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Javaの2大カンファレンス、Java Day Tokyo 2017とJJUG CCC 2017 SpringにてFOLIOエンジニアが登壇しました

2017年5月17日(水)、5月20日(木)に、日本の2大JavaカンファレンスであるJava Day Tokyo 2017とJJUG CCC 2017 Springが開催されました。株式会社FOLIOにはJavaコミュニティで活躍してきたエンジニアが在籍しており、Java Day Tokyoでは昼と夜のパネルディスカッション、JJUG CCCではFOLIOスポンサーセッションの「履歴管理のためのテンポラルデータモデルとReladomoの紹介」や公募セッションの『文型さえおさえれば英語を読む力は上がる!』など、複数のセッションで講演をして参りました。

Java Day Tokyo 2017

まずは5月17日に行われたJava Day Tokyo。こちらは日本オラクル株式会社主催の日本最大級のJavaイベントで、国内外からJavaエンジニアが集結、さまざまなセッションが開催されました。

当社のバックエンドエンジニア横田は、Javaの女性エンジニアコミュニティであるJava女子部の部長を務めており、昼の特別セッションとして「Heather VanCura × Java女子部 × Girls in Tech Japan ~海外と日本のエンジニア事情~」と題したパネルディスカッションに登壇しました。

ここではJava Community Processのチェアを務めるHeather VanCure氏をゲストに迎え、日本と海外のエンジニア事情や、スキルやキャリアパスの違い、ワークライフバランス、女性エンジニアの活躍について議論しました。われわれは得てして「日本のエンジニア」と「海外のエンジニア」、という対比で考えがちですが、実は日本であっても海外であってもエンジニアは同じような悩みを抱えている、という発見もあった非常に有意義なセッションでした。

Java Day Tokyoのナイトセッションでは、日本の女性コミュニティを代表するエンジニアとして、再度横田が登壇。世界各地のJavaチャンピオンや日本のJavaコミュニティ代表者たちとともに、コミュニティの運営やJavaの仕様策定への参画、日本のソフトウェア産業の構造問題、エンジニアの待遇、日本と海外の交流について議論しました。


JJUG CCC Spring 2017

次に、5月20日(木)に開催されたJJUG CCC Spring 2017。こちらは日本Javaユーザーグループ(JJUG)が主催する日本最大のJavaユーザーカンファレンスで、今年は過去最大の1000人を超える参加者があったそうです。

株式会社FOLIOは本イベントのスポンサーもしており、いくつかのセッションにも登壇して参りました。エンジニアの横田はJJUG幹事の一員でもあります。

スポンサーセッションでは弊社のテックリードである伊藤が「履歴管理のためのテンポラルデータモデルとReladomoの紹介」というセッションを行いました。

こちらのセッションではまずRDBMSで履歴や有効期間を扱えるデータモデルである「テンポラルデータモデル」と呼ばれる概念を、実例を通して紹介しました。そのあと、テンポラルデータモデルをJavaから扱うことができるReladomoというOSSのフレームワークとその使用法について紹介しました。

RDBMSでは履歴や有効期間といった時間軸に沿った情報を表現するのが一般的に難しいとされており、本セッションがそこの概念を整理するのに役立つ一助となれば幸いです。

会場で熱心に聞き入るJavaエンジニアたち。セッション後の質疑応答では論理削除やテーブルのjoinに関する質問が挙がり、より良い議論が深められました。

次に、バックエンドエンジニア横田が『文型さえおさえれば英語を読む力は上がる!』というタイトルで英文法のショートセッションを行いました。技術コミュニティのセッションとしては一風変わった英文法に関わるセッションで、エンジニア向けに技術文書の例文を用いて英文法のルールを解説しました。

英文法にもルールや構造が存在し、普段から物事をロジカルに考えたりソースコードの読み書きをしているエンジニアに対して、英文法にも同じような面白さがあるよ、ということを伝えたいセッションです。

会場(Twitter)からは英語の先生っぽいという声も上がっていました。確かに。

毎年春にJava界隈はこの2大イベントで盛り上がりますが、今年も例年に劣らずの熱気で、日本のみならず世界各地から訪れているJavaエンジニアたちとともにさまざまな技術知見の共有、議論ができた非常に有意義な2日間でした。

株式会社FOLIOではバックエンドの技術としてScalaを採用しており、モバイルアプリではAndroid開発にKotlinを採用の予定です。このようにJVM言語を広く採用しており、今後ともJava、Scala、Kotlinや周辺技術に関する知見の共有やコミュニティのサポートを前向きに行って参ります。

もちろんJVM言語に限らず、エンジニアリングがビジネスの根源であるFOLIOは今後とも様々なかたちで技術コミュニティに貢献してまいります。

エンジニア職は各ポジションで絶賛採用中ですので、ぜひ興味をもったら応募してみてください!!


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