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その仕事、命懸けですか?~BCGを辞めてフロムスクラッチに入った理由~

京都大学大学院を卒業後、外資系戦略ファームであるボストンコンサルティンググループ(以下、BCG)に入社。コンサルタントとしてキャリアを積み、海外赴任を経験後、マネージャーに着任し、計8年間勤務。 彼がなぜ、誰もがうらやむキャリアを捨ててまで、わずか50名程度のマーケティングテクノロジーのベンチャー企業に入社を決意したのか。現在、経営戦略部門を統括し執行役員として旗を振る、彼の第二の挑戦に迫る。     ーまず、フロムスクラッチという会社について教えてください。

フロムスクラッチは、マーケティングテクノロジーを駆使して、世界のマーケティングにイノベーションを起こすべく、現在、次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」というマーケティングソリューションの開発・提供をしている会社です。

「B→Dash」は、企業が保有する全マーケティングプロセスのデータを一気通貫して管理・統合・活用できる、類を見ないソリューションです。統合したマーケティングデータに人工知能を活用することで、収益が最大化される施策の自動分析・レコメンドを実現します。

2015年には、シリコンバレーに本拠地を構えるベンチャーキャピタルや、電通デジタルホールディングスらから、総額13億円もの資金調達をしました。ほかにも、元LINE代表取締役である森川さんに戦略顧問にも就任いただいたり、世界的な経済誌Forbesの「日本の有望スタートアップ20」にも選出された、いわゆる“成長ベンチャー”企業です。

【恵まれた環境への”感謝”と”疑念”】

ーせっかくなので、矢矧さんのキャリア選択の話を聞かせてください。なぜ、ファーストキャリアでBCGを選んだのですか?   少し昔話になってしまうのですが、子供のころからすこし変わったところがあり、「なぜ、人は生まれてきたのか?」「人の根源は何なのか?」「考えるとは何か?」と哲学っぽいことばかり考える変な子でした。

その影響からか、将来は生命科学の研究者になりたくて、大学院まで進学し、研究の世界に飛び込みました。

でも、実際にその世界に入ってみると、没頭しきれていない自分に気づいたのです。 周りで活躍している研究者は、自分のミッションやテーマに対して、言葉を選ばずに言うとオタッキーに一心不乱に突き進んでいる人ばかり。一方で自分はそれができていない。

ふと立ち止まったときに、「この世界では一番になれないかもしれない」と感じてしまい、じゃあ何なら勝てるのだと自問自答する中で、その当時唯一の武器っぽかった”地頭”みたいなある種スキルで勝負できるフィールドを探して、行きついたのがBCGでした。

  ーBCGは自身にとって、どのような環境でしたか?

結果、約8年間BCGにいたわけですが、いまでも心の底から入ってよかったと思える良い会社でした。

働いている人のレベルも極めて高く、制度・環境も整っている、そのうえ給与や待遇も抜群。

光栄なことに、それなりに高い評価も頂いていて、居心地がよい空間でした。

ただある時、「なぜBCGにいるのか?」ということを改めて自分に問いかけることがありました。 いつしか、「その環境にいること」に満足しているのではないか?スキルセットは身につくかもしれないが、結果「何をしたいのか?」がないと、無駄に時間を過ごしているのではないか?と。

実際に、BCGをはじめとしたコンサル業界は、本当に環境が整っていて、「成長」が与えられることが前提だと勘違いしている人は多い気がします。

ある種、モラトリアムというか大学院の延長みたいな世界になってしまう危険性があります。本当は「成長」は勝ち得るもので、そのためには「環境」も創り上げていくものなのですが、それを勘違いしてしまう。

自分もその一人だった気がします。

単純に肩書や、スキルや、条件で受動的にキャリアを考えていただけで、そんな世界で1番になんかなれるわけはないし、実は大学院時代からなにも変わっていなかったんです。

退社する直前の1年ぐらいは、「自分は何者でもない」そんな感覚がずっとありました。

【BCGでは見つからなかった”命懸け”になれること】

ー転職のきっかけを教えてください。

実はBCG時代の後半を、ある事業会社様と共にさせていただいていたのですが、基本的にはかなり現場に寄り添い、共に汗をかかせていただいていました。

商品企画や、営業企画という企画職の中でも顧客や、現場のメンバーに向き合い、日々議論と実行を高速で繰り返す毎日だったのですが、そのプロセスが本当に楽しくて、楽しくて。

その中で、企画職という職種やそのベースにあるロジカルシンキングのようなスキルセットとは別に、「事業を作り、形にして、届ける」というところに昂奮を感じている自分に気づきました。

単純な「企画/計画」というよりもよりも「創った事業を推し進める」方が断然ワクワクするなと。「自分たちの熱量をどう変換するのか?を日々考え実行する」という表現がしっくりくる感覚でした。

それを契機に自分は一緒に働く人や環境よりも、自分で何か(事業)をやる・推し進めることにモチベーションがあると考えるようになり、本格的に転職活動を始めました。

  ー転職を決意するまでの思考プロセスはどの様なものでしたか?

