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人工知能が世界を飲み込む前に ~AIがインフラ化する時代に考える20代キャリアの行方~

人工知能がインフラ化する時代が到来する 1990年代から徐々に普及していったインターネットは、2000年代後半のスマートフォンの登場によりインフラ化した。もはや私たちの生活はインターネットなしには考えられないくらい身近なものとなった。今後はさらに、あらゆるものがインターネットにつながっていき、私たちの生活をより便利に変えていくだろう。そうしたインターネットの恩恵を享受しているさなか、今度は人工知能が私たちの生活を激変させようとしている。このままのスピードで技術革新が起きていけば、近い将来、人工知能は確実に私たちの仕事や働き方さえも変えていくだろう。人工知能がインフラ化する時代において、特に若手ビジネスパーソンは、今後のテクノロジートレンドの変遷を見据え、真剣にキャリアについて考えなければいけない。大学在学時から、ディープラーニング/マシンラーニングを活用したサービスを展開する企業で就業経験を持つ、朴泳虎(ぱく・よんほう)が、人工知能時代における20代キャリアの行方について語ってくれた。

【目次】(読了時間:3分) ・安定とは怠惰である ・人間はAIに負けるということを受け入れる ・コンセプトを創り出すという仕事 ・かつてない瞬間に立ち会える天文学的確率の奇跡   

― まず、フロムスクラッチという会社について教えてください。

フロムスクラッチは、ビッグデータ×人工知能を主軸に事業を展開するデータテクノロジーカンパニーです。現在は、マーケティングテクノロジー領域におけるソリューションである、次世代型マーケティングプラットフォーム「B→Dash」の開発・提供を中心に事業を展開しています。

「B→Dash」は、企業が保有する全マーケティングプロセスのデータを一気通貫して管理・統合・活用できる、類を見ないソリューションです。統合したマーケティングデータに人工知能を活用することで、収益が最大化される施策の自動分析・レコメンドを実現します。

2015年には、シリコンバレーに本拠地を構えるベンチャーキャピタルや、電通デジタルホールディングスらから、総額13億円もの資金調達をしました。ほかにも、元LINE代表取締役である森川さんに戦略顧問に就任いただいたり、世界的な経済誌Forbesの「日本の有望スタートアップ20」にも選出されたりするなど、いわゆる“成長ベンチャー”企業です。

今後は、人工知能の研究開発、海外展開、「B→Dash」の開発強化に加え、「ビッグデータの取得・統合」と「人工知能によるデータ活用」の技術を通じ、様々な領域での事業展開を予定しています。

詳細はこちらの記事をご覧ください。

安定とは怠惰である

今、若者が未来に不安を覚える理由は何か。 それは「将来安泰」とすら言われていた大企業が存続の危機に陥っており、“それなりのお金”をもらいながら余暇を楽しむ、そんなごく一般的な安定した生活が手の届かないものになりつつあるからである。朴はそうした仕事観に対して疑問を投げかける

「安定した生活を求める事自体は否定しません。しかし、市場環境が変化するスピードが加速度的に上がっている現代で、「大企業(やエスタブリッシュな会社)にいるから将来も大丈夫だ」と思うのは楽観が過ぎますし、不安を感じながら何も行動を起こしていないとしたら怠惰と言わざるを得ません。 人間は変化を嫌う生き物です。現状維持バイアスがあり、コンフォートゾーンからなかなか抜けだせません。“ちょっと給料がいいから”、“周囲から認められるから”といって、自分が心からやりたい仕事でもないのに、自分の頭で無意識に“今の環境が良い理由をつくって正当化”している人が多い気がします。そういった環境に居座り続けて本当に幸せなのかどうか。色々な意見があると思いますが、僕はあまり幸せだと思いません。」

続けて、自身の経験をもとにこう語った。

「社会からはみ出すことに対する恐怖心があるのもわかります。 僕は韓国で生まれてから、2歳で日本の名古屋にやってきました。名古屋では、大学を卒業したらTOYOTAに入社して、定年まで勤めあげ、退職金をもらってリタイアすることが最上の幸せ、といった保守的な雰囲気があり、あまり好きではありませんでした。

