【社員紹介vol.36】「限りある時間を心から信じられる仕事に使いたい」大企業、起業、出産、事業クローズ、キャリアのフルコースを経て、いま伝えたいこと。

子どもが生まれて変わったことは、限りある時間を心から信じられる仕事に使いたいと思うようになったこと。そして、20年後・30年後の社会を見据えるようになったこと―。新卒で野村総合研究所に入社し、働きながらグロービスで学び、起業し、出産。今、本当にやりたいこと・やるべきことを考えたとき、選んだ場がfor Startupsだった。ワークもライフもフルコースの経験を積み、自ら道を切り拓いてきた矢野智美に信頼を寄せる候補者(転職希望者)は多い。

経営大学院で聞いた起業家の話に圧倒され、自らも起業の道を選ぶ

「未知のほうに向かってしまう習性があるんです」と、矢野智美は笑う。その習性のおかげで今、for Startupsにいるのだが、ここに至るまでは、一筋縄ではいかない道のりを歩んできた。大学で情報科学を学び、新卒で野村総合研究所へ。バックグラウンドからするとPM(プロジェクトマネジャー)を目指すのが王道だが、お客様と向き合って課題を抽出し、解決策を探ることにおもしろさを見出し、自ら望んで営業へ。営業の現場では、ビジネスを深く理解していなければ戦えない。そこで仕事をしながら、経営やマーケティングを学ぶためにグロービス経営大学院に入学した。振り返ると、これが大きな転機になった。

「大学院のクラスには、色々なバックグラウンドの人がいました。中でも圧倒されたのが自分でビジネスを興した人。起業家の話がビシビシと胸に響き、この人たちの見ている景色を自分も観たいと思ったのです」。とはいえ、すぐに起業する勇気はなかった。ほどなく、両親の故郷である秋田県を訪れる機会があり、景色や産品など、その価値と地方ならではの課題を目にした。そのタイミングで県主催のビジネスプランコンテストが開催されることを知り、腕試しの気持ちもあり応募。秋田県産の果物と日本酒を定期通販するサービスを提案したところ、何と金賞を獲得した。起業が現実となり、提案したビジネスを始めることになった。

「勇気も自信もなかったのですが、自分にとって色々なタイミングが重なり、やろうと決意しました」。矢野は当時の心境を振り返る。会社に残るか起業するか―未知のものへと駆り立てられた。こうして立ち上げた会社は、東京出身の若い女性が地方創生に取り組む姿も注目され、NHKをはじめいくつかのメディアでも取り上げられた。

出産、事業クローズを経て次へ。生涯の仕事としてスタートアップ支援に向き合う

ところが、裏に回れば苦労も多かった。「マネタイズが苦しかったです。通帳の残高はどんどん減る。何か起これば、自分が動かないことには状況は変わらない。生鮮品を扱う難しさも想像以上でした」。矢野は言う。「地域資源を発掘し・磨き・世に送り出す」というビジョンの下、秋田の産品を全国に発信し、人の交流も生むなど一定の成果を上げた事業だった。しかし、自身の出産もあり、続けることが難しい状況になった。「結局、2年半ほど運営してクローズ。その後は、状況次第ですが、地域のPRも兼ねて継承してくれる団体にお渡しできるかもしれないという可能性を残せました。事業の立ち上げを一通り経験でき、苦労もして、最終的には地元にお渡しできたので、良かったと思います」。

クローズの話が進んでいた頃、グロービス時代の同級生である恒田有希子(for Startups取締役)から「for Startupsで一緒にやりませんか?」というメールが届く。「私が迷っているのを見透かしたかのようなタイミングでメールをもらい、彼女に会えば何かヒントをもらえるかなと考えて会いにいきました」。この時点では、for Startupsへの興味はゼロ。「単なる人材紹介の会社」と思ったからだ。実は同じタイミングで、起業した大学時代の同級生からの誘いも受けていた。for Startupsも支援している有望なスタートアップだ。その相談も兼ねて訪ねたところ、このような言葉をもらったという。

「もう一社の方を、恒田は『すごくいい会社だね』と言いました。続けて『でも私たちは、スタートアップ全体を見ている。責任も大きいが、未来の羅針盤を握っているような景色だ』とも。おもしろそうだなと率直に思いました。なぜなら、そのスタートアップに飛び込んだら、数年でまた次のキャリアを考え直すことになるでしょう。でも、スタートアップの支援なら、生涯の仕事として向き合える。子どもが生まれて、20年後、30年後の日本の姿を真剣に考えるようにもなっていました。より大きなインパクトを出せるのは、自分がそのスタートアップに飛び込むことではなく、スタートアップ全体を成長させるために支援することではないかと考えました」。

for Startupsが長く価値を発揮していくために、フルマラソンの気持ちで臨む

最終的な決め手になったのは、「お試しで来てみないか」と誘われて行ったfor Startupsでの「一日、一時間があまりに楽しかったから」。矢野はすぐに心を決めた。「for Startupsでは、みんなが前を向いている。最初に入った大企業では、ゆるゆると働いているご年配の方などもいました。その会社が悪いということではなく、企業はどこもそういうものだと思っていました。ところがfor Startupsでは全員が頑張り、前向きでいるのが当たり前。for Startups自身も設立3年目を迎えるスタートアップ。その空気に触れ『こんなに素晴らしい会社があるんだ』と」。

