1
/
5

ファミコンの分解をきっかけにエンジニアを目指したゼネラルマネージャーの話【ENRISEの中のヒト#2】

エンライズコーポレーションという会社の魅力を知ってもらうための企画【ENRISEの中の人】。

当社で働く社員をご紹介いたします。

第2段はICTソリューション事業部のシステムエンジニアリング部と人財育成部の部長を兼任するGMの池田さんです。※GM=General Manager

エンジニアを目指したきっかけはファミコンの分解

ー なぜエンジニアを目指したんですか?

そうですね。まず、小学校では図工の授業など、モノ作りが好きでした。

ある時、熱心にやっていたファミコンでセーブが出来なくなり、カセットを分解をしたことがありました。

「作る」じゃなくて「分解」なので、モノづくりではないですが。

原因はボタン電池の劣化だったうようで、新しい単三電池とカセットを工作用の銅線で繋いだら上手く解決できました。何の知識も無いのに上手くいったのは嬉しかったですね。

今思えば、この体験で機械などの仕組みに興味を持つようになりました。と言いつつも、高校は化学を専攻しました。

ー 機械と違いますね・・・

でも大学は電子回路やプログラムも学べる機械制御工学科を専攻しましたよ。ちょうど、パソコンが一般に普及したこともあり、IT分野に興味をもっていて、卒業後はプログラマーになると決めていました。

その後、就職氷河期ということもったので苦労はしましたが、希望していたIT企業に入社できました。けれど、配属部署はプログラミングをする、いわゆる開発系の部署ではなく、サーバやネットワークを扱うインフラ系を担当する部署でした。

希望していたのとは違っていましたが「これはこれで面白そうだ」と思いチャレンジしました。

今はもうありませんが、仕事の現場は都内にあるデータセンターでした。上司と私の2名でサーバやネットワークの構築運用をしていました。大変な時もありましたが、新しいコトを学べていたので、楽しく仕事はできていました。

けれど、配属されてから1年程経ったころ、私だけの1人体制になってしまいました。幸い仕事は出来るようになっていたので、特段困るということもありませんでしたが、1人で仕事をしていると時々、寂しくなることはありましたね。およそ5年の間、無人島に一人で生活しているみたいでした。

今ある鋼鉄の心は、この孤独を乗り越えたことで強化されたのかもしれませんね。

ただ自分のペースで仕事を進められるし、設計・構築・運用・監視とインフラエンジニアとしての一連の経験を積むことができたので、結果としては良かったと思っています。

また、勉強をする時間も作るために、作業の効率化にも熱心でした。資格を取得したりと、新しい知識を蓄えることもできたのはラッキーでしたね。

「危機」は「危険(ピンチ)」と「機会(チャンス)」の両面があると言いますが、まさにそんな現場でした。

その後、別のデータセンターに異動し、それまでに身に付けたスキルを活かした業務効率化ツールなどの開発にも関わることができました。

仲間となるメンバーとの語らいがチャレンジする気持ちを起こしてくれた

ー エンライズコーポレーションに入社したきっかけは?

おかげさまで11年間、同じ会社に務めていました。ですが、良くも悪くもなのでしょうが、業務効率化をするあまり、残業をすることは殆ど無く、定時でササッと帰っていました。

一見すると、あまり頑張ってないように見られたんですかね、同期が出世するのを横目にしつつ、このまま同じ会社でキャリアを終えることに不安を感じるようになりました。

そんなことを思っている中、知人から紹介されたのがエンライズコーポレーションでした。

当時、設立して2ヶ月ぐらいしか経っていなく、今とは違って色々なモノが足りない状況でしたが、小さなオフィスで、小さなテーブルを囲んで、創業時のメンバーと会社の未来について語ったことで心が躍りましたね。この会社で色々なことを実現していこうと思いました。

直ぐに入社したい気持ちはありましたが、お世話になった会社のことも考えて、実際に入社したのは半年が経った頃でした。

入社後は、官公庁のプロジェクトに参画し、この時に初めてチームのリーダを経験しました。クラスターシステムを扱うチームで、自分よりも年上のメンバがいたこともあり、チームとして上手くまとめ上げるのに苦戦をしましたが、雑談や飲み会などの仕事以外でのコミュニケーションも図りながら、信頼関係をつくっていきました。

エンジニアとシステムエンジニアリング部と人財育成部の三刀流

ー 今の仕事を教えてください。

現場でエンジニアとして仕事をしながら、自社のシステムエンジニアリング部と人財育成部の責任者の仕事もしています。

現場では、AWSやAzureといったクラウドとオンプレミスの両方で構成されているサーバシステム運用のチームを担当し、クライアントや他部署との調整、運用設計、チームメンバのタスク管理などをおこなっています。

自社では、当社で最も所属人数の多いシステムエンジニアリング部の部長として組織マネジメントを、人財育成部では社員育成マネジメントに関わっています。

ー 3つを掛け持ちするのは大変ですね。

はい、大変です。

その反面、楽しさもあり、重要な役割なので、どれも全力で関わっています。現場と自社を繋ぐ大動脈的なポジションだと考えていて、現場の声を本部に、本部の考えを現場にと情報の流動性を高めるように動いています。部署を兼任することも同様のことだと考えています。

経営資源では、ヒト・モノ・カネ、そして情報がよく挙げられます。情報を上手く扱うことは、今の時代は重要で、これは会社間の取引など外部環境だけでなく、内部環境においては特に重要だと考えています。会社内の情報連携が上手くいかないと、大きな機会損失に繋がったり、身近なところでは人間関係の悪化にも繋がり、結果として良い仕事ができなくなる恐れが出てきます。

当社は、未経験からエンジニア育てるスキームがあるので、若手層を年間をとおして採用しています。規模の成長スピードがとても早く、勢いはありますが、その反面コミュニケーションエラーがおきやすくなっているのも事実です。なので、私を含めたマネージャ層やリーダ層は特に注意しています。

なので、仕事以外においてもイベントや社内クラブ活動などで、意識的にコミュニケーション機会を増やすようにしています。

それと、仕事におけるトラブル回避のためでなく、当社の若手層には私のような寂しい思いをして欲しくないというのもあります。やり甲斐のある仕事というのは仲間と一緒にするのが一番ですからね。そういった文化の会社です。

未経験~小学生まで幅広く育成を手掛けていきます

ー 今後についてはどう考えていますか?

当社には社内にエンジニア専門のアカデミー機関があり、これまでに多くの未経験者をエンジニアとして育ててきました。これを継続する共に、時代の変化に合わせてIT技術やビジネススキルをより効率的かつ柔軟に身に付けられる環境として高めていく計画です。

それと、小学生向けITリテラシー育成にも着手する予定です。すでに多くの機関・企業が子供向けのIT教育に関わっていますが、まだまだ足りていないのが現状です。育成に関していえば、実績とノウハウがあるので、これをより広く活用していく予定です。

ー 最後に一言。

当社には未経験からエンジニアになれる育成環境があり、努力すれば一人前になれます。事実、いまの社員のほとんどは、これまでエンジニアの仕事をした経験が無い人達が大半です。クライアントや上司、先輩、部下、後輩から称賛され、楽しく仕事をしたいという価値観の人には、ぜひチャレンジして欲しいです。

ー ありがとうございました。

エンライズソリューション株式会社では一緒に働く仲間を募集しています
2 いいね!
2 いいね!
同じタグの記事
今週のランキング
エンライズソリューション株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?