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「手触り感のある開発を。社会に根を張る課題を技術で解決」前人未踏のアウトプットに挑むエンジニア

こんにちは。

採用広報を担当している大塚です。

今回はファストドクターのシステム全般を司どる技術開発部の石田さんの入社エントリーです。

京都大学大学院を卒業し、大手企業からベンチャー企業に転職したきっかけやエンジニア目線でファストドクターへチャレンジする醍醐味などを綴ってくださっています。

ぜひご覧ください。

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石田 真也プロフィール

京都大学大学院 情報学研究科にて自然言語処理やロボット対話の分野の研究に携わる。

卒業後は富士通株式会社に新卒入社。アジャイル開発による顧客の Web アプリの開発に、エンジニアとして約3年半従事し、顧客企業のプロダクトオーナーと要求を整理するところから、設計や実装、テスト、運用までの一連を経験。転職前の1 年半では、顧客企業の開発チームとタッグを組み、アジャイル開発支援プロジェクトに参画。多業種・多団体の保険加入のプロセスの Web 化を実現し、既存ユーザ数を減少させることなく移行に成功。チームビルディングのリーダーとしての役割を全うし、チームのコミュニケーションの質向上やチームメンバー同士のシナジーの向上を実現。

初めての転職で2022年5月、ファストドクターに入社。医療業界の情報連携、生産性向上の仕組みをITの力を駆使して実現し、ITエンジニア組織として業界のロールモデルとなるような、クリエイティブでスピーディな現場環境の構築を目指す。

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開発業務と並行してチームビルディングのリーダーとして先導

新卒から丸4年在籍した前職の大手システムベンダー企業では、クライアントのエンジニアと自社のエンジニアでタッグを組み、プロダクト開発とクライアントの開発プロセスの改善を両輪として進めることをミッションに掲げていました。私はそのなかで、フルスタックのエンジニアとして開発業務を担当しました。開発チームは若手メンバーで構成されていたので、開発業務と並行して、いかにチームを成熟させるかが課題であり、課題解決のためにチームビルディングのリーダーとして私が先導していました。

転職活動を考えはじめた大きなきっかけは、Netflixにおける社内文化に関する書籍『NO RULES(ノー・ルールズ) 世界一「自由」な会社、NETFLIX』を読んだからです。当時の私は技術の他にもチームビルディング論や組織論にも興味がありました。というのも、学生時代に陸上競技部の主将をやっていたときに、人のマネジメントを通して、メンバー個人としてのパフォーマンス以外にもチームや組織としてのパフォーマンスという概念があることを知り、それが仕事でも非常に重要であるということを強く実感していたからです。そのような時に、たまたま書店で見かけたのが、成長が著しいNetflix社の書籍でした。IT業界でとてつもない勢いがある企業の社内風土や文化がどういうものなのか知りたい、さらに自分の組織にも活かしたいと思いました。実際に読み進めてみると、"クリエイティブでスピード感のある企業風土"の場所で自分も働きたいという想いが強くなりました。

手触り感を持って開発を、日本社会における大きな課題を解決するプロダクト開発への介入

ベンダーでの開発は、大手クライアントのシステムを作る際にシステムの防御力が求められることも多く、その中で、単なるコーディング以外にもシステムリリースで必要となる幅広い概念を知り、SEとしての土台を築くことができ、やりがいがありました。しかし、エンドユーザとの距離が遠く、開発の手触りがあまり感じられないこともあり、自分の作るものが社会にどう影響を及ぼしているのか、なかなか実感を得られませんでした。そういった背景から、日本社会に根ざした大きな課題を解決するプロダクトを作りたいという思いが強くなりました。さらに、社会課題の中でもよりクリティカルなものを解決したいという思いも増して、医療の業界で働くことを決めました。

