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元公認会計士、大手監査法人からベンチャー企業への転身

⑴ EVOLABLE ASIAという会社について教えてください。

成長を続けるラボ型オフショア開発を軸に、新たなビジネスチャンスに積極的に挑戦をするチャレンジ精神に満ちた会社です。実際、私はオフショア開発ではなく、主にベトナム国内のクライアントにWebsiteの制作・リニューアル、Facebookページの運用代行、動画撮影・編集、デザイン物制作を提供する事業を行っています。特徴としては、メンバーに日本人、ベトナム人、韓国人がいるので、日本語、ベトナム語、韓国語、英語(準ネイティブ)の4ヶ国語に対応したサービスを提供できる点です。

⑵ これまでのキャリアについて教えてください

大学生時代に公認会計士試験に合格後、大手監査法人に3年半程勤務しました。監査法人では、国内企業の法定監査、IPO支援等に従事し、業界も小売や広告、住宅等幅広く経験しました。2015年7月に退職し、8月から3ヶ月間セブ島の語学学校で英語を勉強、12月に入社後、現在に至ります。

⑶ 転職されたきっかけを教えて下さい

前職で得た様々な経験を通じて、自分のやりたいことが変わったことが理由です。 監査法人の仕事を簡単に説明すると、クライアントが作成した財務諸表を第3者の立場から客観的に正しいかどうかジャッジをするという仕事です。社会的責任はとても重くやりがいのある仕事ですが、監査を通じていろいろなクライアントと関わっている中で、自分自身もクライアントが行った結果をジャッジするのではなく、プレイヤーとして新しいことに挑戦していきたいという思いが強くなり転職を決意しました。

⑷ ベンチャーへ、ましてや海外(ベトナム)への転職はそう簡単ではなかったのではないでしょうか?

ベンチャーや海外という枠組みは特に気になりませんでした。むしろ、成長著しいベトナムで、かつ、成長著しいベンチャーということで入社する前からわくわくしていました。 実は、元々海外には興味がありませんでしたし、営業はやりたくないと思っていました。ですが、ベトナムに行くと決めてからはそれまで苦手だった英語を使えるようにするため留学もしましたし、積極的に色々な人に会うようになるなど気づいたら以前の自分では考えられないような行動をするようになっていました。結局は自分が本当にやりたいことなら、何でもできるのだと思います。ただ、年齢が上がってくると様々な制約がでてくると思うので、若いうちに行動するのがいいのかなと思います。 一度ベトナムに来たらわかると思いますが、とても過ごしやすい国ですし日本人もたくさんいますので、特に心配することはないかと思います。

⑸ 現在の仕事とやりがいを教えてください。

上記で少し述べましたが、現在は主にベトナム国内のクライアントにWebsiteの制作・リニューアル、Facebookページの運用代行、動画撮影・編集、デザイン物制作を提供する事業を 行っています。ただ、現状の枠には留まる必要はなく、例えば価格優位性を利用し日本やシンガポール国内の企業へのサービス提供を行う、日本とベトナムで役割を分け協業する等、発展させる可能性がいくらでもある点にやりがいを感じています。 また、自分で様々なことを決断できるというやりがいと同時に、その決断の積み重ねで半年後、1年後には全く異なる結果になってしまうという責任も感じています。

⑹ 今の仕事で大変なことは何でしょうか。

大変だと思うことは特にありません!もちろん、まだ事業を初めて1年未満で課題はたくさんありますが、それは当然なので、1つ1つ課題を解決しながら進めていくことを楽しんでいます。 前職では仕事内容の性質上慎重に仕事を進めていく必要がありましたが、現在はスピード感をもって進めていくことがとても重要ですので、考え方を変える必要はありました。

⑺ 仕事とプライベートの両立は大変ではないでしょうか?

私は、現在残念ながらこれといって趣味がありません。笑 なので、仕事とプライベートの境界線はあまりないかもしれません。曜日や時間帯に関わらず、お客様から要望があればいつでも伺いますし、それを嫌だとは思っていません。 ただ、仕事しかしていない訳ではなく、ベトナム人の友人と遊びに行ったりもしますし、ベトナム国内の旅行に行ったりもしています。小さな語学学校のようなところで日本語を教えるお手伝いをしていたこともあります。 特に、日本国内の環境と違いはないのでは?と思います。

⑻ 今後の展望を聞かせてください。

まずは、今の事業をもっとスケールさせて行きます。さきほど述べたように、発展の方向は色々とあるので、1年後どのような姿になっているか自分でも楽しみです。 後は、一緒にチャレンジしたいという方が日本からも来てくれるような魅力のある組織にしていきます。

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