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20卒の私。マーケティングは、「自分の素材を生かしつつ、相手の好みにすり合わせる」ことかな。


はじめまして。2020年4月に新卒で入社したコンサルタントの榊原 美咲です。

「入社からいきなりコロナでフルリモートかぁ…」の時期を乗りこえ、
現在はインサイドセールスを担当しつつ、おっかなびっくり少しずつ現場に出始めています。

この記事の内容を一言でいうと、
『誰とも話さず教室で読書してた系女子が、1番向いてなさそうなセールスを目指し、
 free web hopeというベンチャーに就職するまで』って感じですね。

free web hooe入社の経緯を含めて忖度なしで自由に書いていくので、
ちょっとお付き合いいただければ幸いです。


自己紹介:引かれるか好かれるかは極端です。

まず自己紹介なんですが、人をびっくりさせることが好きで、『意外に〇〇なんだね』って言われると内心ガッツポーズをしています。以上です。

もう少しちゃんと書くと、
小学生くらいの頃に『人はギャップを面白いと感じるんだな』という気付きを得てからこの原則に従って生きていて、それがハマるとこの上ない喜びを感じる生き物、って感じですね。

昔から第一印象ではほぼ100%『真面目そう (=固そう) 』と判断されるので、中身のちゃんとしてない部分を出すと、みんなにびっくりされます。

なので、そのズレがうまくハマって場がパッと明るくなったら、『いまこの人の頭の中の予想を超えたから、私の勝ちだな~』なんて勝手に満足する。昔からそういう可愛くない子どもでした。


後は大学時代、人の前に立って喋る経験が多かったんですけど、最初の頃は緊張してお腹痛くなったり、早口になったり、全然向いてなかったんですよね。

でもある日急に喋れるようになって、その引き金になったのは『ちょっとしたムカつき』でした。

私がいつものようにおっかなびっくり前に出て話そうとした瞬間に、あくびしてスマホに視線を向けた下級生を見ちゃったんですよね。

まぁただの説明会だったので、それまでも同じような話が続いて飽きちゃったんでしょう。

本当に眠かっただけかもしれないんですけど、その時は壇上に上がってくる私を見て、『どうせこの人はつまんない話をするんだろうな』って思われたのかな?って思って。

その瞬間『あ、絶対に顔を上げさせたいな』って沸々と激しい感情が湧いてきて、結果、自分でもびっくりするほどスラスラ話せたんですよね。

その時に何をしたかというと、最初の第一声で「何でこういう説明会ってつまんないんでしょうね?」って聞いちゃいました。

おそらく全員が思っていたことを登壇者が言っちゃったので、みんなポカンとするか苦笑いするかだったんですが、それ以降はほとんどの人は集中して聞いてくれたんですよね。

問題の下級生もたまにスマホに視線を落としつつではありましたが、第一声の瞬間とそれ以降は驚いて顔を上げてくれていたので、『今回はドローということにしてやろう…』なんて勝手に思ってました。

(大それたことしちゃったなぁ…) なんてその直後は脳内反省会が紛糾していたんですが、
『適度なムカつきや悔しさは、何にも負けない原動力になる』っていう発見もあったので、自分の中ではスカッとした良い思い出ですね。

この考え方は今でも大事にしています。


入社理由:本丸 (最終面接) でお茶飲んで帰るつもりが、結局弟子入りした話

あまり褒められたことではないんですが、就活中の心境は結構フランクだったんです。

めちゃくちゃ入念に free web hope のことを調べたっていうよりは、何となく「話聞きたいんですけど~」ってメッセージ送ったら「説明会します!」って返してくれたっていう。

説明会やってくれたのが今の先輩なんですけど、大枠の定型的な説明の後でフリートークをしている時に、私ともう一人受けていた子がある会話で一瞬だけ興味無さそうな反応をしたんですよね。

