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製菓販売員→税理士事務所→ファームノート。異色の経歴を持つ北海道セールスのエース誕生の秘密を探る。

北海道セールスの山田。新卒でお菓子メーカーに販売職として入社し、その後税理士事務所の事務職を経てファームノートに入社しました。まったくの未経験ながら抜群の成績を残し、北海道セールスのエキスパート職として活躍しています。ママとしての役割を果たしながら仕事にもまい進する原動力を語ります。

―――<プロフィール>―――
名前:山田 由里奈

出身地:北海道

入社:2021年5月

前職:税理士事務所

家族:夫、息子(小学3年生)の3人家族


――山田さんのいまの役割を教えてください。

根室・釧路(根釧)地区でFarmnote Cloud、Farmnote Color、Farmnote Compassなどのサービスを活用して生産者の経営支援をしています。エキスパート職として北海道セールスを引っ張っていかないといけない立場なので、新しい製品の販売方法 やメンバーの育成・フォローの役割も担っています。

――入社した2021年度にMVPを獲得し、入社から順風満帆に見えます。

いえいえ、まったく逆です。最初はうまくいかなすぎてよく泣いていたくらいです。
そもそもわたし営業で入社したわけじゃないんですよ!
最初は既存顧客のフォロー担当(カスタマーサポート)として入社したはずだったんですが、3ヵ月くらいしてから「営業もできるっしょ」みたいなノリで営業側に巻き込まれていきました。完全に騙されました(笑)

そんな山田の入社に至る経緯から入社後の葛藤まで

――入社の経緯を教えてもらえますか?

1社目はお菓子メーカーに入社して、ケーキや和菓子の販売の仕事をしていました。出産を機に退職して、子供が少し大きくなってから税理士事務所に事務職として入社しました。

――ファームノートとはまったく違うキャリアですね

そうなんです。ただ、税理士事務所の顧客は生産者が中心だったので、少しだけ関係があったんです。
ファームノートとの出会いも税理士事務所の顧客とファームノートの新しい牧場に見学に行ったのがきっかけでした。そこでファームノートの方とお話しする機会があったんですが、その中で生産者への想いをすごく感じたんです。生産者を助けたいっていうことを語る熱量がすごいぞと。いまどきこんな熱い人めずらしいじゃないですか?それでファームノートという会社に興味を持ち始めました。

そのあと、「社長にも会ってみませんか?」と言われて。すごくサラッと言われたので、私も軽く「いいですよ~」と答えたんです。そこで社長と話したら、牧場で聞いた話と言っていることが同じなんですよ。会社として向かっている方向がみんな同じですごくいいなーと思ったんです。そのときは面接という認識はまったくなかったんですが、どうやら面接だったみたいで(笑)選考していただいている認識がないまま内定をもらっていました。

――その流れでよく入社されましたね(笑)

ほんとですよね。でもお会いしたみなさんから「生産者を助けたい」という想いが感じられたのと、ファームノートだったらいままでよりも自分を試せそう!って感じられたんです。
当時27, 8歳だったと思うんですけど、そういったチャレンジングなことをするならラストチャンスかなと。自分がどこまでやれるのか、どこまで成長できるのか試してみたくなっちゃったんです。

カスタマーサポートから新規開拓のセールスに

――冒頭にもありましたが、カスタマーサポートで入社したはずがセールスに…

カスタマーサポートを3ヵ月やった後、「新規(新規営業)もお願いしますー」って言われて、私も「じゃあ、やってみるか」という感じで…
やってみたら最初は本当にしんどかったです。いまはしっかりとした研修制度があるので、効率的にファームノートのセールスの仕方が学べますが、当時はひたすら行動するしかないと信じて、がむしゃらに量を攻めていました。1日で8件とか9件とか回って…もう飛び込んで飛び込んで飛び込んで… どうしたらいいんだろうっていうのを模索し続けました。
訪問しても何者かもよくわからない私の話なんて聞いてくれないので、今度はどうやったら私の話を聞いてくれるんだろう。どうやったら興味を持ってくれるんだろう。ということを悩みながら考えていました。
そうやって試行錯誤する中で徐々に自分の型みたいなものができていきました。

――どうしてそんなにがんばれたんですか?

精神力で乗り越えましたね(笑)負けたくない!負けず嫌いなので、もう辞めるにしてもできるようになってから辞めたいと思って。できないまま辞めるのはなんかかっこ悪いなと思って。うん。
どうしたらできるようになるんだろう?何が悪くてできないんだろう?いまよりもっとより良い提案をしたい!もっと知識をつけたい!セールスとしての役割を全うしたい!みたいなモチベーションで自分を突き動かしていました。

――すごい精神力ですね

いえいえ、1人では絶対に乗り越えられなかったと思います。使えるものはなんでも使おう精神で、上司や他部署の人を「私に1日ください」っていって一日捕まえていました。ファームノートって各分野のスペシャリスト&本当にいい人ばかりなので、何もわからない私みたいな人間にも嫌な顔せずに時間を費やしてくれるんです。だから私もそれに応えなきゃって思いますよね。

そうやって教えてもらっていく中で、生産者にも納得してもらえるようなデータを活用したソリューションセールス的なスタイルが身についていきました。入社当時は、過去と現状の話ばかりしてたんですが、だんだんと未来軸で話せるようになったかなと思いますね。生産者と「こういう風になったらいいですよね」っていう未来を共有して、そこに向かって伴走させていただくイメージです。
せっかく日々忙しい生産者のお時間をいただいているので私とお話ししていただく時間が有益なことになっていたらうれしいですね。

未経験で入社してMVP獲得の快挙

――手応えや自信もついていったんですか?

いえいえ!わたし、入社した1年目ってものすごく自己肯定感低かったんですよ。負けん気が強い反面、なんでできないんだろうって自分のダメな部分にばかり目がいっていて。
でも、ありがいたいことに入社した年度末に全社MVPに表彰してもらうことができたんです。
これが完全に予想外で、
「いままでやってきたことをしっかり見てくれていた」
「がんばりを認めてもらえた」
「やってきたこと間違いじゃなかったんだ」
そんな想いが涙になってあふれ出て号泣していました。
リモートが多くて普段は物理的には離れていてもここまでしっかり見てくれる会社って他にあるのかなっていう、うれしさ以上に衝撃を受けました。

――将来のビジョンは何か具体的にお持ちですか?

いまはセールスのエキスパート職なので、北海道全体を引っ張っていかないといけないと思っています。とくに新しいことにチャレンジすることは私の使命なのかなと。
私自身が新しいことにチャレンジするのは大好きなんです。いままで販売していなかった商材や素材ができたら、もうそれはやっぱり1番先に売りたい!せっかくスタートアップに入社したんだからチャレンジしないと損ですよね(笑)

あ、あとは女性のセールスを増やしたいです!ファームノートはまだ女性が少ないんですが、私がいろいろと経験してきたのでフォローできます。研修も私が入社した当時とは比べならないほどちゃんとしていますので、私みたいな苦労はしないですむはずです(笑)

人のよさは間違いないし、新しいことにチャレンジできる環境ですので、ぜひ一緒に働きましょう!



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