1月よりフルカイテンのCFOとして入社しました、斉藤純一です。社内でのニックネームは「J」です!
45歳2児の父でアラフィフ突入しております。
フルカイテンとの出会い
フルカイテンを知った頃、転職は考えておりませんでした。
前職では取締役CFOを務めており、そこでとても大事な時期を迎えていたからです。自分の役目をしっかり果たしたいという思いがありました。
その後、たまたま前職の関わりを少し減らすタイミングで、これまでの経験を活かして副業先を検討したことがあり、WANTEDLYでベンチャー企業の求人を眺めていたところ、フルカイテンの「SaaS企業の管理部門立ち上げをお任せ!」という求人が目に止まりました。
私はこれまで管理部門をゼロから立ち上げたり、IPO準備から実現までをど真ん中で経験してきました。
ベンチャーのそれぞれのステージにおいて、どんな管理部門が必要とされるのかを熟知していると自負しておりますので、副業という形でも何か役に立てることがあるのではないか?とコンタクトさせていただきました。
カジュアル面談担当はVCだった!
そこからカジュアル面談となったのですが、なんと、面談担当は株主であるジャフコ グループの関西支社長、高原様でした。
なぜVCの方がカジュアル面談をするのかな?!と思いましたが、フルカイテンに関わっていく中で、高原様が面談をされる理由がわかりました。noteでも紹介されておりますが、当社の最強パートナーとして、日常的に深く業務に関わっている方だったからです。
これまでこんなVCは聞いたことがなかったので、驚きました。
高原様から事業のことや管理部門の募集の背景など詳細にお話いただく中で大変驚いたのは、これまで複数のVCから資金調達をして、直近でも5億円の調達をしているフルカイテンにまだ管理部門の専任者がいないということでした。
その後の代表瀬川とのカジュアル面談では、事業の話も聞いたのですが、当時の管理業務は幅広く細かい業務が多い中、採用広報と兼任で時短勤務の宮本が1人で担当していると聞きました。それだけでも大変で助けが必要だということが想像できました。
また、「近々ボードメンバーでキャンプに行く」と聞きました。「キャンプは楽しいのはもちろん、素晴らしいチームビルディングになるんや」ということでした。自然の中、焚火を囲んで話しているとリラックスして未来の話ができるとか、そこでみんなで作る料理は最高に美味しいとか。キャンプ好きの代表の瀬川の発案でしたが、すごく面白いなと興味を持ちました。
ぜひキャンプ後にどんなだったか話を聞いてみたいと伝え、次はボードメンバー全員と会うことになりました。
この時は、次回のボードメンバーキャンプに入社前の私が参加するなんて思ってもいませんでした(笑)。(後段での話)
長くなりましたが、このようにフルカイテンと出会うこととなったのですが、最初のカジュアル面談が2021年8月でしたので、入社まで半年弱かかっていることになります。
↑ 念願のボードメンバーキャンプに参加した時の写真
サッカーのポジションで例えるなら、私はCFOとしてリベロ的な存在
私はありがたいことにこれまでCFOという役職に就かせていただき、会社の屋台骨として財務面、ガバナンス面で会社を支える役目を担ってきました。CFOと聞くと投資銀行出身の攻めのCFOなどキラキラしたイメージをされるかと思いますが、私は全く違います。
ずっとサッカーをやっており、高校卒業するまでは柏レイソルのユースチームに所属しておりおりました。大学でも様々なスポーツに取り組み、大学卒業後はこれまでのスポーツの経験を活かし、スポーツ用品の小売店で販売員をしておりました。その後、将来のことを考えるきっかけがあり、キャリアチェンジで未経験でベンチャー企業の経理職に飛び込んだのが経理職のスタートです。
↑高校時代、全日本クラブユースサッカー選手権大会にて撮影
それから「経理以外のこともなんでもやるぞ!!」というスタンスでゼロから管理部門を立ち上げたり、常勤監査役としてIPOを経験し、上場企業のCFOを務めてきました。これまでのバックグラウンドから「守りのCFO」と言われることがあります。攻め守りのような区別をされるのはあまり好きではないですが、サッカーに例えると守りがあるから攻めることができると思っているので、会社にとって「守りのCFO」はかなり重要だと思っております。
ガバナンス体制を整え運営していかなければIPOも実現させることができず、事業成長に必要な資金を調達できません。ここぞというときに攻めに転じて、攻めのきっかけを作ることができる、サッカーのポジションで言うリベロ的な存在でいたいと思っております。
これまで管理部門の立ち上げや、IPO準備からIPO達成と経験し、上場企業のCFOも経験することができました。
そんな私が、なぜ再び管理部門のないベンチャーに飛び込んだかというと、当時の会社では「常勤監査役」であったため、いつかは「管理部門の責任者」として再びIPOを成し遂げたいという心残りがあったからです。
フルカイテンならこれまで成し遂げれなかったことができる
ですが、IPOを目指している会社はたくさんありますし、どこの会社でも良いということではありません。
私は社会的意義のある事業を行っているという点も重要視しております。
