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作る人にも食べる人にも、料理の楽しさと喜びを届けたい。レシピ考案者の公開に秘められたDELISH KITCHENの思いとは

※この記事は、株式会社エブリーのオウンドメディア「every.thing」にて2019年11月18日に更新されたものです。(https://everything.every.tv/20191118/)

安藤 嵩
DELISH KITCHENカンパニー サービス企画開発部 ウェブユーザグロースグループ マネージャー

開発会社にて大手求人サービスや流通システムの開発に従事した後、2012年9月グリー株式会社入社。ENマネージャー/プロデューサーとしてソーシャルゲームの運用開発やオフショア立ち上げに携わる。2018年1月株式会社エブリー入社。DELISH KITCHENのサービス企画開発部のマネージャーとして主にWEBグロース施策を主導。


中田 博子
DELISH KITCHENカンパニー メディア企画部 メディア企画グループ マネージャー

新卒でITアウトソーシングの会社に入社。デジタルマーケティングのディレクターとして、大手キャリアサービスや動画配信サービス、決済サービスへの常駐を経験。2018年6月エブリーに入社し、DELISH KITCHENのコンテンツ企画、SNSの運用などを担当。現在、マネージャーとしてフードスタイリスト、クリエイターなどを統括。

先日、DELISH KITCHENのレシピを考案しているフードスタイリストの情報が掲載されるようになりました!また、どんな思いでサービスを運営しているかを伝える「DELISH KITCHENの思い」ページも合わせてリリースしています。なぜ、これらを掲載することにしたのか、今回はその目的・狙いについてプロジェクトを主導してきた、お二人に話を聞きました。

生活に欠かせないサービスになるために必要なこととは

ーまず、簡単にお二人の業務について教えてください!

中田:メディア企画というコンテンツ制作の部署にいて、サービスの要となるレシピを制作するフードスタイリストやクリエイターの統括をしています。社内のあらゆる施策に対してメンバーができることを調整したり、広報や社外の企業と連携してDELISH KITCHENのレシピをさまざまなプラットホームに露出させたり、あるいは一緒にコンテンツを作ったりといったこともやっています。

安藤:私は、主にWEBユーザーグロースグループのマネジメントを行なっています。ユーザーグロースに向けた施策立案や、様々なチームを巻き込んで進行させていくためのディレクター業務、もともとエンジニア出身ということもあって、エンジニア業務のサポートなどもしています。



ーそんなお二人が主導してきた「レシピ考案者」についての情報公開が先日開始されましたね。これはどういった目的があったのでしょうか。

中田:エブリーでは、「動画を通じてもっと楽しく、もっと充実した毎日に」というミッションを掲げています。その実現のために、「プロコンテンツ」「テクノロジー(AI)」「UX」を各サービスの強みとしていくことで、より多くの人に必要とされる生活必需品サービスになりたいと考えています。

特にDELISH KITCHENでは、レシピの考案から撮影まで全て、管理栄養士をはじめとする”食のプロ”たちがコンテンツを制作しています。専門性を持ったスタッフの手で作られた「プロコンテンツ」であるという点を、ユーザーにもサービスを通して伝えていくことで安心感や信頼性を高めていきたいと思い、このプロジェクトがはじまりました。



ー今まで、メディアからの取材時などにはアピールしてきましたが、サービスを通してユーザーにも直接お伝えしていくということですね。

中田:そうですね。食のプロが監修しています、と言っても実態が見えていなかったかなと。そこに対して顔や名前、どういった経歴を持った人がこのレシピを考案したのかを明らかにすることでより現実味を帯び、「プロってこういう人たちが作っているんだな」とユーザーがサービスに対して親近感を感じたり、透明性・信頼性を高めることができるのではと思っています。

安藤:実はサービス開発側でも、サイトの信頼性を向上させる取り組みとして、少し前からフードスタイリストさんたちの情報を掲載したいと別のプロジェクトとして動いていました。DELISH KITCHENのレシピは、全てのレシピを管理栄養士が監修しているので、E-A-T的にすごく高いはずなんです。今年の夏頃から、メディア企画のチームと連携し今回のリリースに至りました。

ー「E-A-T」とは?

