はじめまして!
株式会社 FLINTERS でプロジェクトマネージャーをやっています、野呂と申します。
こちらは記事はアドベントカレンダー16日目の記事になります!
入社2年目が終わり3年目になろうとしているなか、今年感じたことを記載させていただきます。
🚪 2年目の幕開け
プロジェクトマネージャー(PM)として2年目を迎えました。
1年目が「一つのプロジェクトを進めること」に集中できたのに対し、2年目からは、複数のプロジェクトを並行して担当することになりました。この変化こそが、私にとって最大の壁でした。
🤯 「慣れない」の連続だった日々
2年目の前半は、まさに「慣れない」の連続でした。全てが初めての経験で、頭の中は常にパンク状態でした。あるプロジェクトの会議資料を作成している最中に、別のプロジェクトの緊急の問い合わせが入り、さらに別のプロジェクトの進捗遅延への対応が必要になる、といった具合です。
💡 人間とは慣れるもの
しかし、人間とは本当に「慣れるもの」です。
いつの間にか状況は変わり始めました。以前よりもスムーズに進んでいることに気づき、この「慣れ」を確立するために気をつけたことを3つ、以下にまとめていきたいと思います。
1. 情報のインプットと判断の重要性
多くのプロジェクトを経験し、追い込まれた結果、「まずはすべての関連情報を確認する」という姿勢が身につきました。当初、私が最も苦しんだのは、「何がわからないのかすらわからない」という情報の混乱状態でした。これが頭のパンクを招いていた主な原因です。
しかし、PMにとって「不明点を解消し、判断を下す」ことは不可欠です。そのために、判断材料をできる限り多く集め理解するを徹底するようになりました。
当初は情報収集に時間を要しましたが、この「わからないことをそのままにせず理解するまで確認する」という行動を徹底した結果、確認すべきポイントや聞くべき相手を素早く特定できるようになりました。
2. できる人に頼る(できるだけ早く)
上記を徹底した結果、プロジェクトの全てを自分一人で、かつ完璧に理解することは不可能だと悟りました。また、自分が理解・判断するまで待機しなければならない状況は、プロジェクトにとって最大のボトルネックとなります。この気づきは非常に重要でした。
そこで、専門知識や経験を持つ「できる人」に、早期に頼り、適切な仕事を委任することが、PMとして最も効率的な方法だと学びました。全てを抱え込まず、チームの力を最大限活用するマネジメントに切り替えたことで、精神的な負荷が大きく軽減されました。
3. 情報の取捨選択とAI活用
必要な情報だけを効率的に引き出し、自分の中で整理するスキルが向上しました。特に、このプロセスにはAIの力を積極的に頼りました。大量の情報の中から、核心となるポイントを抽出・要約する場面で非常に役立っています。
🕊 視野の広がり
この「慣れ」は、私に「余裕」を与えてくれました。
以前は目の前のタスクを捌くだけで精一杯でしたが、今は一歩引いて、プロジェクト全体の状況や、チームメンバーの状態を俯瞰できるようになりました。文字通り、視野が広がったと実感しています。
💡 おわりに
プロジェクトマネージャー2年目は、「習熟」から「自律」への確かなステップアップの年となりました。この経験を土台として、3年目以降は、より価値ある成果を生み出せるPMを目指し、日々精進していきます。