はじめまして。2022 年 1 月にプロダクトオーナーとして入社した藤田です。
さっそくですが、みなさんは、優れた SaaS プロダクトを生み出すために重要な要素は何だと思いますか?
卓越したアイデア?
奇抜なコンセプト?
豊富な資金?
優秀なメンバー?
もちろんどれも重要だと思います。
ただ「最も重要」な要素は何かと問われれば、私は「組織」と答えます。
なぜなら、SaaS 事業は、開発、マーケティング、セールス、カスタマーサクセスなど、社内にあるさまざまな要素を総動員しなければならない「総合格闘技」だと考えるからです。
そして、私が新たな活躍の場をフルカイテンに求めたのは、この総合格闘技を戦い抜くために、会社全体で「理想的な組織のあり方」を真剣に模索していると感じたからでした。
これからチャレンジに踏み出します
これまで、たくさんの環境でいろいろなことに携わってきました。データサイエンティストとしてデータ分析をしていたこともありますし、研究開発部門のマネージャーとしてピープルマネジメントを担っていたこともあります。
多くのことに手を出してきましたが、ソフトウェア技術に関する専門知識を使って「エンジニア・研究者をサポートしたい」という思いは一貫しており、主に技術のマネジメントサイドを歩んできました。
とはいえ、プロダクト自体をマネジメントする機会にそれほど恵まれていたわけではありません。そのため、フルカイテンで「プロダクトオーナー」としてガッツリそれに携わることは、1つのチャレンジになると期待しています。
入社してまだ1週間ですが(執筆時点)、カスタマーサクセスのメンバーと連携しながら、機能改善・新機能追加の検討などの取り組みを、プロダクトオーナーとして少しずつ進めているところです。
吹奏楽も SaaS 事業も「1+1を 100」にすることが重要
私がフルカイテンに入社した理由を詳しく説明するために、私自身の趣味について少しだけ語らせてください。
私の趣味は吹奏楽です。あまりに好きすぎて、自分で楽団を作ってしまったほどです。楽団では自分で楽器を吹くことはなく、指揮・演奏指導・作編曲を担当しています。
楽器を演奏する醍醐味は「合奏」です。たくさんの楽器の得意を持ち寄って、1+1を 100 にする。だからこそ楽器の総和を超えたすばらしい演奏ができあがります。
一方で、合奏と同じことが SaaS 事業にも言えると思います。それぞれのメンバーの得意を持ち寄って、1+1を 100 にする。だからこそ、SaaS が単なる「クラウド上のソフトウェア」を超えて「優れたプロダクト」になります。
そして、それを可能にするのが「組織」であり、社内のリソースを総動員して総合格闘技を戦い抜く総合力だと思います。だから、組織を作ることに意識的でなければ、SaaS 事業はうまくいかないと私は考えています。
決め手は「組織」を重視する姿勢とワクワク感
ところで、私が初めてフルカイテンの会社案内を見た時の印象は、正直「なんだかよくわからない会社」でした。でも、同時に「楽しそうだ」と、なんとなくワクワクしました。
例えば、採用情報のページを開いたら、ふざけたポーズの写真ばかりが並んでいます(ぜひ実際に見てみてください。「シュッとした写真は撮らない」がポリシーらしいです笑)
また、「世界の大量廃棄問題を解決する」というミッションに対して、ビジョンとバリューを明確に言語化しています(ぜひ会社案内をご覧ください!)
さらに、「遊びゴコロのある組織運営」を前面に打ち出して、ニックネーム制度(社員全員にニックネームが与えられる)があったり、3ヶ月に1度「All Hands」と呼ばれる全社イベントを開いたり、CHRO を採用しようとしたりしています(まだ 25 人ほどの会社なのに!)
前回のALL Handsの記事はこちらです。
ほんの瑣末なことかもしれませんが、そこから組織設計の重要性を認識し、会社全体で「理想的な組織のあり方」を真剣に模索していると感じました。
すばらしい。
これなら最強のプロダクトを作れるじゃないか。
シンプルに、そう思いました。
最強の組織なら最強のプロダクトを作れる
もちろん、「小売の商流全体を DX する」という強い事業コンセプトと、それに対する当社代表の熱い想いを感じたことも1つの入社動機です。
ただ、決め手になったのは、やはり組織を重視する姿勢に感心し、「最強の組織なら最強のプロダクトを作れる」と考えたからでした。
……さて、長々と私自身のことを書いてしまいましたが……フルカイテンでは、最強の組織と最強のプロダクトをいっしょに作り上げてくれる仲間を募集中です!
特に、現場でものづくりに携わってくれるエンジニアやデータサイエンティストを大募集しています。風通しのよい明るい職場で、あなたもいっしょに働きませんか。
フルカイテン株式会社では一緒に働く仲間を募集しています