神戸参加型フェスティバル“078”前夜に開催!BLENDED KOBE@ブルーボトルコーヒー 神戸
こんにちは。コピーライターの高島です。
いまだGWの余韻から抜けきれずにいる私ですが、みなさんはいかがでしょうか?
少し遅くなってしまいましたが、お休み前の4月26日、ブルーボトルコーヒー 神戸カフェで開催されたイベントにフェンリルがサポーターとして参加し、デザイナーの福原も登壇者としてイベントを盛り上げました。
4月27日から4月29日に神戸市内で開催された参加型フェスティバル『078(ゼロ・ナナ・ハチ)』を間近に控えた前夜、神戸への熱い想いを語るイベント『BLENDED KOBE 』。
(こちらのビジュアルはフェンリルのデザイナー福原が制作しました!)
イベントでは、ブルーボトルコーヒーさんのおいしいドリンクとペイストリー(焼き菓子)をご用意して参加者の皆さまをお迎え。
078のスタッフや関西のクリエイターとともに、コーヒーを飲みながら神戸の“未来”を語り合いました。
ちなみに私は、ニューオリンズ(ブルーボトルコーヒーオリジナルのアイスミルクコーヒー)をいただきました。めっちゃおいしい!365日飲みたい!
参加型フェスティバル『078』とは?
078は、『音楽×映画×IT×食×ファッション×子ども×アニメ』をコンセプトに、都市生活の面白み、心地よさを追求する市民/クリエイター/エンジニアが集い、交わることで作り上げる参加型フェスティバルです。
『078』は神戸の市外局番なんです。おしゃれなネーミングですよね!
今年で3回目の開催となった078は、昨年よりさらにパワーアップ!人気のアプリ『TikTok』とのコラボレーションなど、子どもから大人まで楽しめるコンテンツが目白押しでした。
(※今年の開催は終了しています)
若者に選ばれ、誰もが活躍するまちKOBEへ
イベントの進行は、078のスタッフであり、神戸市企画調整局つなぐ課 特命係長の長井 伸晃氏。
オープニングのキートークでは、『神戸からはじまるオープンイノベーション』をテーマに、行政のIT化を進め、縦割りになっている行政の仕組みを変えていくための構想や神戸に対する想いを語られました。
そして、「若者に選ばれ、誰もが活躍するまちKOBEへ」を打ち出し、実験的・国際的かつ先進的な取り組みを通して、未来に向け魅力と活力あふれる都市として発展する“KOBEの姿”を発信していくという、078のミッションについても伝えられました。
神戸愛にあふれるトークセッション
神戸にゆかりのある3名によるトークセッションでは、2つのテーマに対してディスカッション。
神戸をより良くしていくためのユニークなアイディアや、神戸をよく知るみなさんならではの意見がたくさん挙がりました!
(トークセッション参加メンバー)
藤井 信忠氏(ふじい のぶただ)神戸大学 大学院システム情報学研究科 准教授
有村 綾氏(ありむら あや)神戸を題材にしたイラストを多数手がけるイラストレーター
天宅 正氏(てんたく まさし)神戸市 企画調整局 産学連携ラボ クリエイティブディレクター
「JR三ノ宮駅に新たに巨大なオブジェを作るとしたら?」
神戸市中央区に位置する三宮は、JR三ノ宮、阪神三宮、阪急三宮など、JR・私鉄の6駅がひしめき合っており、乗降客数は兵庫県内でNo1となっています。
そんな三宮エリアの主要駅であるJR三ノ宮駅前に、神戸らしい巨大なオブジェを作るとしたら?をテーマにトークセッション。
天宅氏は、「横浜や長崎などの港町は、主要駅のすぐ近くに海があるが三ノ宮駅からは海が見えないので、海を感じることができるものを設置するのはどうか」というアイディアを出されました。
藤井氏からは、「街の未来や神戸の幅広さを表現できるものを作りたい」という意見が出るなど、どのアイディアもワクワクするものばかりでした!
「神戸の知られざる魅力とは?」
有村氏は、なによりも“人”が神戸の魅力であると感じていらっしゃるそうで、「たまたま知り合った人もみんないい人で、色んな人に出会うことができる街」ということを楽しそうにお話くださいました。
078の主催者でもある藤井氏は、「078が魅力です!(笑)」と胸を張りながら、「新しい街を作っていくことも大切だけど、昔の神戸を知り、私たちが知らない神戸を見直すことでもっとおもしろい街になっていくのではないか」という期待を寄せました。
「クリエイターにとって神戸は、いかようにもおもしろくしていける街」と語ったのは天宅氏。神戸を離れ、東京で働いていた経験を経て神戸に戻ってきたことで、より一層そのように感じたのだそうです。
神戸×デジタル施策 ~ 魅力を高めるアイデアの提案~
兵庫県出身のフェンリルのデザイナー福原も登壇し、『神戸×デジタル施策 ~ 魅力を高めるアイデアの提案~』というテーマでトーク。
福原は兵庫県の加古川市の出身ですが、自分自身が持つ神戸のイメージや、 他の兵庫県民へのヒアリングから感じ取ったのは、“おしゃれ”というキーワード。 今回の登壇では、神戸の街に訪れる人を「ユーザー」として考え、 おしゃれな神戸の魅力をさらに印象づけるようなデジタル施策を『Feel ○○』と題した提案を発表しました。
それは、神戸の街とユーザーとの接点を“UI”で提供し、経験や体験となる“UX”を生み出すというもの。
『Feel technology』として提案したのは、街に設置したデジタルサイネージがアプリと連動する神戸MAP。 サイネージで街の魅力に触れたり、アプリではMy神戸MAPをつくったり、デジタル体験によって街と人との接点をつくることをイメージしていました。
また『Feel smart』として、アメリカのシリコンバレーで流行している電動スクーターを導入し、神戸市内のスマートな移動を提案するなど、ユニークなアイディアを披露しました!
30年続く078を目指して
イベントの最後には藤井氏より、今そして未来の078のあり方について講演。
30年続く078を目指してみんなで新しい価値を生み出していき、30年目には神戸ならではの価値を体現するイベントになっているようにしたいとの想いが語られました。
世代を越えて多くの人が楽しめる078。今年も大盛況のうちに幕を閉じたようです!
今年の078は終了しましたが、今年は行けなかった方も、ぜひ来年は参加してみてはいかがでしょうか^^
そして神戸へお越しの際は、素敵な空間でおいしいコーヒーをいただける、ブルーボトルコーヒー 神戸カフェさんにもぜひお立ち寄りくださいね。
【ブルーボトルコーヒー 神戸カフェ (BLUE BOTTLE COFFEE)】
兵庫県神戸市中央区前町1 NTT西日本新神戸ビル 1F
営業時間:[月~日] 8:00~19:00