この一枚の写真の風景をどう感じれる人になりたいか？

この一枚の写真を見て、あなたは今どう感じましたか？

もしかすると「あーシンガポールだー」、「マーライオン光ってる」、「綺麗」、「行ってみたい」、「住んでみたい」、「働いてみたい」「おーこの間、見た！」など思うかも知れないです。

僕がこの風景を見た時に感じるのは「完成度」です。そもそものマリーナベイのハードとしての完成度の高さに加えて、ソフト運営として期間限定のプロジェクトマッピングなどを行って限られた狭い国土の中でめいいっぱいパフォーマンス化させる完成度の高さです。この風景を無償で誰にでもでもシンガポールに来た人にだけ見せて、満足度をあげ、ソーシャルメディアへの自主的発信を生み、環境のクオリティの高さを旅行だけでなく、居住にもつなげていくというプロセス完成度を私は感じます。

そして、何を考えるか？このインプットを市場として人材集積の場として今プレイする東南アジアの新興国にそれぞれのもちうる「らしさ」をどうこの完成度を超えるようにデザインしていくか？そして体現していくか？そこに自分がどんなプレザンスでそこに関わっていけるか？

東南アジアの新興国からたった2−3時間離れたこの場所に強烈なインプットを得る完成された場所があり、同じくたったそれだけの場所にアウトプットを体現できる未完成の場所がある。

そしてその未完成の場所にはやる気に満ちてまだまだ報われない人々がいる。