マーケティングテクノロジーは世界をどう変えるか ~HPやPwCでもつくれなかった「B→Dash」によるイノベーション~

イェール大学・オレゴン大学の留学を経て、早稲田大学政治経済学部を卒業した武田卓哉。日本ヒューレット・パッカード(HP)に入社後は、主に金融機関における自動FXトレーディングプラットフォームの開発・コンサルティングに従事。その後PwCに転職し、テクノロジーコンサルタントとしてサイバーセキュリティやアナリティクス領域にて活躍。世界屈指のグローバルカンパニーを渡り歩いてきた武田が、フロムスクラッチに入社した理由を語る。

― まず初めに、フロムスクラッチがどのような会社か教えてください。 フロムスクラッチは、マーケティングテクノロジーによって、あらゆる企業のマーケティング活動に変革を起こすべく、次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」という、ソリューションを開発・提供しています。

2015年には、総額13億円もの資金調達を実施しました。主な株主として、シリコンバレーに本拠地を構えるベンチャーキャピタルや、伊藤忠テクノロジーズベンチャーズ、電通デジタルホールディングスなどが挙げられます。昨年には、有名な経済誌であるForbes Japanの特集「日本の有望スタートアップ20」にも選出していただきました。

詳しくは、別の記事に記載していますので、興味があればご覧ください。

日本人に欠けている“チャレンジャーシップ”と“チャンピオンシップ”

― どのような幼少期を過ごしましたか? 子供のころ、父親の仕事の関係もあって、ベルギーやドイツなど頻繁に環境が変わる生活をしていました。小学校時代は5回も転校しています。アメリカに渡ったのは中学生のときでした。

環境がめまぐるしく変わると、当然住む場所や付き合う人も変わります。そんな生活をしていると、「自分の軸」を持っていることが非常に大切になります。言葉も通じなければ文化も違う、そんな未知の世界にチャレンジする時、周囲から見れば“エイリアン”同然でもある自分は、何を武器に戦っていくことができるのかを、小学生の頃からずーっと考えていました。

当時、毎回0から友達や先生と関係づくりをしていると、ふと気付くことがありました。勉強とスポーツができていれば、“エイリアン”である自分がすぐに認められると。だから、新しい環境では常にトップを目指さなければならない、といったマインドセットが自然と身についていきました。自分ではこれを「チャレンジャーシップ」と呼んでいます。また、アメリカの高校でトライアウトを通過し、高校の代表としてバスケをするようになって身に付いたのが「チャンピオンシップ」です。これはコーチから常々「高校の代表として振る舞え」、「優勝したければまずはチャンピオンのように行動しろ」という言葉を毎日のように言い聞かされてきた結果です。

常にトップを目指し(=「チャレンジャーシップ」)、トップのように振る舞い続ける(=「チャンピオンシップ」)。そうしなければ、グローバルでは勝てないことに気付いたのが高校でした。

― 日本に帰ってきて感じることもあったのでは? 大変失礼な表現かもしれませんが、日本には“子供みたいな学生が多い”という印象を率直に受けました。チャレンジャーシップもなければ、当然チャンピオンシップも欠けている。メディアの言葉を借りれば“草食系”という表現になるかもしれませんが、とにかく刺激を受ける回数は日本に帰ってきてから極端に減りました。

何よりも引っかかったのが就職活動です。みんなが同じような服で説明会に出て、同じような文章を書いてエントリーをする。この中で就職活動をしても埋もれますし、正当に評価されない可能性もありますよね。だから、企業が自社開催している営業やマーケティングセミナーに出たりしていました。そこで社長や部長、社員の方々と関係を作っていく。また、学生時代からシンクタンクやデザインファームなどでインターンをしていましたが、まさにそういった活動からどんどんキャリアが拓けていったと思っています。

キャリア形成の軸は“テクノロジー”

― 日本ヒューレット・パッカードに入社したきっかけを教えて下さい。 大学ではマーケットデザインを研究していました。ゲーム理論や行動経済学などの経済学を応用して、どのように経済制度(ルール)を修正・設計していくかを考える学問なのですが、「どんな制度/システムを作るか」という工学的な側面が、テクノロジーととても相性が良いんですよ。

でも、当時の自分には圧倒的にテクノロジーのスキルが足りなかった。

だから、それを身につけることができる会社に行きたいと強く思っていました。そんなときに、「アプリケーション開発」という業務内容で求人募集をしている日本ヒューレット・パッカードに出会いました。

日本ヒューレット・パッカードでは、金融領域の大規模なシステム開発案件に多数携わることができました。テクノロジーの知見は本当に何もなかったので、毎日誰よりも働いて、そのうえで勉強もして必死で知識と経験を身につけていきました。

全てのプロジェクトが自分の血肉になっていったんですが、中でも一番心に残っているプロジェクトが、FXトレーディングプラットフォームの開発プロジェクトです。

FXトレーディングシステムは、株式市場と異なり、ニュージーランドの市場がオープンする月曜朝5時(日本時間)からニューヨークの市場がクローズする土曜朝7時(日本時間)まで動き続けます。そのため1週間にも及ぶロングランテストに合格しなければリリースできないのですが、なかなか機能やパフォーマンス、安定性など、あらゆる要件を満たして動き続けるのは容易ではありません。寝食も忘れるほど必死にデバッグ、ロングランテストを繰り返していたら、社内で「ロングランしているのはシステムじゃなく、武田だった」みたいにいじられたりもしました。笑

