプラットフォームからアプリ「BUMP」に流入してもらうことを考慮に入れながらコンテンツを作る、というのもとても特徴的ですよね。
それから3分×30話が基本の構成なので、制作期間も短いというのがあります。限られた期限で納得ができ、かつヒットする作品を仕上げるプレッシャーは大きいですね。公開後は、自社でプラットフォームを持つ強みでもありますが、視聴継続率などの詳細に取得できるデータや、切り抜き再生数の伸びなども含めて振り返り、次の企画に活かす、というPDCAを回しています。
早くから裁量権を持てるからこそ、挑戦の濃度も、成長のスピードも違う
ーーBUMPのプロデューサーならではの「やりがい」や「醍醐味」を教えてください。
バラエティ・アニメ経済メディア、そしてドラマと様々な動画コンテンツがありますが、「ヒットコンテンツ」をつくるための構成要素が、ドラマは桁違いジャンルのひとつだと思います。
出発点となる「企画」はもちろんですが、各話3分ごとのクリフハンガー、切り抜いてバズるSNS戦略、キャラクターがハマるキャスティング、演出、撮影、編集、音楽などの総合的なクオリティが求められます。
考えるべきことが多面的で複層的で、だからこそ、従来の業界は10年ほどかけて習熟していく構造が生まれたのだと思います。
ですが、BUMPだと少数精鋭でもありますし、そもそもが新しい領域なので、まだまだヒットを構成する要素は、未開拓な部分も多いです。だからこそ、Day1からヒットをつくるために意見を求められる機会も多くありますし、「良いアイデアはやってみよう」という雰囲気があるなと感じています。
プロデューサーとなればなおさらで、最終決定の打席に立つ機会が早く、多いです。
これは大変でもありますが、従来の業界では得難いスピード感を求めている、20代から、挑戦の打席に立ちたい、自分の名前で作品を創りたいと思っている人にとっては、唯一無二な魅力がある環境ではないでしょうか。
ヒットプロデューサーへの道のりはそう簡単なものではありません。だからこそ、20代の“今”から全力でコミットするに値する領域だと思いましたし、それに見合う環境がBUMPにはあるなと思っています。
「人生の転機になった」と言われる作品を、ショートドラマで創る
ーープロデューサーとしての今後の目標は?
名作ドラマって何年も語り継がれますよね。自分としても、ショートドラマという市場で「これが代表作だよね」とか「決定版だよね」と言われる作品を作りたいです。
あと、ドラマではないですが、以前プロデュースしたコンテンツがきっかけで、出演者が様々な領域で活躍されたり、視聴者に「人生変わりました」と言っていただける機会があって、これがコンテンツに携わる醍醐味のひとつだと強く感じています。なので、出演いただく俳優の方や、監督、脚本家の方々が世に知られるきっかけになったり、作品が届く方々の日々がポジティブになる魔法のスパイスのような、そんな作品を創りたいというのもあります。「この作品が人生の転機になった」と言っていただけたら、創り手の一人として、これ以上嬉しいことはありません。
実際のところ、emole/BUMPでプロデューサーをやるからこそ、それができるんじゃないか、とも思っています。ここにはショートドラマプロデュースに関するノウハウ、例えば離脱率〜作品のどこで視聴者が離脱したか〜、切り抜き動画毎の再生回数〜どのシーンが特に刺さるのか〜など、今後の作品作りに生かせるデータや知見が豊富に蓄積されています。こういったデータはユーザーの反応を知るための強い武器になるので、今後のドラマプロデュースに存分に活かしていきたいと思っています。
ーー今後、さらにチームを強化していく上で、どんな方に入っていただきたいですか?
新しい市場を自分たちで切り拓いて行くフェーズなので、一緒に勝ちに行こうという熱量を持った方と仲間になりたいです。私自身もドラマ制作は未経験でしたが、コンテンツが好きで、制作が好きで、ショートドラマという新しい領域にものすごくワクワクしたからこそ飛び込んだので。
あとは「物怖じしない方」ですかね(笑)。プロデュースにあたって向き合うのは映画やドラマで経験豊富な親世代の監督や制作陣、ということも多いんですが、「ショートドラマ・プロデューサーとしての意見、”こうしたいんだ”という意思」を持たなければ、務まりません。関わる方々にリスペクトは持ちつつも、臆することなく率直に意見を言える芯の強さがあると、活躍しやすいと思います。
20代〜30代と、同世代の仲間が多いこともあり、連帯感を持って互いに支えたり、支えられたりしながら一緒に成長していける環境だと思います。
ぜひ、少しでも“ショートドラマ”が気になったら、BUMPを開いてみてください。“なんか面白そうだな”という作品をタップしてみてください。もしハマったら…、もし創り手としてこの作品を超えるドラマをプロデュースしてみたいと想像したら…、まずは扉をノックしてみてほしいです!ぜひ一緒に、ショートドラマ市場を盛り上げるコンテンツ・誰かの心を動かせるコンテンツを創っていく仲間になりましょう!