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まさかこんな形で創業するとは

創業前はWEBマーケティングのコンサルタント

前職では不動産・住宅業界に特化したWEBコンサルティング会社の執行役員として、WEB広告の運用、HPのアクセス解析など、WEBマーケティングコンサルティングのサービスを提供していました。

2年ほど経ったとき、代表がある営業支援ツールを開発しました。

そのツールがクライアントに好評、ということで私も見せてもらったところ、衝撃が走ります。

「このツールは、もっとブラッシュアップすれば多くの会社の営業を助けることができる!」

代表に「この営業支援ツールはブラッシュアップすれば単独でも売れるはず!」と話をしました。

社長が突然言い出したこと

すると代表は「それなら子会社を作って、そこの事業としてやってみれば?」と驚くべき打診をしてきたのです。

もともと自分で起業したいと考えていましたが、まさか、こんな形できっかけが来るとは全くの想定外。

かなり驚きましたが、当時の代表が私のことを信頼し、任せようとしてくれたことに深く感謝し、社長となることを決断。

前職の会社の執行役員兼、追客力の社長として創業したのがきっかけです。

2年で自立。自前で借り入れも

それから2年で前職を退職。

それまで親会社と同じフロアだった事務所も他で借りることに。

そして筆頭株主となり、借り入れもできるようになり、名実ともに独立して会社を運営することになりました。

ここまで自由にやらせてくれるとは思っていなかったので、本当に前職の社長には感謝をしています。

創業時のセミナー講師としての様子


ファンドからの資金調達は…

さて、そんな経緯で会社を起業しているので一般的な会社(2020年現在)の社長の方々とは少し考え方を違っています。

人と人とのつながりを大切にしています。

人と人とのつながりを大切にしている例として、こんな経営ポリシーを持っています。

「ファンドからの資金調達は行わない。」

スタートアップはファンドからの資金調達が1つの目標になっています。

数千万から数億円の資金を調達できれば、たくさんの人を採用し、オフィスもきれいなところに移転できます。

スタートアップの経営陣は必死になって事業計画を作りファンドにプレゼンテーションを行います。

しかしファンドから資金調達を行えば、ファンドが経営に影響力を持つことになります。

そしてファンドはその組成主旨から、5年から10年で投資した会社を上場あるいはバイアウトさせる目標を設定します。


そのため、ファンドから資金を調達した後、上場・バイアウトを目指して事業拡大に勤しみます。

しかし、なかなかいうまくいかない場合、ファンドの定めた期限間近になると、組織のマネージメント能力を超えた人数を採用したり、BtoBの商材なのにテレビCMを打ったりと、お金を使うのではなくお金に使われるケースを見かけます。

余っているお金があるから使わないと!という会社で、そこで働く人たちが幸せになれるのでしょうか。

そのような刹那的な経営は、経営ではなく、一種の博打のような気がしてなりません。


「会社」の存在意義

私にとって会社の存在意義は「価値を提供し続けること」です。

そのためには関わる人が幸せであることが大切だと考えています。

上場やバイアウトは目標に到達するための選択肢であり、目標ではない。

そのため、弊社はファンドからの資金調達のお誘いはお断りをしてきました。


もちろん株式会社ですので、売上と利益の成長は目指しています。

成長しなければ、面白くありませんし、社会へ影響を与えることもできません。

私たちは、身の丈+ αの成長を目指しています。

それが継続できれば、会社も社員も過度な無理をせずに成長できるし、お客様への価値提供も拡大できると考えています。



曽根田がどのようなことを考えているのかNOTEで記事を公開しています。

興味のある方はご覧になってみてください。

https://note.com/soneda

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