フルイカイテンは「世界の大量廃棄問題を解決する」とういうミッションを掲げ、大きな社会的課題を解決するために全社員が日々邁進しております。
壮大なミッションではありますが、フルカイテンは在庫効率向上につながるSaaSプロダクト『FULL KAITEN』を提供しており、導入する企業が増えることで世の中から無駄な在庫が減っていくという素晴らしいプロダクトです。
企業は『FULL KAITEN』を使うことで在庫問題が少しずつ解決し在庫効率が向上しますが、それだけではなく、業務改善がそのまま大量生産・廃棄という社会問題への解決に直結するのです。
そしてお客様からも、粗利が増えた・客単価が上がったと、実際にたくさんの感謝のお言葉をもらっている会社なんです。
現在は国内のお客様だけになりますが、将来的には世界中で『FULL KAITEN』が使われれば、世界中のお客様と一緒に当社のミッションを達成することができます。
フルカイテンでは、このように「どんな目的で働いているのか」「自分のがんばりがどこに繋がっているのか」ということが明確に分かるということが大変魅力的でした。
このように、FULL KAITENは自分の仕事の成果がお客様の価値向上に繋がり、事業成長していくことが社会問題の解決に繋がるという素晴らしい連鎖が生まれる事業です。
「自分はなぜ、何のために、どうして仕事をしているのか?」ということが明確にイメージできました。
さらに管理部門がないという状況でしたので、ゼロから管理部門を作り上げていく楽しみもありますし、管理部門の責任者としてIPOを達成できるということがイメージできました。
そしてIPOをきっかけに、会社の成長を牽引していける存在になりたいと思いました。
フルカイテンへの入社の決め手
前職は大事な時期を迎えておりましたが、大きな役目も果たすことができましたので、取締役を任期満了の2022年1月に退任することが決まり、フルカイテン以外の企業からもお話をいただいておりましたが、フルカイテンに入社したい思いを伝えさせていただきました。
入社の決め手は事業やポジション、IPOを目指しているということがありますが、フルカイテンのボードメンバーの一員として会社の成長の役に立ちたいという思いが強かったです。
代表瀬川との面談では、まだ転職を考えていない状況はお伝えしているにも関わらず、その場で「フルカイテンに来てほしい」と言っていただき、面談後にもすぐに「ジョイン頂いた後のご活躍イメージがすごく湧きました。そして何より一緒に働きたいと思いました!」とアツいメールを頂けたことがすごく嬉しかったです。
瀬川に対してはHPのプロフィールや様々なインタビュー記事などから偽りなく真っ直ぐなイメージを持っていたのですが、実際に接することでイメージが確信に変わりました。
ボードメンバーのCPO加藤、COO宇津木、CTO柳本ともコロナが少し落ち着き始めた頃でしたので、オフラインで会うことができました。
あまり仕事の話などはなかったのを記憶しているのですが、お話することができ、素の部分も見ることができた会でした。キャラは様々ですが、瀬川のことを信頼しており、瀬川もボードメンバーを信頼しており、各々が支え合い会社を引っ張っているという印象でした。
そんなボードメンバーに自分も加わることができるのか不安な部分もありましたが、一緒にフルカイテンを引っ張っていくことができる存在になれれば、今の自分より確実に成長できると思い入社を決めました。
入社を決めてからはAll Handsミーティングにも参加しました。入社前までに業務をある程度キャッチアップしたいとお願いし、入社前からフルカイテンの一員として携わらせていただきました。業務についても、事前に宮本から引継ぎを完了することができました。
※私が参加した、前回のALLHandsはこちら
さらに、第2回ボードメンバーキャンプを開催するということでしたので、入社前ではありましたが私も参加させていただきました。12月初旬ということもあり、冬キャンとなりましたが、言われるままに寝袋とテントと椅子を揃え、食事などは瀬川が全て用意してくれて、焚き火を囲って宇宙の話をしたり、フルカイテンの未来の話をしたり、大変有意義な時間を過ごすことができました。
ボードメンバーキャンプは3ヶ月に1回開催されるとのことですので、1年後はキャンプマスターになれそうです。
フルカイテンで実現したいこと
管理部門はこれからスタートします。まずは少ない人数でカバーし合いながら、会社の屋台骨として安心して事業を推進できる体制を作っていき、まだまだ投資フェーズでもありますので、会社を成長させる財務戦略を実行していきたいと思っております。
また、現在、各ポジションで積極採用中で、1年で3倍くらいの人数になる予定です!!
良い方にジョインしてもらえるよう、従業員の皆さんが働きやすい環境、制度を整備していきたいと思っております。
そして2025年には目標のひとつであるIPOを実現します。
実現するまでには様々な困難もあるかと思いますが、ひとつずつ乗り越えて達成していきたいと思います!!
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