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“介護施設レクリエーションマッチングサービス” を産んだ気持ちと考え方

目次

  1. きっかけとこんなのあったらいいな!
  2. 優しい想いから産まれる課題ではないか。
  3. winwinで本当に必要なサービスを提供したい

きっかけとこんなのあったらいいな!

“関わる全ての人にプラスを全ての人に選択肢を” “介護が必要になっても最後まで自分らしい人生を”
という綺麗で素晴らしいビジョンの会社を私の至らなさにより、瀕死になりながら日々をやってます。

介護施設に住んでいたり、介護サービスを利用する高齢者は、自分自身で、情報を得たり、出かけたり、好きなことを自発的にすることはできないため介護サービスを利用しています。そして働いていないので、一日の大半が余暇の時間です。介護施設の多くはレクリエーション、アクティビティを通し、楽しい時間の提供をしています。

私は2013年頃、ヘルパーの資格を保有しておりヨガの先生をしていたため、レクリエーション、アクティビティの時間にヨガを教えてくれないかと声をかけていただき、様々な介護施設を見ました。そこでは、人生を頑張って生きてきた人の最後の生活が、椅子に座って毎日テレビを見てぼーっとしている姿に衝撃を受けました。たまたま介護が必要になっただけなのに、なんで普通の生活とこんなに違うんだろうと純粋に思ってました。

一方で、介護施設側は楽しい時間を過ごして欲しい、提供したいと強く思ってはいるのにも関わらず、介護施設スタッフの多くは“レクにマンネリしている”“何を提供して良いかわからない”というぼんやりな課題を多くの介護施設スタッフも持っていました。


出典;
介護レクリエーションにおけるマンネリ化対策の提案
北陸先端科学技術大学院大学
Japan Advanced Institute of Science and Technology

具体的には
①本当に楽しんでいただける内容を企画をしたり、準備の時間がない
②予算がない
という課題と言えるのではないかと思いました。

一つのレクリエーションを外部から呼んで開催するのにも約8,5時間程度必要膨大な時間がかかるためなかなか大変ということでした。


私はそこではヨガしか提供できないし、ヨガなんて全く楽しくない人だっているので、他にも様々な習い事やエンターテイメント、お出かけなどの、あらゆる選択肢を、レクリエーション企画として集め、レクリエーションの時間を通し、解決できるのではないかと思い、且つ誰に対してもwinwinで最高ではないかと思い、そんなサービスをしたいと思いました。


優しい想いから産まれる課題ではないか。

詳しく聞いていくと、介護施設のレクリエーションには、法人施設次第で、大きく4つの考え方があり、これにより高齢者の人生の最後に選択肢があるかないか、自分らしく生きられるか、に大きい影響があるのだと考えました。

①介護施設側が、レク関連に力を入れているか、予算を持っているか。
②企画力があったり、外部のボランティアや協力者にコネクションの強いスタッフがいるか。
③本人(orご家族など)がイエスと言えば、上限なく高齢者からお金をいただいても楽しいことを提供しても良いと考えているか、高齢者からお金はもらうことが高齢者にとって良いと思っているか。
④全員が楽しめる内容を提供しなければ不平等だと考えているか。

①は法人の考え方で
②は採用や教育による

③④は“こうした方が高齢者は幸せなんではないか??”という、相手を思いやっている気持ちから産まれる思想が異なることで発生しているのだと思いました。

(最近は変わりつつある感じはするが)介護業界では高齢者にお金を頂かず、みんなが平等に楽しいのが良い、という感覚が一般的でした。

そのような思想が好きな人もいれば、嫌な人だっているのに、たまたま入った施設の考え方で、高齢者の人生の選択肢の制限に課題を感じました。勿論それぞれ事情はあるのですが、一般の社会と、介護の社会の常識は大きく異なっていることを知りました。

介護施設、スタッフは高齢者に幸せに生きて欲しいという想いをが故に、その優しい想いが高齢者の人生の楽しみの選択肢を減らしている可能性もあるのでは.. 優しい気持ちから産まれる課題だと思いました。


winwinで本当に必要なサービスを提供したい

介護が必要になってからの、生活全体のボトムアップを図りたい、どこの施設に住んでも、楽しみや選択肢にあるサービスを作りたいと思いました。

介護施設、スタッフの異なる考え方は“高齢者に楽しい生活を過ごして欲しい”という手段に過ぎません。なので、多くの選択肢を提供するサービスができれば、その共有の目的が達成できると考えました。

またもし仮に、残念ながら楽しいことを提供する気のない施設に入ってしまったとしても、弊社サービスがあれば、楽しみや選択肢のある人生のクライマックスを過ごすことができるのではないかと考えました。


次はレクリエーションの企画の種類の考え方について書く。
日本語変かな..?
練習あるのみ

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