― やりがいを感じつつも、PwCに転職を決意したのはなぜですか? 苦労の甲斐もあってか、FXトレーディングプラットフォームがようやくリリースでき、実用が始まりました。すると、これまでが嘘のようにインシデントが起きなくなりました。これは誇らしいことではあると思うのですが、今度は逆にうまくいきすぎてしまって、だんだんとつまらなく感じるようになってしまったんです。

そうした状況を打破しようと、社内の中でも面白そうなプロジェクトを探していたのですが、なかなかFXトレーディングプラットフォームを開発するような魅力的なプロジェクトは見つかりませんでした。加えて、2年間以上の長期期間のプロジェクトをやることにも抵抗があったので、もっと実業に近い領域で、テクノロジーに関わることのできるコンサルティング会社かベンチャー企業を探して転職活動を開始しました。そうして出会ったのがPwCでした。

― PwC時代のお話を聞かせてください。 PwCに入社して、“やりたいことができる”という点は、当時の自分にとってとてもありがたかったです。グローバルネットワーク、多数のケースによって下支えされる豊富なナレッジをベースにして、多くの企業の部長・役員・経営者の方々と仕事ができました。

本来であれば、プロジェクトマネージャー未満のメンバーが、プロジェクトを掛け持つことはないみたいなんですが、ソリューション開発やアナリティクスセンター・サイバーセキュリティセンターの立ち上げなどのプロジェクトにどんどん手を挙げて首を突っ込んでいったら、結果的に2年間で10案件くらいのプロジェクトに関わっていました。

でも、良いところばかりではないのも事実でした。

コンサルティングはやっぱり、“クライアントドリブン”なプロジェクトになるため、自分たちの事業やプロダクトに心血を注ぎ込むような環境にはどうしてもいられません。プロフェショナルとして戦っている以上、絶対にバリューは出せるよう全力は尽くしますが、どうしても圧倒的な当事者ではいられないもどかしさをずっと感じていました。また、実際に会社を経営したこともないのにコンサルティングができるのか疑問に思うようになってきました。

自分たちが開発したプロダクトを、自分たちの手で提供し、顧客価値を直に感じたい。そんな想いがどんどん強くなっていきました。気づいたときには、2回目の転職活動を始めていました。

世界を変えうるマーケティングテクノロジーに惚れ込んだ

― そこでフロムスクラッチに入社したんですね。転職を決意した理由を教えて下さい。 実業の領域とテクノロジーの領域が重なるところで、自分が中心となって新たなビジネスを立ち上げたいという思いがありました。企業戦略をやるだけならコンサルで良いし、システム導入をするだけならHPやIBMのような企業でできます。でもどちらもできる企業ってそう多くはないんですよね。

その数少ない企業がフロムスクラッチだったということです。確かに、フロムスクラッチは紛れもなくベンチャー企業ですから組織システムが十分に整っているとはいえませんし、キャリアパスがあったとしてもスキルの獲得方法が確立されているわけでもありません。

でも僕が大企業で働いている方々に問いたいことはたったひとつで、”完成されたビジネスを運用する人生はかっこいいですか?”ということです。

誰も知らない未知の世界を切り開いた者だけが、その世界を制することができる。フロムスクラッチには、仕事上の価値観や考えに共感する人がたくさんいて、一緒に働いていて気持ちが良いです。加えてひとりひとりが強さやクレバーさを兼ね備えていて、組織として圧倒的な競合優位性を誇っていると思います。

そして、フロムスクラッチが担う市場の役割の大きさにも共感しました。マーケティングプラットフォーム「B→Dash」は、客観的に見ても世界を代表するような素晴らしいマーケティングテクノロジーのソリューションです。

世界のマーケティング、ひいてはビジネスのあり方・やり方を根本から変えてしまうほどの大きな大きな可能性を持っています。そんな可能性に満ちたソリューションを自分の手で、一層強化していくことができる。そんなところに興奮しました。

だから僕がフロムスクラッチに出会ってから転職を決断するまでの時間はそう長くなかったです。

― 最後に、フロムスクラッチが担う“マーケットデザイン”について教えてください。 マーケティングのマーケットを変革していくことが、我々のミッションだと自負しています。

日本のマーケティング市場は代理店への依存度が強く、マーケティング=広告という間違った認識が普及している現状は否めないかと思います。マーケティングはいち施策やプロモーションだけではなく、全体のプロセスに関わることです。それを、代理店に依存してしまうと、企業は必要なデータや情報を直接収集・統合することができず、効果的なPDCAを回すことができなくなってしまいます。

このような現状にいち早く気付いた、ネスレやマリオット、P&Gといった企業たちは、デジタルマーケティングを内製化し始めているんだと思います。顧客と直接的に繋がって、顧客が欲しいと思う情報を最適なチャネルで伝えたい。企業の価値とは、ユーザーが求めるバリューを提供することなのです。

このプロセスにおいて、ITを使っていることはもはや当然であって、マーケティングに関わらず世界は「×IT」「×インターネット」と進化していき、これからは「×AI」が不可欠になります。

マーケターもAIと仲良くなればければいけません。データアナリストだけ雇っていてAIを活用していないような企業は、AIを活用する企業の圧倒的な分析量の差やそこから導かれるクリティカルなインサイトを前に負けていくことでしょう。アメリカでも見られるように、CMOとCIOが融合する未来もそう遠くはありません。そのインフラこそが、まさにフロムスクラッチの開発・提供する次世代マーケティングプラットフォーム「B-Dash」であるわけです。このソリューションを通じて、我々はマーケティングの市場を変革していきます。

そのためには、まだまだ仲間が必要です。是非、マーケティングやテクノロジーに興味がある方は、気軽に話を聞きにきてください! 一緒に世界のマーケティングのあり方を変える仕事をしていきましょう!      フロムスクラッチの求人募集はこちら

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