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採用スキル研究所:採用キャリアを考える【Part Ⅱ】

ようこそ“採用スキル研究所”へ

ここはEnvisionが運営する、採用スキルについて考えを深める研究所です。人事・採用領域のキャリアを持っている方々へ、ご自身の今後のキャリアがさらに豊かになるような情報を発信いたします。

#キャリアの特徴を分析(自社採用・派遣)

自社採用

自社採用でのキャリアを考えると、労務、新卒採用、中途採用、研修・教育など、大枠4つのキャリアパターンが考えられます。どれも使用するスキルが異なりますので、早い段階でどのスキルを磨いていくか判断することが必要です。

また自社採用の担当者にとって、最大の壁は、「ローテンション」ではないでしょうか。キャリアを自分で選択できる環境であれば理想的ですが、伝統的な企業では採用にやりがいを感じていても「異動」を避けることはできません。

しかし自社採用の担当者としては、採用した人材が社内で活躍する姿を見ることができるのは、最大の喜びであると言えるかもしれません。

派遣

派遣については、キャリアアドバイザーとしての知識が必要になりますのが「採用」というより、クライアントの要望と候補者の要望を一致させる、人材マッチングの要素が強くなります。期間が定められている雇用契約なので、人材の流動性が高く、マッチングもスピード感がある程度必要です。契約期間が短い場合が多く、クライアントや候補者との繋がりが比較的弱くなる傾向は否定できません。

一方、働き方も多様化する時代の中で、クライアントと候補者の希望がぴったりと合い、双方に喜んでいただけたときは、やりがいを実感できるのではないでしょうか。

また、視点を変えて雇用形態が「派遣」である場合の、採用キャリアについても考えてみましょう。派遣は、企業の空いているポジションを埋めるために利用されるサービスです。大手企業に派遣され、正社員を目指せるとうたっている場合でも、現実的には厳しい場合が多いようです。クライアントとの関係性も一過性のものになってしまい、キャリアアップが少し難しい環境であることは否めません。

#キャリアの特徴を分析(人材紹介・RPO)

人材紹介

人材紹介は、人事領域でも「営業」に分類される職種です。法人担当(RA)・個人担当(CA)で分業されるパターンや、両面で対応する会社と運用方法は様々です。成果報酬型のビジネスモデルため、入社が決まらない限り収益が上がりません。従って、売り上げ目標がついてまわります。売り上げを追うあまり、強引な斡旋になってしまう事例も耳にします。

やはり、人と人が繋がるビジネスですので、クライアントと候補者の双方が良い関係性を築き、喜ばれるような紹介ができた時、最良な仕事となり「やりがい」に繋がるのではないでしょうか。

RPO (Recruitment Process Outsourcing)

採用アウトソーシング(RPO)は、近年注目され多くの企業が導入を開始しています。日本では「採用代行」のイメージが強いのですが、本来のRPOは「採用コンサルタント(スペシャリスト)」としてend-to-endで採用をサポートします。クライアントである企業に入り採用をサポートするため、「派遣」と間違えられる方もいますが、RPOと派遣では根本的に異なります。

RPOは「採用スペシャリスト」であり、スキルをサービスとしてクライアントに提供します。そしてクライアントとパートナーであり、単に空いているポジションを埋めるものではありません。クライアントともに目標・課題を改善し、成果を生み出します。

派遣を採用業務の実行者と例えるなら、RPOは採用戦略の実行者となります。採用のエキスパートとしてクライアントへアドバイスを行い、理想としている候補者と現実的な部分を判断・具体化できるのが、RPOです。企業力やブランド力など総合的に判断し、会社としてベストな判断ができるようなサポートをしていきます。

最近では、社内採用や人材紹介の経験者がRPOへキャリアチェンジするパターンが多くみられます。自社採用から転職する場合は、ゼネラリストからスペシャリストへ、といったキャリアアップの動機が強く、人材紹介や派遣から転職する場合は、社外からではなく、当事者として採用を実行したいなどの動機が多くみられます。このように、RPOは「採用に特化したキャリア」が魅力であり、採用領域でキャリアアップしたい方の選択肢の一つになっています。

#自分のキャリアを阻む大きな壁

コロナの影響もあり、これから先の仕事に不安を感じた方は多かったのではないでしょうか。最近では「45歳退職制度」や「会社に依存しないキャリア」等、多方面で働き方について議論されることが増えてきました。

そんな風潮の中で、焦りはあるものの何をしていいかわからない方も、いらっしゃると思います。自分のキャリアを阻むもの、それは自分自身です。

キャリアを先に進めることも、現状を維持することも、しっかりと自分自身を納得させていく必要があります。キャリアを通じてどんなことが可能で、社会にどんな価値を提供できる人材になりたいのか、自身に問いかけ、答えを作り出してみてください。

キャリアは、いつでもチャレンジが可能です。エンビジョンは、採用のスペシャリストを目指しスキルアップしたい方を、このコンテンツを通して応援しています。

次回は、採用に必要なスキルセットについて考えてみたいと思います!お楽しみに!

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