私は隣だし、そういうことに過剰反応するタイプなので気付いてたんですが、そうしたらその担当者がちょうど不自然で無い塩梅で別の話に移行したんです。

「あ、この人いま気付いた上で、興味のありそうな話にそらしたんだな」っていうのに謎の感動を覚えて(笑)。手も足も動かしていないのに少年漫画か何かの技を見た気分でした。「気付かない内に斬られている!」みたいな。

他の説明会だと少人数でもそういう学生の微妙な仕草に気付かない人もいっぱい居たので、小さいことですが、それが free web hope が気になるきっかけだったんですよね。


で、興味が湧いたなら free web hope という会社をもう少し深堀してみたくて、

入社出来る・出来ないは置いておいて、本丸 (代表) までたどり着いてみたいな、という思いだけで面接を受けました。もっと知ってみたいな、という気持ちで。

代表の相原の経歴を事前に読んでいて興味が湧いていたので、代表との最終面接の日は、自分を売り込もう、ではなくて、この人と話してみたいな、という気持ちが先行して全く緊張しませんでした。


当時はどこの会社でも最終面接で「女性に営業は難しいですか?」と聞くことにしていました。

生意気なんですが、純粋に“意見を聞いてみたい”半分、“どういう答え方をするんだろう”っていうのを測りたくて。

今までの会社だと「そんなことないよ」とか、「女性で活躍している人はうちにいっぱいいるよ」っていう返答が多かったんですけど、それって全然私の質問に答えてくれていないんですよね。

でも代表の相原は「正直に言えばそれはある」ってはっきり言ってくれて、ちょっと驚きました。

で、その後に続いた言葉が、
「だからこそ圧倒的な知識量が無いといけない。男でももちろんだけど、それ以上に女性には必要。さらに言えば今は組織拡大のタイミングだから、多分普通の会社に行くよりも(ウチで営業をするのは)大変になると思う。それでもいいならもうほぼ合格です」って感じで。

この人私に辞退してほしいのかな?ってくらい割と脅されたんですよね。
当然そういう挑発をされると、私の悪い癖が出て、「やります。」ってサッと答えて面接は終了。

それ以来、あの挑発が頭から離れなくて内定承諾しました。

この説明だけだと『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のマーティが腰抜けって言われると引き下がれないアレみたいですが、『この面接で驚かされたのは私の方=私の負け』なので、この人たちの下で働いて、いつか私が驚かせる方になりたいな、と思ったのも確かです。

客観的に見れば、入社を決めた最後のポイントが『挑発』で良かったのか…?と思われそうですが、
私らしい選択が出来たので、満足しています。


私にとってマーケティングとは

(この質問、ペーペーの私には難しくないですか…?)とは思いつつ。

感覚としては、普通の人がお化粧とかファッションで悩んでいることに近いのかな、と思っています。『自分の素材を活かせる化粧 (ファッション) と、好かれたい相手の好みにすり合わせていく』作業というか。

私は、に限りますけど、元の原型がなくなる程の化粧って多分長続きしないので、ある程度素を出しつつ、でもマナーとか他人の好みはちょっと考慮しつつ。そのバランスを取っていくのってマーケティングと似ているんじゃないかと思っています。

『さぁ、これをどう良く見せよう?』の視点だけだと、突き詰めればインチキや詐欺も出来ちゃうので、一番喜んでくれる人が見つけやすいように適切に届ける(=着飾る)っていうことなんじゃないかと。


最後に

社長にも面接で脅され…叱咤激励されましたが、ベンチャー+過渡期なので、幅広い知識はもちろん、臨機応変さや自分で情報を取りに行く胆力も必要で、カオスといえばカオスな毎日です。

でも、来年・再来年の新人さんのために各部署で一生懸命に教育基盤を作っていっているので、

・代表や社員が気になりすぎてとりあえず話してみたい
・「むしろ自分が会社を大きくしてあげますけど?」くらいの熱量がある
・自分も変わり者 or 変わり者を受け入れられる寛容さがある

という皆さんはぜひ一度、門戸を叩いていただけると幸いかなと思います。

以上、気の抜けた文章で恐縮ですが、コンサルタントの榊原がお送りしました。

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