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『7つの習慣』【インサイドアウト】

人は結果を変えたい時、行動にフォーカスしがちである。

行動を変えるための書籍を買ったり、著名人の習慣を習ったりするでしょう。

または職を変えるかもしれない。


・3ヶ月で●キロ痩せるために食事制限を使用!

・商談がうまくいくように、営業のスキル本を実践しよう!

・好きな人を振り向かせる方法!


などなど、多くの情報が簡単に得られる時代になりました。


しかしどんなに行動を変えても、短期的な変化は感じられても、しばらくすると自分の思い通りに行っていない気がして虚しさを感じる人は少なくないかもしれない。


「7つの習慣」を読んだことのない人は、「あ~、人生を幸せにするために7つの習慣を実践しようって本だよね~」って思われる方が多いかもしれません。

しかしこの本では、【結果を変えたい時は物の見方を変える】と伝えています。


一人の人間の1本の木と例えるとしましょう。

みなさんが見える木は、幹があり、枝があり、葉があります。

それが細い木か、太い幹の立派な大木かは異なるでしょうが、上記で見えていない部分があります。


それは「根っこ」です。

「7つの習慣」で言う木の根っこは、人の人格(誠意・謙虚・誠実・勇気・正義・忍耐・勤勉)にあたる部分であり、幹・枝・葉は人の個性(表面的なスキル・テクニック)にあたる部分であると例えています。


そしてコヴィー博士は、人生をより効果性の高いものに変えていきたいのであれば、この人格の部分を変えましょうと伝えています。


根っこが浅いのに、幹や枝はを大きく伸ばそうとしても、嵐が来たらすぐに倒れてしまいます。

根っこを深く、太くしていくことで、どんなに強風や大雨にさらされても、まっすぐ立ち続けることができます。


社会は大きく変化をしつづけ、あらゆるテクノロジーが発達し、国境を超えた人とも自由に交流をもて、世界で発信される情報を素早くキャッチできる時代になりました。

SNS等で多くの(表面的)成功者を羨みながら、今の自分は何も変わっていなくてこの先の人生にどんな意義を残せるのだろうと、空虚感を持つ人も増えてきています。

そんな時代だからこそ、木の根っこになる人格を伸ばしていくことが大切なのでしょう。

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