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ベンチャー経営に必要なことは全てディズニーが教えてくれた ~ブランドを守る立場からブランドを創る立場へ転身する覚悟~

「知らない人はいないかもしれない」。世界を代表するブランド企業の1つ「ウォルト・ディズニー・カンパニー」。そこでマーケターとして働き、ブランディング業務に従事していた兼本さんは、東京大学経済学部を卒業後、外資系戦略コンサルティングファームのベイン・アンド・カンパニーに就職。その後、ウォルト・ディズニー・ジャパンを経て、2016年にフロムスクラッチに入社しました。彼が言うには、ベンチャー企業での仕事において、ディズニーで得た経験や知識が大いに役立っているそうです。なかなかないキャリアを歩んできた兼本さんに、ディズニーでの経験がいかにベンチャー企業で生かされているのかについて伺いました。

「ディズニー」というブランドの価値を維持する秘訣

ーまず、兼本さんの前職ウォルト・ディズニー・ジャパン(以下、ディズニー)のお話を聞かせてください。兼本さんはディズニーでマーケターをされていたと伺いましたが、誰もがみな知っている「ディズニー」というブランドの価値を維持し続けるために、何か秘訣はありました?

正直に言うと、ブランド価値を維持するための特別なマーケティング手法や秘訣があったわけではありません。そんな魔法のようなものがあれば、僕自身も使いたかったです(笑)。僕が思うに、そもそもブランドとは、手法によって創られるものではなく、過去のコンテンツやそれに関わる一人ひとりの地道な積み重ねによって築かれた「歴史」のようなものなのだと思います。ディズニーは、その歴史というものを築き上げていくにあたって、ほんの小さな妥協も許しませんでした。たとえば、顧客満足度ひとつとっても、ディズニーには徹底的なこだわりがあります。もし顧客満足度が95%だった場合、残り5%の人の満足していない理由について究明しようとし、100人いれば100人全員に満足してもらうことを徹底的に目指します。

また、こんなこともありました。あるとき僕の上司が、「お客様からクレームを頂いたときは、その方にもっとディズニーを好きになってもらえるチャンスだ」と言っていました。正直に不満を伝えてくれるお客様はディズニーを愛している証拠ですよね。ディズニーは、そのようなお客様の期待に応えるために、もともとの期待値を上回るような何かを提供します。でも、その人ひとりだけに提供するのであれば、「言った者勝ち」になってしまいます。それを平等に提供することができなければいけない。これを考えることってすごくエネルギーとコストがかかることです。それなのに、ディズニーは会社としてその解を出すために一生懸命取り組んでいました。その意識・熱量の高さと徹底具合は、さすが誰もが知る有名ブランドであり、90年以上続いている会社だなと、働きながら常々感じていました。

しかも、ディズニーがすごいのは意識・熱量の高さだけではなく、その想いが組織全体にも伝わっているところにもあります。それは本社のある米国だけでなく、日本をはじめ世界中の組織で共通していました。たとえば、先ほども挙げた「すべてのお客様に満足していただく」ということに対しても、社員全員が同じ方向を向いて進んでおり、それが最大の強みになっています。たった一人でも違う考え方や価値観の人がいると、こういった難易度の高い目標は達成できません。僕は「そのような会社の理念やDNAを守る」という強い意志こそが、「ブランドとして皆さんに愛される秘訣」として何より重要なことなんだと思います。

そんなディズニーでも実現できなかったこと

ーここまで聞いていると、ディズニーという会社での仕事は難易度が高く、やりがいもあったようにうかがえますが、どうして兼本さんはディズニーから転職しようと思われたのですか?

実際、ディズニーでの仕事はチャレンジングで楽しかったですし、やりがいも感じてはいました。そんな素晴らしい会社であるディズニーでも、1つだけできないことがあったんです。それは、自ら「ブランドを創ること」です。

僕が転職をしようと思ったきっかけの1つに、自分の力がはたしてどれだけディズニーというブランドに対して貢献しているのか、ということを実感しづらかったことが挙げられます。ディズニーという強大なブランドは、もうすでに確立されています。認知度の高さで言うと、ミッキーマウスを知らない人って日本にいないじゃないですか。好きか嫌いかで言うと、嫌いという人もいないですし、どちらかというと好意的なイメージを持っている人が多いはずです。このようなすでに確立されたブランドを前にすると、自分がどんなに奮闘したところでディズニーというブランドに対して大きな影響を与えるのは困難なんじゃないかと思いました。しかも、ディズニーはブランドがすでに確立されているがゆえに、新たな領域に大きく舵を切るよりも、既存の事業を守りながら徐々に成長していくという志向が強いです。これらのことをうすうす感じるようになってから、僕は「もっともっと主体的にチャレンジをしながら、強く偉大なブランドを創っていきたい」と思うようになりました。

