「いい質問をして欲しければ、クソ質問も平気で出来る場にしろ!」を日常に落とし込む努力を。

転職活動でも新卒の就職活動でも、

かならず聞かれる「何か質問はありますか?」という企業の担当者の一言。


「えっと・・・」と困る人もいれば、
「待ってました!」とばかりに準備してきた質問を投げる人もいれば
その場で要点のついた質問をする人もいれば。

(1対1の場合、沈黙になることは、あまりないと思いますが。)

私は、実際会社説明会を開いて、終盤で「質問ありますか?」と何の悪気もなく聞いていた立場です。
「自分が聞き手の立場だったら?」の視点が抜けていたなと反省した今日。



今日私が読んだ記事に、とても考えさせられたんです。
「質問がでないのは、話し手の責任が8割」というタイトル。

世の中には、私含めて

・質問が思いつかない
・良い質問ができるようになりたい

と思う人もいると思います。質問力をつけたい、という悩みですね。


でも、筆者がいうには、

就職や転職の場だけでなく、ゼミでもセミナーでも、日頃の社内で行われるミーティングひとつとっても、「話し手」と「聞き手」の間には間違いなく、知識の溝ができるものであるという前提があるそうです。そう言われれば、そうですよね。

その溝は、「話し手」の話す内容だけで埋めることは非常に困難だとこの記事の筆者はいいます。


そこで「質問責任」が起こります。

・何を知らないのか
・何がわからなかったのか

を質問して解決しようとする責任です。

ここで、私にとって「なるほど、そうか」と思わせる人間の要素が文明化されています。


『そもそも、人間の頭って、何もフックなしだと「疑問」を持てるように出来ていないんです。

全くのゼロベースで「こうなんだー!」と言われると、「あ、そうなんだ」と受け取ってしまうようになっている。』

そうか。
ただ説明をしただけでは、質問はでなくて当たり前なんですって!


『「疑問を持つことが出来る」って、実は結構習得が難しいスキルなんです。』
と筆者。



だから、

ちゃんと質問がでてくるように、話し手(もっと言えば、その環境のつくり手)が、どうすればたくさん質問がでるのかを頭を抱えて悩まないといけない。工夫しないといけない。

そこで筆者は、学生時代のゼミの教授のことば「いい質問をして欲しければ、クソ質問も平気で出来る場にしろ」の言葉を思い出して、会社で行った勉強会でこんなルールをつくったそうなんです。


・同じことを何度でも聞きましょう

・もうこれ話されたかな…?と思ったことでも聞きましょう

・どんなしょうもない内容でも聞きましょう

・「さっきも言いましたが」は禁句です

・人の説明に横から突っ込みましょう

・人の質問に横から突っ込みましょう


このルール、別に特別すごい内容でもないけれど、きちんとルール化されることで、ものすごい威力を発揮するんじゃないかと私は瞬時に思ったんです。


2人以上の人間が集まる場なら、このルールは常に設定されているほうが、参加する全員にとって時間を有効に使える結果になりそうです。


同時に筆者はルールをもう少し足しています。


『もう一つ、その勉強会におけるルールとして設けていたことが、

「決められた時間はきっちりやり切る」

「誰かの番で時間が余ったら次の人がそのコマで途中まで何か話す」

からそのつもりで参加してね、ということでした。』


私も思いがちなのですが(笑)、
「早く終わらないかな~(この時間)」とならないようにする工夫です。


「誰も質問しなかったらその時間は終わり」という空気が流れると、更に質問はでなくなる傾向にあるのはみなさんも経験したことがあるかもしれません。

このルールのおかげで、次の人がいきなり「何かを話さないといけない」迷惑を被ることがでてきますが、これで「質問をしないメリット」をなくした、と筆者は言います。
(あくまで、これは社内勉強会という状況でのルール)

このルール設定で、勉強会で質問がバンバン飛び交うようになり、
話し手が見落としていた点にも知見を広げることができるようになったといいます。



この記事を読んで、私は思ったんです。

「話し手」と「聞き手」が一度に会す場って、結構日常的に誰しも出くわしていることで、もっともっとそれを有効な時間に進化させられる伸びしろがあるんだということを。

「何か質問はありますか?」と相手にただボールを渡すだけでなく、それまでの過程でフックをかけておくことが大事なんですよね。

「説明中にわからないことがあれば、いつでも質問を投げてくださいね」という一言も、実際うまく機能していないことも多いと感じます。



だから、【環境をつくる側の責任】としてできるのは、
例えば、

・大きなセミナーでは”サクラ”として身内の人間に、セミナー中に質問を発言させてみて「質問しやすい場」だと認識を促したり。はたまた、ツイッターで発言できるようにしたり。
・小規模の説明会みたいな場なら、参加者一人ひとりにあえて質問を投げかけて「発言」させてみたり。(一度声が出れば、次も出しやすいですよね。)
・1対1の上司と部下の面談や打ち合わせの場でも「それ前にも言ったけど」なんていう一言を禁句にして、なんなら上司が同じことを繰り返して発言してみたり 笑。「これ前にも言ったっけな?まぁいいか、重要だし」と。

環境をつくる工夫はいくらでもありそうです。


「これを相手に聞いたら『また同じこと聞くの?』って思われないかな」と不安になる気持ちもよくわかります。
そんな懸念がないような環境をつくっていきたいです。


これから、弊社では会社説明会とかインターンとか、
初めましての方とお会いする・お話することも多くなるので、
良い視点を得たな~と思ったので、まとめてみました。


最後に:

ちなみに、参考・引用させていただいたのは、Books&Appsさんのしんざきさんの記事です。

しんざきさんの記事は、勉強になったり、「そうそう!」と思うことが結構あって、好きなライターさんの一人です。


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