日本人はなぜブランディングが苦手?理解の責任を相手にあると考える日本語の文化を知っていますか?

株式会社FREE WEB HOPEの広報をしている、近藤です。

最近、ブランディングの本を読んでいます。まだまだ序盤しか読めていませんが、その序盤ですら、自分の視点を改めさせられる内容で、読み進めていくのが楽しみです。

その本は、ニューヨークでデザイン会社を立ち上げて成功させ、その後日本でも支社を作られた日本人女性が執筆された本です。

日本では「ブランディング」の認知がない・間違っている・そこまで考えられていない。

そうです。

日本は、皆さんも御存知の通り、技術力が高かったり、仕事が丁寧で商品サービスの質が良かったりするのが特徴。

一方で、日本人は「相手につたえる」ことが、とてつもなく下手だということ。

その背景には、「言語」の特質もあるのだそうです。


ハイテクスト/ ローコンテクスト 文化の違い

◇ハイコンテクストな日本

コンテクスト:コミュニケーションの基盤となる、言語・共通の知識・体験・価値観・ロジック・嗜好性 などのこと。

ハイテクストな言語では、そういったコンテクストが自分と相手で共通にある、という前提があってはじめて相手に伝わるといわれています。

ですから、言葉で正確に伝える度合いが低く、ニュアンスで伝わることが多い。

逆に言えば、自分と相手の共通項が少ない場面では、コミュニケーションが難しくなるのです。


◇ローテクストな英語

一方で、ローコンテクストは、コンテクストに依存せずに伝えようとするので、「言葉のみで正確に伝える」ことを意識してコミュニケーションを取ります。だから、ローコンテクストな英語は、「シンプルで、正確に、解釈の違いが起こらないように」言葉を伝えようとする文化が根づいているのです。


「理解の責任がどちらにあるのか・・?」を無意識に決めていないか?

日本では「行間を読む」というものがありますよね。

聞き手や読み手が、文字から得た情報を基に、さらに自分の経験や価値観や状況を加味して解釈するのです。

このことからもわかるように、日本語の理解はどちらかというと「聞き手側」に理解の責任があるようです。話し手と聞き手の理解がちがったとき、「読解力がなかった聞き手が悪い」といわれても仕方がない状況があるということです。


一方で、ローコンテクストな文化では、伝わらなかった場合は、発信する側の能力が足りなかったとされます。


だから、英語のようなローコンテクストの文化や話し方になれている人は、「伝えること」が得意(得意といっては語弊があるかもしれません。”慣れている”のほうが適切ですね)なのです。

私たち日本人は、「今この状況は、理解の責任を相手に押し付けて良いのか?自分が責任をもつ場合は、どんな伝え方をしたほうがいいのか」と発想の転換をしていかないといけないですね。とくにビジネスでは。


ブランディングのはなし

日本人がブランディングを苦手とするのも、この言語文化の背景が要因の一つと、本の筆者は説いています。「相手に伝わるだろう(自分が工夫をしなくても)」と心のどこかで思っているからです。

”ブランディング”とは、その商品の本質や価値を引き出し、思いや強みをターゲットとなる消費者層に正しく伝わるかたちに表現すること”(引用)


自分の文章を読み返す大切さ

私は、仕事では主にチャットを使用し、採用広報として会社の情報を学生さんや転職者の方々に向けてことばで発信もしています。

コンテクスト(共通項)が、相手と少ないかもしれないということをしっかりと理解して、「この伝え方で伝わるのか」「もっと伝わりやすい方法はないのか」を常に考え続けなければなりませんね。

日本語は主語や述語がなくても成立してしまうこともよくあります。

しっかりと、相手に伝わるように、誤解なく伝わるように、そして相手が苦労せずとも理解できるように、勤めていこうと改めて思いました。


また本を全部読んだら、本の名前も一緒に、内容をご紹介させていただきますね!


FREE WEB HOPEで鍛えられる「伝える力」

私たちは、お客様の商品サービスの魅力や説明を、ランディングページに作り込んで、「ほしい!」と思わせるしかけをつくることに強みを持っています。

・どうすれば相手にわかりやすく伝わるのか
・どんな内容を伝えれば、商品のブランディングが正しくできるのか
・ターゲットに正しく理解してもらうためには、これでいいのか?

そんなことを日々突き詰めていきます。

それは「言葉」だけれなく「デザイン」も一緒。
どうすれば相手に伝わるのか、それをより柔軟に表現できるのはデザインです。デザイナーも「相手」ありきの伝える力でクライアントに貢献します。


Free Web Hopeの今後は、さらにブランディングの領域のビジネスを強化していきます。先日も、スナックのサブスクを提供しているクライアント様のリブランディングのお手伝いをさせていただきました。

これから、ブランディングに携わるようになっていく当社。いま一度、コミュニケーションにまつわる知識のインプットを強化すべきですね。

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