中学生の頃、カナダに引っ越してから、大きく自分の人生が変わった気がします。好き勝手振舞って高校すら卒業が危ぶまれた時期や、多様な人種が入り混じる文化での生活、自分の意見・意思を持っていないと周囲に飲み込まれそうになる感覚。日々の経験が「このまま立ち止まってはいけない、変化のない環境に安住してはいけない」というある種の危機感を僕に植え付けてくれたように思います。そして、この頃から、自分の人生は何のためにあるのだろうか、ということを深く考えるようになりました。」

人間はAIに負けるということを受け入れる

続けて、朴は人生と働くことの関係性についてこう語った。 「人生について考える時、その大半を占める“働くこと“について考えざるを得ませんでした。 社会には多様な職業がありますね。いま、現代社会の関心事は、どの仕事・職種が人工知能によって奪われるのか、もしくはどんな仕事・職種なら代替されることなく生き残るのか、についてです。僕は遅かれ少なかれ、人工知能が大半の仕事を奪うと思っています。安定を好み、変化を嫌う人はこの事実から目を反らしたがります。しかし、世界が進む方向は変わりません。そして、人工知能が台頭していくことによって、明るい未来をもたらしてくれると信じています。社会に蔓延る様々な社会問題が1つずつ解決へと向かう、そんな光景を、この時代に生きている僕たちは目にすることができるはずです。世界がそのように変化しているなら、そんな世界を少しでも早く、少しでも確実に実現できるよう働くことが自分のミッション=仕事であり、人生だと考えています。」

コンセプトを創り出すという仕事

では、そんなミッションを実現する仕事とはどのようなものなのか。

「まず、人工知能は社会のために何をしてくれるのかが鍵になります。 それは、オフィスでネクタイを占めて仕事をするような業務も、これからはどんどん自動化されていきます。日々、Excelをいじるような業務、というとイメージがつきやすいかもしれません。こういった業務は、誤解を恐れずに言えば、社会に直接的に価値を生み出すわけではありませんでした。言い換えれば、人間がやらなくてもいい業務ということです。だからこそ、そういった業務はどんどん人工知能に代替させていき、人間は人間にしかできない、直接的に価値を創り出す仕事に注力することが求められます。」

そんな価値を創り出す仕事をするために必要な能力はなんだろうか。

「コンセプトや価値体験を創り出す力だと思います。 ロジックを考える左脳的思考だけでは足りません。人間としてより感覚的に物事を捉えることのできる右脳的思考とのバランスが重要になります。感覚的に捉えて、論理的に探れるようになれば、物事の本質を見極めることが容易になります。

ただ、僕はこういう力だけがすべてだとは思っていません。 今働いている人、そしてこれから仕事に就く学生も含めて、“働くということの定義”を捉えなおすことが必要です。

これまでの労働は生活の糧、あるいは地位・名誉を手に入れるためであるという考え方が一般的でしたが、人工知能が誰にでもできる業務をカバーできるようになってからは、自分らしさを出すこと=自己表現の場として仕事を定義することが大切なんだと思います。だから、既に存在する事例や数字だけを追っていてはだめで、自分自身の持つ感覚こそ大事にしていきたいです。」

かつてない瞬間に立ち会える天文学的確率の奇跡

最後に改めて、朴は今の時代を見つめ直した。 「これまで人類は地球上で最も知的な生き物として覇権を握っていました。でもそれが初めて人工知能によって奪われようとしています。誰も見たことのない世界がやって来るのです。

かつてのどんな偉人でも目にすることの出来なかったその瞬間に立ち会えることだけでも凄い確率であることは事実です。だからこそ、僕はさらにその当事者となって、その世界を創り上げることに人生を捧げたい。人工知能を支えるデータ革命を起こすポテンシャルのある企業はどこなのかを考えた時、すぐに行くべき場所は決まりました。それがフロムスクラッチという会社でした。自分の夢を追い続けることのできる会社に来れて、僕は幸せです。

もし、世界をよりより方へ前進させていきたい方がいましたら、ぜひオフィスまで足を運んでいただきたいです。コーヒーでも飲みながら、未来についてゆっくり語りましょう!」

25歳の若手社員の目は輝いていた。社会にはびこる様々な問題を解決できるのは、きっと彼のような考えをもった人なのだろうと筆者は考える。そしてフロムスクラッチは、テクノロジーの力で社会問題を解決したい方を広く募集している。

株式会社フロムスクラッチでは、次世代のフロムスクラッチの創り手を募集しています。ご興味のある方はぜひ求人ページをご覧ください!

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