また、ブランドとは歴史で、ディズニーというブランドは先人たちが創り上げてきたものです。その強大なブランドの下で仕事をしていると、どこか僕の中で「先人の築いたアセットに胡坐をかいて、飯を食っている」感じがしてきたんです。確かに先人が踏み固めてきたものを守り抜くことは、大切なことです。ですが、自分がいてもいなくても、きっとディズニーというブランドは生き続けるし、なくなることはありません。これってつまり、自分の影響度が小さいということですよね。そういったことを考えると、どこか自分が楽をしているような気がしてきたんです。このままじゃ自分はダメになるのではないかと。

このような葛藤から、僕は「ブランドを守る側」ではなく、「ブランドを新たに創る側」になりたいと思うようになりました。これが、僕の転職のきっかけです。

最先端領域での「0からのブランド創り」

ーなるほど、そういうきっかけだったんですね。では、転職の際、数ある企業の中からベンチャーであるフロムスクラッチを選んだのはどうしてですか?

正直言うと、さっき言ったようなもやもやを抱えてはいましたが、すぐに転職云々ということはなかったんです。

でも、あるきっかけからフロムスクラッチのことを知りました。フロムスクラッチは、人工知能×ビッグデータという最先端の技術を有し、マーケティングテクノロジー領域におけるソリューションである「b→dash」を開発・提供をしています。そして、将来世界中のビジネスのインフラになることを目指しています。初めて話を聞いたときに、驚きました。まず、ひたすら目指している目標の到達点が突拍子もないところにある。そして何より、こういったゴールを本気で目指している熱量がある。こんなスケールの大きな企業は、いろいろなベンチャー企業に会ってもみても、ほかにありませんでした。

ブランディングの観点からも、先人たちから受け継いだ歴史などの知財アセットもほとんどない中で、0からそのブランドを創り、育て、そして確立する。どの会社もまだ勝ち上がっていないフィールドで、外資のプレーヤーたちと戦いながらブランドを創る。そんなことを思うと無性に胸が高鳴ったのを覚えています。

それ以外にもフロムスクラッチに感じた魅力としては、プロダクトの持つ「強み」に大きく共感したことも大きいです。フロムスクラッチの「b→dash」は、今日本の多くが抱えているマーケティングの課題を最先端のテクノロジーによって解決します。その課題とは、マーケターがそもそもデータを可視化できていないために、One to Oneマーケティングが行われていない。データを可視化しようとしても、社内のデータの収集や結合などの作業的な仕事に工数を奪われてしまう。結果として、本来の果たすべき役割である戦略立案やプランニング、コンセプト設計に時間を割けていない。そういった、構造的な課題を「b→dash」は解決し、マーケターを、本来注力すべき施策の設計やその実行に注力させることができます。実際僕がディズニーでマーケティングをしていた頃に同じ悩みを抱えていたのもあり、このプロダクトビジョンに共感しました。

フロムスクラッチは、社員全員の熱量・意識が高く、全員が同じ方向を向き、最高難度のミッションに挑戦している会社です。この熱量の高さは、入社する前の面談時から感じていました。面談では、社長や人事をはじめ多くの社員に会わせていただいたのですが、その面談の場で社員全員が大きな目標に向かって生き生きと仕事をしているということがひしひしと伝わってきました。マーケティングテクノロジーによって、世界中のマーケティングやビジネスの常識を塗り替えていくことを本気で目指している組織の、その熱量の高さに惹かれました。 今思うと、ディズニーの頃もそうでしたが、僕はほかの人とみんなで同じ方向に向かって何かに取り組むことが好きなのかもしれません。

みんなが知っているフロムスクラッチに

ー最後に、兼本さんは将来フロムスクラッチでどのようなことを実現していきたいですか?

いま我々と同じ領域でソリューションを提供している会社には、セールスフォースやオラクルなどの外資系大手企業が存在します。当然ですが彼らは、フロムスクラッチよりもはるかに企業規模が大きく、ブランド力もあります。それらは彼らが何年も経験してきた挑戦と失敗の積み重ね、つまり歴史の賜物なんだと思います。フロムスクラッチはそのような企業との競合環境に置かれていますが、その中でフロムスクラッチや「b→dash」が見劣りすることなく、むしろ周りの会社を凌駕するくらいのブランドをまとった会社・プロダクトにしていきたいと強く思っています。

究極的には、ブランドを作るということは会社が目指すものを、社員誰しもが同じような形で体現し続けること、だと思っています。どの部門でも、新卒でも中途でも、会社の目指すべき方向やその登り方を発信し続け、体現し続けられることが重要です。それがお客様に伝わり、そして僕らのファンになっていただく。その積み重ねでブランドができていくものだと信じています。

その実現には、今の組織の良さ、つまりフロムスクラッチの文化や熱量の高さを失わせないことが重要です。ブランドは小手先の施策で創れるものではなく、事業やサービス、プロダクトに携わる人たち全員の日々の意思決定の積み重ねによって創られ、そして強化されていくものです。そのことを忘れずに、これからも強いメンバーと駆け抜けていきたいと思います。

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