みなさん はじめまして、エナテックの榎並です!
今日はエナテックの機械加工について、どのような製品を生産しているのかも交えてご紹介いたします!
上の写真は産業用機械などに搭載されるエンジンのエキゾーストマニホールド(EXHAUST MANIFOLD)です。エキゾーストマニホールドとはエンジンの内部から出る排気ガスを一箇所に集めてマフラーに送り込む部分になります。排気ガスの通り道なので、ガスが漏れ出ないように超高精度(寸法公差1mm以下)での加工が必要になります。
とはいえ、機械加工・金属加工の世界では1mmよりも小さな単位で仕事をすることはそれほど少なくはありません。ただし、そういった仕事をする場合、通常は鉄(角ブロック・丸棒)がほとんどで、必ずと行っていいほど平らな面が複数存在します。
それに対してエナテックの素材はどうでしょうか?
こちらは鋳物と呼ばれる金属で(正確にはFC250などと呼ばれます)簡単に言えば一度溶かした鉄を型に流し込み冷やし固めたものになります。型は通常砂で形成されており、出来上がった素材も表面がザラザラしているのが特徴です。
このまま取り付けようと思ってもボルト穴は開いていませんし、そもそも取り付けられたとしても表面がざらざらで排気ガスが漏れ出てしまいます。でもこんなグネグネしているものを1mmよりも小さな寸法公差(バラツキ幅)で加工することなんて可能なんでしょうか…
それを可能にしてくれる道具が治具(ジグ)と呼ばれる固定装置なのです!
治具とはこの形状に合わせてしっかりと安定した加工を行えるようにしたもので、エナテックではこの道30年以上の超大ベテランを中心に治具制作部隊が存在します!治具はベテランスタッフの熟練の勘と経験、そして社内に蓄積されたノウハウに基づいて、実験と微調整を繰り返した末に制作されます。
この治具のおかげでエキゾーストマニホールドのような複雑形状でもしっかりと安定して精度の良い加工が出来るようになっています👍
エナテックはこの鋳物・複雑形状のものの加工を得意としており、なんとエナテックで製造された部品を載せたトラクターやエンジンは70年以上も前から世界中で愛されているそうです!
もし皆さんの中に金属加工に少しでもご興味がある方がおられましたら、お気軽にまずは機械の話からマニアックな話まで何でもお話くださいね。