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BIコラボイベント第三弾『Eureka BI×Retty Meetup』Event Report! 〜分析方法・機械学習の使い所・組織作りetc. のノウハウ共有編〜

こんにちは!エウレカのBIチームで、分析 / ツール導入・運用を担当している大久保と申します!先日、エウレカのオフィスにてBIコラボイベントの第三弾として、Rettyさんと合同でMeetupを開催しました。

Rettyさんとは、2017年11月からオフィスが同じ麻布十番ビルになりましたし、お互いデータ分析をサービスの成長に生かしたいという意欲が強い会社同士、共有できるノウハウがあるのではないかということで、今回Meetupを開催する運びとなりました。狙い通りとても有意義な内容となったので、その様子を紹介させてください。

ビールサーバーと自己紹介

Meetupは、サーバーからビールを注ぐところからスタートしました。

エウレカではつい先日ビールサーバーを導入したので、参加者が一定数を超えたイベントではサーバー経由でキンキンに冷えたクラフトビールを飲むことができます。これがあまりに美味しいので、今回の勉強会では一人平均3〜4杯は飲んでしまいました。

今回の参加メンバーは全員で20人ほどでした。エウレカからはBIチームメンバーに加え、機械学習に関する情報共有も行ったので、AIチームメンバーや機械学習に興味を持つメンバー、加えてCTOが参加しました。RettyさんからはBIチームメンバー、エンジニアマネージャーに参加していただきました。

参加者全員にビールが行き渡った頃合いで、乾杯&簡単に自己紹介タイムです。

SageMakerを導入した話

自己紹介も一段落したところで、各社登壇のスタートです。登壇トップバッターは、エウレカ BIチームの小林です。

BIチームではこの冬から、統計モデリングを伴う複雑な分析業務を円滑に進めるために、SageMakerを導入しました。複数サービスを検討した上でSageMakerを導入した小林の経験から、同様のデータ分析ツール(Google Cloud Datalabなど)の強み・弱み、実際にSageMakerを使って便利だと感じた点の紹介となりました。

担当業務の兼ね合いもあり、僕は実はまだあまりSageMakerに触れられていないので、小林の熱きSageMaker推しを聞いているうちに早く使いたいと感じました(笑)。

ユーザーさんを理解するためのVIEWづくり

続いて、Rettyデータ分析チームマネージャーの平野さんに登壇いただきました。

Rettyさんではユーザー理解のために、ダッシュボードを使って“ユーザー行動データを見まくる”そうです。ダッシュボードの作成方法や、どんなダッシュボードをつくってどうやって仮説出しをしているかなど、かなり具体的なところまで話していただきました。気になる方は、ぜひスライドをご参照ください!

ユーザー分析の仕方について大枠ではエウレカとの違いはなかったものの、仮説出しの際に特定ユーザーの時系列アクションデータに着目するという点は興味深いと感じました(弊社では個別のユーザーに着目して仮説を出す時は、ユーザーインタビューを実施することが多いので)。

データアナリストとして抑えておきたい広告と計測の話

登壇3人目は、エウレカのBIチーム鈴木が担当しました。

オンライン広告の仕組みと運用についての紹介となりました。BI Meetupの場で、なぜオンライン広告?と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、オンライン広告の適切な運用には広告効果の分析が不可欠です。実際弊社でも、鈴木をはじめBIチームは直接広告を運用することはないものの、広告効果の分析に深く関わっています。その経験を踏まえ、データアナリストが知っていた方が良いであろう広告に関する知識についての紹介となりました(扱っている内容から、今回は資料掲載は割愛させていただきます)。

僕自身たびたび広告効果の分析案件を取り扱うのですが、オンライン広告の仕組みについては知らないところがまだ多かったので、とてもためになる内容でした。前提知識が身についたので、実際に広告を運用しているマーケターとのコミュニケーションが取りやすくなったと感じます。

Rettyにおけるデータ活用について

4人目は、Rettyから竹野さんに登壇いただきました。

Rettyでのデータ活用事例の話から、ビッグデータあるあるの苦労話や個人/組織の成長に関する持論など、幅広い内容を熱く語っていただきました。

Rettyでのデータ活用事例については弊社でも参考にしたいポイントが多く、質問タイムでは時間を大幅にオーバーするほどたくさんの質問が飛び交っていました。また、ビッグデータあるあるの苦労話や個人/組織の成長に関する持論についても共感できるポイントがとても多かったです。

成長に関する持論のなかで、“プログラマよりもエンジニア、エンジニアよりもアーキテクトであれ”という言葉をいただきましたが、データ分析に携わる者としてのキャリアを築いていく上で大事な考え方だと感じます(言葉の意味するところの詳細は、スライドをご参照ください)。

Eureka Engineering Organization

この日最後は、エウレカからCTO金子の登壇となりました。

エウレカのエンジニア(BIチーム含む)を統括する金子からは、どのような考え方をもとにエンジニアの組織体制を構築しているかの発表がありました。

タイトルとここまでの説明だけだと硬い内容に感じられますが、実際は“今後理想では組織をこうしたいんだ”のようなエウレカメンバーでもあまり聞かないようなぶっちゃけ話なども飛びだし、それに対してRettyさんからすぐに質問が飛び交うなど、活発に意見交換が行われる場となりました。僕個人としても、組織がどうあるべきか、また翻って個人が組織の中でどうあるべきかを考えるためのきっかけになったので、とても刺激的な時間を過ごせました。

終わりに

以上、簡単にではありますが、Meetupの様子をご紹介させていただきました。冒頭でも述べましたが、エウレカ BIチームのメンバーにとってもRettyのみなさんにとっても、今回のMeetupはとても有意義な時間となったようです。

今回は各登壇に対する質問タイムがかなり白熱し長くなったので、登壇後の懇親会はありませんでしたが、Meetup終了の15分後には共同のSlackチャンネルが作成されるなど、今回だけでなく今後の情報共有に繋がる会となりました。Rettyのみなさん、改めてありがとうございました!

エウレカ BIチームでは今後も引き続き、コラボイベントを積極的に開催していく予定です!コラボしていただけるBIチームさんがいらっしゃれば、WantedlyやEurekaのSNSアカウントなどへ、ぜひお気軽にお問い合わせください。たくさんのお声がけ、お待ちしております!



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