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【社員インタビュー】人生の約1/3をエンプラスと共に

今野 瑠美(2009年入社) / 好きなVALUE「Act with Respect」


〇入社のきっかけは?

学生時代にアメリカに留学していて、1年間空港で働いていました。それがとにかく毎日楽しくて刺激的で、日本に帰国してからも航空関係の仕事に就きたかったのですが、ちょうどその頃日本での航空職は新規採用自体がほとんどなくて、このまま航空業界だけに絞っていてはちょっと難しいなと思ったんです。そこでちょっと視野を広げて、「英語を使ったお仕事」で探していたときにみつけたのが、エンプラスのフロントコンシェルジュのお仕事でした。正社員雇用もあるアルバイトの募集だったのですが、入社後約1ヶ月で契約社員のオファーをいただき、契約社員になりました。その後契約社員として1年働いて、正社員になりました。

〇フロントコンシェルジュとして始まったエンプラスでの仕事

当時エンプラスが運営を受託していたサービスアパートメントのフロントコンシェルジュのアルバイトとして入社し、程なくして契約社員になったのはよかったものの、入って数ヶ月で先輩社員が退職してしまい、フロントコンシェルジュとしての社員は自分ひとり。曜日や時間ごとに入れ替わるベテランアルバイトの方々に教えてもらう日々。正直不安しかなかったです(笑) とにかく必死でした。

〇自然と広がっていった業務内容

そのうち、フロントコンシェルジュとしての実務以外で、フロントスタッフのアルバイトの採用面接にも出るようになったり、アルバイトのシフト作成や管理なども任されるようになっていき、その延長としてサービスアパートメントの清掃関連のシフト管理や備品の発注、その当時あった、サービスの拡大について考えるサービスセクションに配属されるなど、業務内容がどんどん広がっていきました。

最初は勤務先が管理物件内だったので、本社に顔を出すのは月一の研修や定期的に行われていた社内イベントくらいで、エンプラスで働いているという意識が正直あまりなかったんです。エンプラスがどういう会社なのか、全体像もつかめていなかったのが、業務内容の拡大とともに少しずつみえてきました。

〇人事業務の機能を持つ部署の創設、そして突然人事に人事異動!

働きはじめて何年かたった頃、会社の人事的な部分を担当されていた方が産休に入ることになり、そんな事情を知る由もないある日、本社の会議室に呼び出されて行ってみると、役員2名が直々に待ち構えていらしてびっくり!何事だろう?!と思っているうちに、人事への異動を打診されました。

それまで、自分のキャリアについてすらもちゃんとしたビジョンを持てていなかったのに、そんな私が人のキャリアをも変えてしまうであろう、人事担当に!「いやあ、ちょっと…」とその場で怖気づいたのですが、「大丈夫大丈夫、今野さんなら大丈夫!」と根拠もなく満面の笑みを浮かべていらっしゃり、、(笑) 少し考える時間をいただくことにして本社を後にしました。

実は、私の父は新入社員から引退までずっと人事部一筋だった人なんです。この話には適任だろうと、軽い気持ちで父に相談したんです。そうしたら、もう大喜び(笑) 「人事の仕事とは」とか「人事のすばらしさ」とか「人事をやってよかったこと」を熱く語る父。今まで父と仕事の話なんてほとんどしたことがなかったのでとても新鮮で、同時にとても誇らしくもあり、「社会人人生でずっと人事の仕事をしてきた人がこんなに背中を押してくれるのなら、やってみようかな」という気持ちにさせてくれました。

こうして、突然の人事への異動のお話をお受けすることにしました。人事としてのキャリアをスタートさせる前に、「人事の”じ”の字」を教えてくれた父にはとても感謝しています。

〇人事の仕事とは?

そうして文字通り右も左もわからない状態でスタートした人事の仕事ですが、この当時は現在とだいぶ体制も違っていて社長と取締役に直属の上司としてついていただいていたので、何かあったらすぐに相談ができた上に、専門的な部分もわからないことがあればすぐに社労士さんに電話で確認できる環境。分かることの方が少ないという大変な状況で、切羽詰まったことも今考えるとたくさんありましたが、手厚いサポートのおかげで給与のことや労務のことなど、基本部分を全部相談して教えていただきながら知識をつけていくことができました。

昨年からは会社として広報により一層力を入れていくことや、採用活動の幅を広げるということでこのWantedlyも始動させ、人事・広報担当として日々活動しています。

〇社員のためになっている、と感じるときに一番やりがいを感じます

人事の仕事に就いてみて、色々と戸惑うことも多かった…いまだに多いですかね。今はもう少し冷静に対応できるようになりましたが、20代半ばの頃は社員から相談を受けた折に、理由をきいては感情移入して一緒になって泣いてしまったり(笑)

