株式会社VOYAGE GROUPさんの技術力評価会見学レポート

エフ・コードの商品開発部では組織の拡大にあわせて、エンジニアの評価制度を見直している真っ最中です。 そこでこの度、株式会社VOYAGE GROUPさんのご厚意で技術力評価会を8月14日に見学させていただきました。 その様子をレポートします。

▲カバー画像は、VOYAGE GROUPのフリースペース「AJITO」

TL;DR / まとめ

  • VOYAGE GROUPさんの技術力評価会を、エフ・コードの商品開発部メンバーが見学した
  • 評価者はゴール設定や解決方法の妥当性を確認する他、各自の裁量で多岐にわたる質問で評価している
  • 評価者と被評価者の相性の考慮や、サポーター制度など、技術力評価会をより適切に回す仕組みが用意されている
  • 技術力評価会は、その制度自体が社員の成長につながり、また会社文化を醸成に寄与している良い制度だと感じた

技術力評価会って何?

VOYAGE GROUPにおいて,グレード1,2のエンジニア社員全員を対象として半年に1度実施される評価会です。 被評価者1名に対し、チーム外の社員から評価者2名が割り当てられ、被評価者による半年間の仕事内容についてのプレゼンテーション内容と、評価者からの質問への回答をもって評価されます。 この評価会の結果と、チーム内の評価、および全社共通の評価を基に、査定されます。

VOYAGE GROUPのグレードや、評価制度の仕組みについては、下記資料もご参照ください。

▲技術力評価会の様子

技術力評価会の流れ

0. 事前準備

  • 被評価者へのサポーターの割り当て
  • 被評価者のプレゼンテーションの練習
  • 評価者の割当

技術力評価会の被評価者には、必ずサポーターが割り当てられます。 サポーターは、被評価者のプレゼンの素振りの手伝いや、評価者の選定などを行います。

評価者は、被評価者の希望や相性などを考慮した上で、チーム外から選ばれるとのことです。 例えば、非エンジニアの方達との連携が重要な論点になる評価会には、ドメイン領域に関する質問や、解決したい問題について深くたずねるタイプの評価者が割当られていました。 また、初めて評価者を経験する人には、経験のある評価者とペアを組んでもらい学んでもらうようにしているとのことです。

1. 被評価者のプレゼンテーション

まず、被評価者によるプレゼンテーションから始まります。 プレゼン資料をどの程度作るかは被評価者にゆだねられますが、時間を使って作り込みすぎることはあまり推奨されていないとのことです。

今回見学させていただいた被評価者2名は、次のようなプレゼンテーション資料を準備されていました。

  • ドメイン領域に関する説明図や、アーキテクチャ図など複数作図をした、かなり作りこんだプレゼン資料を作成
  • gistに書き下したテキストや、業務上作成した手書きの図の画像、作成したPullRequestのリンクなどのまとめ

この例からも分かる通りフォーマットの規定は特に無いようですが、先述のとおりチーム外の人が評価者として割り当てられていることもあり、 前提知識や解決したい課題の解説などについては、お二方ともしっかりと用意している点が印象的でした。

2. 評価者の質問

評価者によってスタイルが変わるとのことですが、以下のようなことを質問していました。

  • 解決したい問題と、解決策についての深堀り。(他に検討した解決方法は?など)
  • ドメイン領域のキーワード
  • アーキテクチャ
  • ソースコード

アーキテクチャやソースコードについても、「『なぜ』その手段をとったのか」にフォーカスしていました。 質問するタイミングについても、被評価者のプレゼンテーションが一段落するのを待って質問する方から、はじめから聞きたい内容について質問する方まで多岐に渡っています。

1回の技術評価会あたり、プレゼンテーションと質疑応答を合わせて1時間半から2時間程度をかけて実施しており、 評価者が聞きたいポイントは大体網羅して聞けているように感じました。

3. 評価会のフォローアップ

被評価者の解決策が妥当だったか等の摺り合わせを評価者2人で行ったり、評価のドキュメント化を行います。 場合によっては、被評価者に対する追加の質問をする場合もあるとのことです。

そしてAJITINGという名の飲み会

VOYAGE GROUPさんのAJITO(カバー写真)にはフリードリンクとしてビールが置いてあり、夜な夜なVOYAGE GROUP社員やゲストが集まり、飲んだり議論したりボードゲームをしたりしているようです。 今回、我々エフ・コードもAJITOでの飲み会(通称AJITING)に参加させてもらい、見学した技術力評価会の被評価者や評価者の方たちにお話を伺うことができました。


▲今回の技術力評価会の評価者の方

技術力評価会を見学した感想

技術力評価会2つに参加させていただいて、以下のようなことを感じました。

技術力評価会を含めた評価制度で、良いと感じたポイント

  • チーム内評価と、チーム外評価をバランスよく取り入れているところ
  • 評価者・被評価者の相性を考慮して割当しているところ
  • 評価制度自体が、自分の仕事とその価値について解説する訓練になっているところ

もし同じフォーマットの技術力評価会の実施を検討するとした場合に、障壁になりそうなこと

  • 評価者・被評価者ともに時間をとられること
  • 大きな抜け漏れなく評価するために、被評価者のプレゼンテーションスキルが一定以上必要なこと
  • 被評価者の能力を深堀りするには、評価者に適切な質問をするスキルが必要なこと

▲今回の見学付き添いで、ずっと解説してくださったkatzchangさん

なお評価会後のAJITINGでVOYAGE GROUP社員の皆さんに、技術力評価会にかける時間について聞いてみたところ、 「確かに時間はかなり取られるけど、技術力評価会を続けること自体がメンバーの成長につながっていると感じている。 重要なことなので、それだけの時間をかける価値がある。」と皆さん仰っていたのが印象的でした。 技術力評価会の制度自体が、会社の文化の醸成につながっている良い制度だな、と感じました。

エフ・コードでも、制度自体が社員の成長につながる、会社文化の醸成にもつながるような評価制度設計をしていきたいと思います。 VOYAGE GROUPさん、この度は本当に有り難うございました!

▲エフ・コードTechLeadでex-VOYAGE GROUPのkiris

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