【起業の育て方カレッジ】クラウドクレジット創業秘話:2012-2013

友人かつオフィスもお隣さんのクラウドクレジット杉山社長「創業秘話」イベントがありました。証券街イメージの強い兜町茅場町ですが、実はベンチャー集積地です。ハッカソンも開催されています。

「世界の信用市場を、ひとつに。」というビジョンを掲げる杉山社長の経験は、後から続いた私や様々な資産運用系ベンチャーに影響を与えているのではないかと思います。そんな杉山社長へ会場から最も質問を頂いたテーマはこちら。

【テーマ:起業】

「なぜ起業をしようと思ったのか?」を掘り下げると創業者の色んな姿が見えてくるはずです。

 杉山さんは現在のビジョンと「社会を豊かにするお金の流れをつくる」という事業目的を起業前からよく話されていました。当時の私には残念ながら見つからず、グループ子会社の設立を何度も目にしながら経営や事業運営を学び「課金モデル」「社員数」「想定売上」などを念頭に置いて勝負する領域をひたすら調査の日々でした。

 金融領域で空いたスペースを探し続けてようやく出会った投資信託ですが、なんと起業ではなく運用会社へ転職します。そのタイミングですでに退職→起業準備中の杉山さんに対し、私はここから5年もかかります。2016年にプロトタイプ完成・売上目処・資金調達が見えたタイミングでようやく登記となりました。

 即断即決の杉山さんと準備に時間のかかる私ではチーム組成や投資方法もバラバラです。設立直後はもちろん、当面の間は創業者カラーが極端に会社運営に反映される期間が続きます。急拡大したクラウドクレジットさんも成長という面では助走期間がもちろんありました。

【テーマ:成長】

 私が差している期間のことは今でもよく覚えています。グラフからも分かる通り爆発的な成長を続けていても、そこに至るまで、優れたプロダクトはもちろん、頑健なシステムと最適なテクノロジーの採用、未開の地を進みながらの法令遵守、この全てを実現する必要があります。

 もう一つのテーマでもあった「テクノロジー」は金商業者でのキャリア形成全般にとって悩ましいものです。得られる経験がエンジニアリングそのものではなく金融業務知識のケース、そもそもアウトソースがシステム「開発」と呼べるのか、発注先のコントロールなのか、ベンチャーへの転職を考えられている方は本当にやりたいことができるのか?何度も確認することをおすすめします。

 キャリアという意味では大手金融機関の情報システム部で身につくノウハウが、Fintechベンチャーの事業開発で大活躍することも多いので「起業の育て方カレッジ2」でもっと掘り下げていこうと思います。

第一回「起業の育て方カレッジ」にご参加頂いた皆さま、ありがとうございました。また次回もよろしくお願いいたします。

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