ファストドクターを選んだのは、エンジニア以外にも救急往診をする医師やドライバー、コールセンターのオペレーター、薬剤や医師の荷物を管理するスタッフなど多くの職制の社員が在籍していて、それぞれがスペシャリティを発揮して一つの大きなサービスを提供しているからです。チームで何か大きなことを成し遂げることが好きだった私は、ファストドクターの風土が最も魅力に感じました。また、一次面接をしていただいた技術開発部部長である宮田さんの「技術者を超えた、ひとりの人間としての圧倒的な引き出しの多さ」にまず惹かれました。エンジニア業界では、人材や組織のマネジメントに興味を持ち、知見がある人は多くありません。他社面接では人材や組織論に関して議論をすることがなかったので、面接で宮田さんとそうしたやりとりができたのは、印象深かったです。また、面接の質問ではテンプレートなものではなく、宮田さんが本当に気になる部分について掘り下げられ、きちんと私がどういう人間かを見ようとする意思を感じました。こうした宮田さんの人柄や、エドテック(EdTech)で開発責任者を務めた経歴、知見の幅広さ・深さもユニークでとても魅力に感じました。

業務としては、現場部署の課題抽出から要件定義、設計、実装、テスト、リリース作業といった一連のシステム開発の工程を一通り行っています。私はエンジニアですが、開発業務だけにこだわることなく、現場と近い距離でこの目で課題を認識しながらものづくりをしています。元々、手触り感を持って開発を行いたかった私には最適な業務だと感じています。提供している救急往診サービスは、コロナ禍で広く使われるようになり、最近では世間の認知度も少しだけ高まりました。しかし、技術開発部自体は実は創設されて1年にも満たない組織でもあります。まだ体制や役割分担、文化などが成長過渡期であり、ファストドクターのエンジニアの一員として組織文化の醸成に向けての活動を始めています。

将来インフラとして機能するものを作れる、技術者として成長できる場

実際に働いてからも感じる魅力のひとつに、社会へのインパクトがあるプロダクト開発に携われることがあります。代表取締役の水野が度々語っている、「119番に電話すると、救急車か救急往診かと、救急車と同じ選択肢として救急往診が日本に根付く。これをファストドクターとして目指している」の言葉通り、単なるサービスの提供ではなく、インフラとして機能するものを作ることができます。それは、ファストドクターにはさまざまな職制のスペシャリストがいるからこそ実現できることで、最大の魅力なのは間違いありません。また、集まっているエンジニアもさまざまなユニーク性を持ち合わせた方が多く、CTO経験者も複数所属していることもあり、技術者としてともに成長できる場であると確信しています。

前人未踏のアウトプットを生み出せる組織で、技術者のひとりとして

ファストドクターで働いていると、医療の業界をより良く変えていくためには、社会の情勢以外にも法律や国の政策なども常にウォッチし、さらにはそこに対してアクションをしていく必要があると痛感しています。私も技術者目線で日本の医療のあるべき姿をイメージし、イノベーションを起こせる人材でありたいと思います。また、チームワークで完成度を高めていくのが好きな私は、人間同士が強烈なシナジーを発揮する場面をこの目で見て、ともに切磋琢磨していきたいという気持ちが強くありました。ファストドクターの開発組織を極限までクリエイティブな環境にし、前人未到のアウトプットを生み出せる組織に成熟させていきたいと思っています。

では、どういう方がファストドクターで働きやすいかというと、「社会に根を張る課題に対していかに技術で解決していくか」というスタンスで開発業務を進められる方、またはさまざまなな職制の人とコラボレーションし、現場業務ひいては社会を自らの手で改善していくことに喜びを感じられる方だと考えます。また、技術開発部はまだこれから組織拡大していくため、社員一人ひとりの裁量も大きくなります。自分で開発環境や技術選定などが行える機会も多いので、自分が主体となって日々の業務を進めたいと考えられている方も働きやすい環境です。

ファストドクターに入社いただいた暁には、技術者の前にひとりの人間として、自分はどう社会に影響を及ぼしていきたいかをともに考えていけたら嬉しいです。その答えのヒントを見つけられるほどに、ファストドクターが立ち向かっている社会課題の規模は壮大だと感じます。さらに、社会課題においてともに考え、相談に乗ってくれる方々がこの会社にはたくさんいます。真の意味で仕事を楽しく、充実感あるものにするために、自己実現と社会課題解決を両立させてともに頑張っていきましょう。ご応募お待ちしております!

