今回は、Fusicが長期にわたって取り組んできたプロジェクトのひとつ、
地域振興券アプリ「まちのわ」プロジェクトについてご紹介します。
このプロジェクトは、Fusicの中でも特に重要なプロジェクトのひとつです。
数十万〜百万人規模に使われるサービスを、
10数名のエンジニアを中心としたチームで開発・運用し、
プロダクトの成長と安定運用の両方に責任を持って向き合っています。
この記事では、
そんなまちのわプロジェクトに携わるエンジニアの仕事と、
このフェーズだからこそ向き合っている課題や挑戦について紹介します。
まちのわプロジェクトとは?
株式会社まちのわ(以下まちのわ)は、
九州電力・筑邦銀行・SBIホールディングスなどが共同出資して設立された、
地域経済の活性化をミッションに掲げる企業です。
Fusicは、まちのわが提供する地域振興券アプリの開発パートナーとして、
事業立ち上げ期のユーザーの利用シーン分析や要件定義、仕様設計の段階から伴走し、
利用者向けアプリの開発から管理画面の構築、運用までを一気通貫して継続的に支援しています。
現在、アプリは導入自治体全国100以上・累計150万DLを超えるサービスに成長。
Fusic自身も2025年3月にまちのわホールディングスへ出資し、
「一緒に事業を育てるパートナー」へと関係が進化しています。
地域振興券アプリとは?
まちのわの地域振興券アプリは、
地域のお金の流れをスマホで完結させる toC 向けモバイルアプリです。
- プレミアム付き商品券や地域ポイントを電子化
- 利用者は申込〜購入〜決済までをアプリで完結
- 自治体は煩雑な事務作業をデジタルで効率化
という価値を提供する、BtoGtoC型の地域振興プラットフォームです。
現在では、九州のみならず全国の自治体で導入されているため、
家族や友人が実際に使っていたり、旅行先で偶然目にしたりすると
「こんなところでも自分の作ったアプリが使われているんだ!」と
ちょっとうれしい気持ちになります。
全国のいろいろな場所で、
自分たちの仕事が日常の中で使われている。
そんな「使われている実感」を持ちやすいプロダクトです。
まちのわプロジェクトを支えるチーム
現在、まちのわプロジェクトは、
10数名規模のエンジニアメンバーとテストチームが連携しながら進めています。
メンバーは20代〜30代前半が中心の若いチームです。
このチームでは、
単に目の前の機能を実装するのではなく、
- この設計で、今後も安定して運用できるか
- 数年後の拡張や仕様変更に耐えられるか
といった 長期の視点を持ちながら、
チームで判断を重ねて開発を進めています。
自社プロダクト開発とは少し違う、Fusicでの開発
ある程度の規模以上の自社プロダクトを持つ会社では、
役割が細かく分かれ、担当領域が限定されるケースも少なくありません。
一方、Fusicのまちのわプロジェクトでは、
開発パートナーという立場で、
要件定義から設計、実装、運用改善まで一気通貫で関わります。
アプリ・バックエンド・インフラといった
特定の領域に閉じず、
プロダクト全体を見ながら技術的な判断に関われるのが特徴です。
また、長期運用を前提とした設計・実装を重視しつつも、
日々の開発では、
世の中のニーズにいち早く応えるためのスピード感も求められます。
まちのわプロジェクトで積める経験
キャンペーン時には、
10万人規模の同時利用が発生することもあり、
負荷に耐える設計や、「止めないための工夫」が欠かせません。
こうした環境だからこそ、このプロジェクトひとつで、
- 短期的なリリースを前提としたスピーディーな開発
- 長期運用を見据えた設計・実装
- 多くの利用者が同時に使うサービスを支えるためのシステム設計
といった、プロダクト開発において欠かせない経験を一通り積むことができます。
単に機能をつくるだけでなく、
「どうすればこのサービスが、長く・安定して使われ続けるか」を考え続ける。
そんな視点でプロダクトに向き合えることが、
まちのわプロジェクトならではの価値だと思っています。
まちのわプロジェクトの面白さと覚悟
まちのわプロジェクトでは、
プロダクトの一部分だけを見るのではなく、
事業や運用も含めて「どうあるべきか」を考え続けることになります。
正直なところ、
エンジニアとしての華々しい仕事ばかりではありません。
細かな調整や、地道な改善、
目立たない対応が必要になる場面も多くあります。
それでもこのプロジェクトには、
事業に深く入り込み、
プロダクトの成長を自分ごととして背負える実感があります。
単に「作った」で終わらず、
「このサービスを、どう育てていくか」まで考え続ける。
その手応えこそが、
まちのわプロジェクトの一番の面白さであり、魅力だと思っています。
プロジェクトが向き合っている課題と、これから
サービスの利用規模が拡大する中で、
開発・運用の在り方を次のフェーズへ進めるタイミングに来ています。
利用者増加に伴い運用工数も増えており、
これを仕組みや設計の工夫によって省力化していくことが大きなテーマです。
また、長期運用によって機能追加が積み重なり、
全体として複雑さが増してきている側面もあります。
現在は、
アーキテクチャの見直しや機能構成の最適化を進め、
将来の成長に耐えられる形へ進化させていく段階にあります。
今後は、
- サービス拡大を見据えたアーキテクチャの最適化
- お客様と二人三脚で進めるスクラム開発の洗練
- 特定の個人に依存しない、柔軟な開発体制づくり
に本格的に取り組んでいきます。
こんなエンジニアにおすすめ
まちのわプロジェクトは、
以下のような方にフィットする環境です。
- 事業に寄り添い、プロダクトと一緒に成長したい方
- 派手さよりも、「うまく回る仕組み」をつくることに面白さを感じる方
- 多くの利用者に使われる、地域貢献性の高いサービスに携わりたい方
Fusicでは現在、
まちのわプロジェクトを一緒に背負ってくれるエンジニアを募集しています。
どうせやるなら、
ただ貢献するだけじゃなく、
「オリャー!」って言える仕事を、一緒にやりませんか?