矢野は驚き、感動した。一方で焦りも覚えた。「ボリュームゾーンは20代。自分の時間とリソースをフルに投入できる人たちです。でも自分には子どもがいて、100%を仕事に向けられない後ろめたさがありました」。だが、それをfor Startupsは受け止め、矢野には違う価値を求めた。

「for Startupsが長く価値を発揮していく上で必要な存在だと思っているから、焦らずに長期的な目線をもって欲しいと。』とも鼓舞してくれました。その言葉は、『働けない』と焦っている時間がもったいないと、私を向き直らせてくれたのです」。例えて言うなら、「ほかの人が100メートルダッシュをしている横で、私はフルマラソンを走っているようなもの」と矢野は言う。

矢野自身も、我が子を含む子どもたちが大人になる20年後、30年後の日本を輝かせたいと考えている。「そのためには、for Startupsは社会にあり続ける機能であるべきです。一過性の流行や、波が引いて下火になるようではいけません」。大企業を知るとともに、ゼロイチもやってきた自らの経験を活かして貢献する決意だ。ダッシュして息切れをしている場合ではない。日本のスタートアップが成長し、日本経済を牽引する存在になっていくために、矢野は長い時間と距離を伴走する存在であり続ける。

有限の時間を価値あることに。全ての働く人に伝えたい

嬉しい出会いもあった。素晴らしいキャリアを持つ候補者と話していたときのこと。いくつかのスタートアップの話、有望な事業の話などをするなかで、その人は「矢野さんは、その会社を良いと思いますか。好きですか」と、矢野の考えを聞く質問をしてきたという。「何回かそのような会話があった後に、その方が『では自分のレジュメは託します。どの会社に見てもらっても構いません。矢野さんが良いと思い、先方も会いたいと言ってくれる会社が出てきたら連絡をください』と言ってくれました」。

その人は案件ではなく、矢野が信頼に足る人物であるかどうかを見ていたのだ。そして矢野に介在価値を見出し、委ねた。「for Startupsは決して人材エージェントではありません。『ヒューマンキャピタリスト』という呼称に誇りを持っています。この方との会話で、これこそがヒューマンキャピタリストだと思いました」。

また、子育て中の矢野にとっては、ワークもライフも同等に尊い。出産後、仕事へのスタンスが変わった。「幼い時期は一瞬です。子どもと一緒に過ごしたい気持ちはあります。けれども、そうもいきません。その貴重な時間を仕事に振り向けているならば、心から信じられる仕事しかしたくないと思うようになりました。1分1秒たりとも、疑問に思う仕事に費やしたくない。for Startupsだから、それが実現できていると思います」。

育児休業中の候補者に会うことも多い。自分の経験を伝えたくて、敢えて声をかけている面もある。「心から良いと思えることをするべきと伝えています。選択肢の一つがスタートアップ。働き方を不安に思う人が多いですが、スタートアップこそ裁量があり、自分でコントロールできます。貴重な時間を、100%有意義に使いたい人にはスタートアップを勧めたいです」。

もちろん「お母さん」だけではない。これは、全ての人に響く言葉だろう。有限の時間を価値あることに―。矢野は、そんなメッセージも発していくつもりだ。




【社員紹介vol.34】「何をやるか」よりも「誰とやるか」。自称「平凡な人間」が、場の熱量による自身の変化に驚く。 | 私がfor Startupsに入社した理由
一転職希望者として訪ねたつもりが、勢いに押されるようにfor Startupsにジョインすることになった佐藤直紀。「平凡な人間です」と自称する一方で、好奇心は人一倍旺盛。この非凡で熱量の高いメンバーと接するうちに、「この人たちと一緒に働きたい」という思いが押さえきれなくなった。その決断はきっと正解だ。多様な個性と接するなかで、自身に起こった変化を楽しんでいる佐藤がいる。 for ...
https://www.wantedly.com/companies/forstartups/post_articles/172200




for Startups,Inc's job postings
Anonymous
384d3f24 7d63 4099 8c94 1b8772c55c0d?1559709518
279f7af1 cc18 4499 850c 5a12278dc158?1548020098
12472311 1134301933280738 8905295087136778814 n
612cc90c e5a6 4cdc b072 397db49d016e?1562220874
14680725 1459419697407702 6645916630279650740 n
20 Likes
Anonymous
384d3f24 7d63 4099 8c94 1b8772c55c0d?1559709518
279f7af1 cc18 4499 850c 5a12278dc158?1548020098
12472311 1134301933280738 8905295087136778814 n
612cc90c e5a6 4cdc b072 397db49d016e?1562220874
14680725 1459419697407702 6645916630279650740 n
20 Likes

Weekly ranking

Show other rankings

Page top icon