※ファストドクターのエンジニア募集はこちらからご確認ください!

フルスタックエンジニア
テクノロジーで医療の社会課題解決に挑む!フルスタックエンジニア募集!!
◆2016年のスタートから6年。 1,500名の医師・350名の看護師が活躍する、日本最大級の時間外救急プラットフォーム「ファストドクター」を運営しています。 テレビや新聞では医療風景とともに報じられることが多いため医療法人と捉えられがちですが、ITのチカラで医療を支援するヘルステック企業です。 「生活者の不安と医療者の負担をなくす」という企業理念のもと、① 救急往診事業 ②地域医療支援事業 ③行政支援事業 の3つの事業を展開しています。 ①救急往診事業ー生活者のためにー 「夜中、具合が悪かったけれど行き場がなく朝まで耐え抜いた」 「休日の体調不良に、どうしていいかわからなかった」 ご家族やご自身に、一度はこのような経験をした方もいるのではないでしょうか。 ファストドクターは医療機関が開いていない時間帯に “かかりつけ医の代理” として存在し、看護師による救急相談や、必要時には夜間・休日の救急オンライン診療、救急往診を行っています。患者はスマートフォンひとつで診療の申し込みから保険証の登録・お支払いまで完結でき、必要時には医師が最短30分で自宅に伺い、診察を受けることが可能。 医師は診療以外の煩雑な業務を全てスマートフォンで行うことができ、独自のシステムで診察に集中することができる環境作りを提供。 患者・医師ともにスマートな医療体験をしてただけるよう、支援しています。 ② 在宅医療支援事業ー医療機関のためにー 規制や業界の体質によってデジタルシフトが進みづらい課題に対して、様々な診療業務・診療外業務をRPAによって効率化を図り、医療資材の調達やロジスティクスなど診療前の現場業務を代行しています。これにより、医療機関にとって “参入に躊躇してしまう夜間・休日診療” を可能にする支援を行っています。 また、日中はかかりつけ医の先生が、夜間・休日はファストドクターが代診することで、切れ目のない医療を提供できる環境作りをしています。 診察情報はファストドクターの「クリニックポータル」というセキュリティの担保された独自システムからリアルタイムに主治医の元へ共有され、申し送りから往診結果報告までワンストップで行われます。 ③ 行政支援事業ー自治体のためにー 地方自治体の医療提供体制の強化を図る支援を行っています。このコロナ禍においては、発熱診療の受診困難によって多くの患者が診察を受けるまでに時間を要したり、病床の逼迫から適切な処置を受けられないコロナ肺炎患者が自宅で重症化する事態が社会問題となりました。ファストドクターはこうした状況においても大いに活用され、生活者からの医療相談だけではなく、かかりつけ医からの発熱患者の診療委託・地方自治体からの自宅療養者の診療委託などを通じて、多くのコロナ対応を行ってきました。有事には大きく・平時には小さな体制とするなど従来のハコ型とは異なる、柔軟性のある医療体制を構築することで需要に見合った供給を行っています。
ファストドクター
テックリード
医療分野の社会課題解決の一役を担うメディテック企業でリードエンジニア募集
▍プロダクト 患者と医療機関をつなぎ、夜間や休日の救急相談・救急オンライン診療・救急往診をIT技術で支援する時間外救急プラットフォーム。「ファストドクター」を運営しています。 医療業界は今後高齢化などで需要の増大が見込まれる一方で、規制や業界の体質によってデジタルシフトが進みづらいという課題があります。その多岐にわたる診療業務・診療外業務をITによって効率化し、1日2,000件の医療相談や、1日500名の患者と医師を最短30分でマッチングを実現しています。この効率化技術は、同時に患者体験のデジタル化でもあります。生活者は24時間にわたって医療にアクセスし、スマートフォンひとつで診療を受けることができます。 ▍実績 <受賞歴> ●10回アジア太平洋高齢者ケア革新アワードにて新型コロナ感染症への取組みが最優秀賞を受賞 ●Forbes JAPAN「日本の起業家ランキング2022」 ●経済産業省主催「ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)2021」優秀賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000031533.html ●東洋経済 すごいベンチャー100に選出 https://premium.toyokeizai.net/articles/-/28030 ●ICCサミット KYOTO 2019 STARTUP CATAPULT 優勝 https://jp.techcrunch.com/2019/09/03/icc-summit-kyoto-2019-catapult/ https://industry-co-creation.com/news/47378 <皆さまからの応援の声> https://readyfor.jp/projects/fastdoctor/comments <政府による視察や意見交換> 参考:首相「在宅医療の体制整備」 訪問診療サービス代表と面会(2021年9月12日) 新型コロナ「第5波で機器不足」訪問診療2法人、小池都知事と面会(2021年9月25日) <社会インフラを実現したフランスの民間救急との顧問連携> https://www.sosmedecins.fr/ <ニュース> ●世田谷区独自の新型コロナ感染症対策「世田谷区自宅療養者健康観察センター」2月より運用開始。ファストドクターら民間4社が共同受託。 ●東京都板橋区とファストドクター、⾃宅療養中の新型コロナウイルス感染症患者へ夜間・休⽇の電話相談・救急往診体制を整備 など <メディア掲載歴> ●日経新聞1面 ●テレビ東京「WBS(ワールドビジネスサテライト)」 ●TBS「ビビット」 ●日本テレビ「真相報道 バンキシャ!」「news zero」 ●フジテレビ「Live News IT!」 ●NHK「シブ5時」 など
ファストドクター
リードエンジニアFlutter
1億人のかかりつけ機能を担う|医療の質的向上を追求するリードエンジニア募集
▍事業内容 【救急往診・オンライン診療事業】 「夜中に具合が悪くなったけれど、行き先がなく朝まで我慢した」。 そんな夜間・休日の急な体調不良やケガを 24 時間対応。電話での医療相談をもとに緊急性を判断し、119やかかりつけ医受診の案内、緊急度の高い場合は最短 30 分での救急往診やオンラインでの診療を手配します。現在、救急往診は11 都道府県に対応し、今後全国に展開していく予定です。 <実績> ・1日約4,000件の医療相談に対応 ・コロナ禍では24万件を超える患者をサポート ・公式アプリダウンロード数2,300%UP ・App Store評価 4.7/5(2022年11月時点) 【在宅医療支援事業】 在宅医療を担う医療機関の安定的な24時間体制を支援することを目的に、夜間・休日といった負担の大きい時間帯を対象にオンコール・救急往診や看取りなどを代行する 「ファストドクターfor Medical」を展開。診療情報は独自システム「クリニックポータル」で主治医と共有され、申し送りから診療報告までオンライン上でワンストップで行えます。 <実績> ・2021年7月比で売上高20倍増 ・患者情報や診療情報の連携をオンライン上で円滑に行うための  WEBツール「クリニックポータル」を自社開発 【自治体支援事業】 超少子高齢化の進行・医師や病院の偏在・医療災害など、地域医療課題への対応が急がれる今日、地域の中だけの解決には限界があります。私たちはそうした社会情勢に応じて医療体制を柔軟に再編し、自宅療養者の診療委託、移動困難者を対象とするワクチンの訪問接種、救急と連携した救急車の適正利用など、地域に応じた様々なソリューションを提供しています。 <実績> ・コロナ禍で36自治体に医療支援 ・2022年10月までで6万人以上の相談に対応 ・平時の5疾患6事業に向けた自治体支援の実証的取り組みを開始 【企業提供事業】 ファストドクターのプラットフォームを活用し、「医療」をキーワードにした、新しい課題解決・価値提供の創造に取り組んでいます。 <実績> ・サービスの充実、会員特典・福利厚生として250社以上に導入 ・従業員の負担軽減、フルサービス、保育園など ・新サービスの提供、メンタルヘルス(KDDI)・ファストチェック(富士ロジテック)など ▍受賞歴 ●Forbes JAPAN 「日本の起業家ランキング2023 」1位受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000031533.html ●2022年度グッドデザイン賞ベスト100金賞(経済産業大臣賞)W受賞 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000031533.html ●10回アジア太平洋高齢者ケア革新アワードにて新型コロナ感染症への取組みが最優秀賞を受賞
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