安藤:E-A-Tは、Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の3つの概念の略で、Googleが重要視している項目のひとつです。つまり、信頼性のあるサービスにしていきましょうということです。例えば、だれが執筆/監修しているのか、その監修者は信用できるのか、そのサービス運営会社は信頼できる会社なのかなどが見られるようになっています。



ーなるほど、監修しているフードスタイリストの情報は、専門的で権威性も信頼性も高い情報ですから、ユーザーからだけでなくサービス自体の信頼性も高めることができるというわけですね。

安藤:はい。今まではアプリのインストール画面で訴求しているだけで、サービス内では全レシピが管理栄養士監修で動画内の料理もプロによって作られている、ということは伝えてこなかった。WEBユーザーは全く知る機会がなかったんです。今回、「レシピ考案者」の表示と「DELISH KITCHENの思い」ページを追加したことにより、プロが作っている信頼できるレシピということがひと目で分かるようになりました。

フードスタイリストとしてもっと活躍してもらうために

ーこれは、DELISH KITCHENのフードスタイリストたちにとっても、大きな変化ですよね。

中田:はい。DELISH KITCHENとしては、情報を公開することで所属するフードスタイリストのキャリア形成の一助となるようにと考えています。すでに個人でもTVや書籍などで活躍している方もいますが、レシピと紐付けてどんな活動をしているかや、どんなレシピが得意なのかといったプロフィールも掲載しています。個人の知名度も上げていくことで、個人の活躍の応援とサービスの透明性・信頼性どちらも高めていけるような、WIN-WINの関係を築けるようにしていきたいです。

現在、フードスタイリストたちのキャリアパスもそれぞれ一緒に考えているところです。メディアに出ていくだけでなく、多方面で活躍できる人材になってもらうべく、SNSの分析に加え、営業に同行してレシピの提案を行なったり、スーパーなどに置かれるレシピカードの作成をしたり社内のさまざまな部署と連携しながらキャリアを積んでもらうということも行なっています。



ーもう一つ、「DELISH KITCHENの思い」というページも同時に公開していますね。

安藤:これは、DELISH KITCHENがレシピを作成していく上で大切にしていることを記載しているページがなかったので、今回レシピ考案者公開に合わせてつくりました。「プロコンテンツ」の情報に加えて、料理に関する様々なアンハッピーを解決し幸せな食卓のお手伝いができるようにしていきたいというDELISH KITCHENの思いをしっかり伝えていくことで、サービスの信頼性をあげていければなと思っています。

中田:DELISH KITCHENのレシピは、どこのスーパーでも手に入りやすい食材、どこのご家庭にもある調理器具を使ってできるレシピを中心に企画しています。それだけでなく、一人暮らしなのか子供のいる家族なのか、フードスタイリストはそれぞれ明確に利用シーンを描きながら、思いを込めてレシピを作っています。ちゃんと明文化して思いを伝えることで、よりファンになっていただけたら嬉しいですね。



「食」に関わる潜在的な課題を解決し、幸せな食卓に貢献したい

ー今後はどういったことに挑戦していきたいですか?

安藤:今回は、ユーザーだけでなくフードスタイリストの方たちにも、サービス自体に対してもメリットのある施策にできたかなと思っています。WEBのグロースと考えた時には、小手先のテクニックでSEO対応していくのではなく、少し時間はかかってもしっかりユーザーのメリットになるような施策を続けていくことでサービスを成長させていきたいですね。ここではまだ言えませんが新しい機能開発も進んでいるので、お楽しみに!

中田:「この人を見たら美味しい○○が作れる!」といった見せ方ができると、さらなるユーザーメリットをつくっていけるのかなと思っています。私としては今後、「お肉料理が得意」「スイーツが得意」といったフードスタイリストそれぞれの色を出していけるような体制づくりをしていきたいです。そのフードスタイリストのレシピ一覧を見たらたくさんお肉料理があって、ユーザーの料理のバリエーションをちゃんと増やしていける、そんなサービスづくりを目指していきたいですね。


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