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人生で一番うまかった酒の話をする

freee 株式会社に入る前

新卒は大手電機メーカーのIT子会社に就職。 親会社で使用する会計システム(SAP)の開発に携わり、バックオフィス業務×ITを知る。

その後データサイエンスの道へ進みたいと決め、DeNAに転職。 ソーシャルゲームの分析を通じて分析の面白さに目覚める。

ゲーム以外の分析をしたくなり、2014年3月にfreeeに転職。 分析チーム・グロースチームの立ち上げなどを経て、 現在はプロダクトマネージャーとして活躍。

現在

2015年の春に、「会社設立freee」というプロダクトをリリースしました。 会社設立freeeは、「知識がなくても質問に答えるだけで、会社設立に必要な書類が自動で作成される」というプロダクトです。 正直にいって、自分の人生で一番思い入れのあるプロダクトです。

そのプロジェクトは、「神ドキュメント」を書くことから始まりました。 神ドキュメントには、  ・なぜこのプロダクトを作るのか  ・このプロダクトのコンセプトは何か  ・作る機能は何か/削る機能は何か など、プロダクトの核となる考え方を明確に記載しました。 そのドキュメントを引っさげて、社内でトップクラスのエンジニア、ビジネス開発、デザイナーを口説きまわりました。

それからの3ヶ月、4人で毎日あーだーこーだいう日々でした。 全員で法律の読みあわせをしたり、望んだ会社と事業提携組めて喜んだり。 2週間のスプリントごとに感じる手応えがある一方、ユーザーテストでは酷評をもらい、葬式のようなミーティングをしたり。 今となってはいい思い出ですが、当時はすごく熱量のある日々を送っていました。

そしてリリース。 https://www.freee.co.jp/news/launch-4184.html その日のうちに、Twitterのトレンドに入るわ、はてなブックマーク1,000以上つくわ、爆発的にサインアップがあるわ。 自分たちが作ってきたものが、世の中に受け入れられた瞬間でした。 その頃のスクリーンショットは密かに宝物としています(笑)

その日は夕方からチームメンバーでなじみの寿司屋に行き、本当に旨い酒を飲みました。 喜び、達成感などの感情もありましたが、なにより「ユーザーに価値のあるものと信じて作ったプロダクトが、実際に価値があると受け入れられた」という感覚が爆発しました。 この日の酒の味は一生忘れることはない、いや、忘れたくない味です。

ありがとう。

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