大変なことももちろんあるけれど、人事の仕事をしていて、自分の仕事が直接的に社員のためになっていると感じられるときが一番やりがいを感じます。採用活動を経て、入社した社員が活躍している姿をみたり、「エンプラスに入ってよかった」と言ってもらえるたびに、自分の仕事が社員のためになったのだと実感します。最近は広報の仕事をしている中で、掲載した記事に対する反響をもらうことや、読んでもらえていると感じるのも嬉しいです。

人事の仕事は”対お客様”ではなく”対社員”の仕事なので、お客様の声のように、反響が直接的な形として入ってこないのが常で、言ってみれば「当たり前のことをしている」という捉えられ方をされるものだと思っているので、あまり社員の反応を求めすぎないように、いい距離をとるのが人事としての私の立ち位置だと思っています。その分、経営陣に近い場所で、会社が向かおうとしている方向性に随一帆先を合わせられるように先陣を切って動いていくことが求められていると感じています。ときには経営陣と考え方のすり合わせをしたり、ときには社長の思いを代弁して発信したりという特別な役割を担っています。

事業部のように売上や収益という形で成果は残せなくても、自分が発信することや人事としての活動が会社全体として大きな視野で作用しているというのが大きなやりがいです。

〇今後のキャリアは?

働き方の面でいうと、今までは自分自身をコントロールすればいくらでもやりようがあったものが、子育てを通して自分ひとりではどうしようもできないことにぶちあたるという経験を通して、働き方の多様化について考えていく必要性を感じています。結婚、出産、子育て、転勤、介護…社員ひとりひとりがその出来事を迎えたときに一番いい働き方を選択肢として提供できるように、これからいろんな制度を整えていきたいと思っています。私自身は社会人になりたてくらいの頃、仕事もプライベートも、とにかく将来のことは漠然としたイメージでしか捉えられていなくて、「将来子供が生まれたら、自分の母がそうであったように外に働きに出ずに専業主婦になるのだろうなあ」というふうに思っていました。でもエンプラスにはいつの時代も産休育休、子育てをしながら仕事をする方々がロールモデルとしていて、子育てしながらでも正社員として働くのが一般的という時代の風潮も追いついてきて、そうこうしているうちに仕事の面でもキャリアアップしていきたいという思いが芽生えはじめて、だんだん考えが変わっていきました。なので、結婚を意識し始めたときには、エンプラスではキャリアも子育ても両立できるという確信がありました。

その後自分も産休育休を経てみて、大変な面ももちろんありますが自分らしく両立できています。ちょうど私が復帰した年から、エンプラスでも在宅勤務の制度が始まり、働き方の形がどんどん変わっている中で自分も、これから長期的に働いていけるという意識になっています。

課題といえば、育休から復帰後、1日6時間の時短勤務になったのですが、今までの8時間より2時間少ないだけなのにこんなにもやりたいことができないのか!という壁にぶちあたったこと。たかが2時間、されど2時間。業務の組み立て方や優先順位のつけ方に日々悩まされています。

〇好きなVALUEは「Act with Respect」

「Act with Respect」これは、人として最低限備わっていないといけないと強く感じるVALUEです。

人事として採用する人や会社で働く社員を見つめ続けてきて思うのは、思いやりがない人はどんなに仕事ができる人でも、どこか違うと感じてしまう。私自身も思いやりを持って人と接していきたいし、社員にも思いやりを持って人と接してほしいと思える大切なVALUEです。

もうひとつ、「Have Passion」は、その時々で消えたりついたりすることもあるけれど、常に自分の中に種火をおいておきたいVALUEです。新しい仕事に挑戦するときにも、たとえそれが苦手なことだったとしても、常に自分の中にPassionをともしていられたら、挑戦していく糧になると感じています。

〇これからエンプラスに応募してくださる方へのメッセージ

これからエンプラスに応募してくださる方に一番伝えたいこと。それは、「正直でいてください!(笑) 」採用者と応募者であっても、あくまで人と人としてのお付き合いが基本だと思っています。採用面接にいらっしゃる方はみなさん緊張しているのは痛いほど分かるし、リラックスして話せる雰囲気を作るのは私の務めであり課題です。自分のことをよく見せようと取り繕う必要はなくて、少しでもありのままの自分を見せていただけるように、それこそエンプラスのVALUEのひとつである「Be Equals」、対等な関係の中でお話が出来たらと思っています。ひとりでも多くの方に、エンプラスを知っていただけるよう、また、興味をもっていただけるよう頑張っていきます。

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