今回の転職は、人生の決断の中で一番悩みました。

もし、給与や条件などまた周辺の要素で決定してしまえば、大学院や最初の就活と同じになってしまう。自分が「何になら命を懸けられるのか」ということばかり考えていました。

軸としてあったのは、

・事業を自分でやったことがないから、事業を推進したい ・組織を作るということにチャレンジしたい(コンサル時代とは段違いに人数・多様性がある環境でマネジメントができるのかチャレンジしたい) ・ネット業界におけるネットワーク、人脈形成というチャレンジ

の3点でした。その中でも一番強かったのは「事業を自分で推進する」という点ですね。

  ーなぜその中でも、フロムスクラッチを選んだのですか?

理由はいくつもありますが、特に大きな理由は2つです。

・“日本再生”というミッションへの共感 ・急速に拡大し、羽ばたこうとしているスタートアップの最前線にいられるチャンス

コンサル時代は大企業様とご一緒することが多く、やりがいはあったものの、資金がある顧客にしかサービスを提供できないですし、どうしても徒労感を感じていたのも事実。

やはり、自分がビジネスをしていく上で、「日本をもう一度再生させるインパクトを起こしたい」そんな思いをずっと持ち続けていました。

よく起業しないの?ともいわれるのですが、私は、自身がミッションを掲げて推進するタイプではなく、ミッションという神輿を一番先頭で担いでいたいんです。 神輿になりたいわけでもなく、遠くから見たいわけでもない。大声出して先頭で叫ぶ。 それが一番楽しい。

フロムスクラッチに出会えた時は、この神輿を見つけた感じがしました。

もちろん他のベンチャー企業も、新しい産業を創ってはいます。しかし、BtoBの会社で、本当に「企業活性」にダイレクトに手を突っ込み、「日本の再活性」を実現しようとしている、そしてそれをドライブすることができる企業は、自分の見た中ではフロムスクラッチだけでした。

もう一つの大きい理由は、このタイミング・フェーズの会社に参画できるチャンスはそうそうないだろうという思いですね。

大企業や、もう少し大きくなったスタートアップ等、いろいろな選択肢はあったと思うのですが、まだ「環境」も固まっていない、なにものにでもなれる組織の中で、暴れまわることができる。そういう会社もフロムスクラッチだけでした。

  ーハイキャリアを捨てる葛藤はありましたか?

正直、キャリアダウンしている感覚は全くないんですよね。 BCGであのまま居続けるよりも、はるかに多くの経験と成長を今この会社でできている気がします。

ハイキャリアが待遇のことだけを指すのだとすると、勿論悩みました。ただ、シンプルに考えると、そんなお金いりますか?ということなんですよね。

残された人生のチップが40枚(年)あるとして、なんとなく1枚をウン千万に変えても、なんにも楽しくないじゃないですか。 やりたいことがあるなら、もう見つけてしまったなら、そのチップをBETしますよね。 え?しないっていう選択肢あるの?最後はそんな感覚でした。

【フロムスクラッチを”大人な戦闘集団”へ】

ーフロムスクラッチを今後どう変えていきたいか、ビジョンを聞かせてください。

組織面と事業面、2つの観点から話したいと思います。

まず組織面からお話しします。

今のフロムスクラッチは、良くも悪くも「若くて無邪気で素直な集団」です。それを「大人でありながら、凄い熱量のある戦闘集団」に変えていきたいと考えています。

全員がビジョンに対して、真面目に熱狂的に突き進んでいくなかで、それをがっちりかみ合わせることで、圧倒的な熱量を爆発的な成長につなげていく。そういう組織にしたい。

それができる素地と、プライドを持てるほど凄いプロダクト(=B→Dash)があるし、組織を徹底的に強化することで、この要素だけでも十分優位性たりえるはずと考えています。

次に事業面をお話しします。 市場を見渡せば、マーケッターや企業にとって「必要だけど足りないもの」がまだまだあるはずです。そう考えると、「B→Dash」をもっともっと魅力的なプロダクトにしていけると考えています。

例えば、“プロセスを便利につくりこむこと”は今の「B→Dash」でできており、客観的に言っても世界の名だたるプレイヤーのプロダクトよりも優れていると胸を張って言えます。しかし、まだ“マーケティングの全体をマネジメントする”領域までは、踏み込めていません。シンプルに、直感的にマーケティングのすべてが「ここで完結している世界」をつくりたい。これは、まだ世界中のどの企業も実現できていない世界です。日本のマーケティングテクノロジー企業である我々が、この領域で旗を掲げ、グローバルスタンダードを確立していきたいと考えています。

今はまだ、胸を張って「日本のためになる」と言えるプロダクトが世の中にないと感じます。お金稼ぐためというより、マーケッターのためにあるべき、「変革につながる」プロダクトを素直に考えたいですね。

  ー最後に、個人としてのビジョンを聞かせてください。

本当に日本を良くするという想いを持って事業を進めるというのは稀有な経験だし、そこにワクワクしています。

今後、間違いなくこの領域は強いフォロワーや新規参入がたくさん増えてくると思う。でも、ビジネスモデルは真似できても”想い”は真似できない。だからこの“想い”、そしてフロムスクラッチという組織に“コアコンピタンスがある”というところはぶらさずにやっていきたいと考えています。

日本初の、世界に誇れるマーケティングソリューションベンダーになれるよう、まだまだたくさん仕掛けていきますよ。立ち止まってる暇なんて全くないので。     因みに、命懸けで、一緒に神輿担げる方、お待ちしております。 

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