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【FLN社員インタビュー】地域ポイント事業で取り組む地域活性化

こんにちは!フューチャーリンクネットワーク(以下、FLN)広報担当の菅野です。
今回は、FLNの各部署や部署横断で取り組まれているプロジェクトについて、担当者へのインタビュー形式という形でご紹介していきます。

本記事では、自治体と協働し地域活性に取り組む公共ソリューション部で「地域ポイント事業」を担当している社員にインタビューを行いました!

自治体の課題を地域ポイントというソリューションで解決している2人に、ポイント事業の概要から仕事のやりがい、それぞれが思い描く地域活性の理想の姿についてたっぷり語ってもらいました!


今回の話し手

宗形 健士朗 (むなかた けんしろう)
公共ソリューション部 ポイントCRグループ マネージャー
2017年に新卒でアパレル会社に入社。
2021年5月にFLNに中途入社し、2022年3月より現職。

K.K
公共ソリューション部ポイントCRグループ
2021年にFLNに新卒入社。
入社当初よりポイント事業を担当。


今回のインタビューは宗形さんとKくん!
Kくんは清水町のゆるキャラである、「ゆうすいくん」のパペットで参加します。

官民共働ポイント事業とは?

>改めて、FLNのポイント事業の概要を教えてください!

K:地域の消費活動を後押しする制度で、地域内での100円のお買い物に対し1ポイント付与しています。
1ポイント=1円で使えるため基本的な仕組みはTポイントや楽天ポイントのようなイメージですね。ただ、地域ポイントなので特定の地域でのみ使えるのが大きな違いです。それに加え、FLNの地域ポイント事業は自治体と協力して運営しているので、自治体の事業・イベントに参加したらポイントがもらえてそのポイントで地域のお店でお買い物ができる、という仕組みになっています。なので、住民の方々が地域イベントに参加する動機づけにもなっています。
ポイントCRグループでは、ポイントの活用を通じて住民の地域活動への参加を促進し、自治体の課題解決に貢献しています。


>自治体とのポイント事業はどのような経緯で始まるのですか?

宗形:自治体の担当者の方からお問合せをいただくことが多いです。例えば、自治体が交付金の有効活用を模索している際に、FLNを見つけて問い合わせてくださるパターンなどが多かったりします。


>なるほど!このポイント事業ではどのようにして利益を生み出しているんですか?

宗形:FLNはポイントの集計業務やポイント関連の販促物を制作する業務の委託料をいただいており、それが弊社の売上となります。地域で流通するポイントは基本的には自治体の予算を元手に発行しています。発行されたポイントを私たちが一度お預かりし、利用者が地域の加盟店でポイントを使ったら補填しています。自治体が最初のお金を負担してくれることで、地域の事業者さんが参画しやすいですよね。

>地域の事業者さんからお金をいただくわけではなく、自治体の予算を元手に地域に価値提供ができている仕組みなんですね!

ポイントCRグループとは?

>FLNの仕事の特徴として、多くのステークホルダーと協働している点が特徴だと思うのですが、ポイント事業ではどのようなステークホルダーと関わっているのですか?

K:そうですね、ポイント事業においては自治体・まいぷれのパートナー企業・住民・地域事業者の4者がステークホルダーになります。その中でも私たちが最も深く関わるのは、自治体です。

宗形:主に自治体が描くポイント事業の方向性を確認しながら事業成功に導くお手伝いをしています。



>なるほど。ここで気になったのですが、2人は普段どんな業務をしているんですか?色んなことをされている漠然としたイメージはあるんですが...

宗形:先ほどお話した自治体との取り組みの中で、ポイント活用や取り組み全体の方向性のすり合わを行い、事業に落とし込んでいくことがメインではあるのですが、キャンペーンの販促物を制作したり、イベント運営のお手伝いをしたりもしています。

K:そうですね。以前、宗形さんと「ポイントCRって一般的な職種でいったら何に当てはまるんだろう?」という話をしていたのですが、私たち2人の考えが違っていて。

宗形:私は営業職って考えていたんですが、Kくんは企画職だと考えていたんですよね。
私は地域の事業者さんの声や想いを拾って事業に活かすことを重視しているけれど、Kくんはデータを分析することにも長けているから、お互いの得意なところが影響しているのかもね。
ポイント事業は自由度が高く幅が広いからこそ捉え方にも違いが出てて面白いな、と思います。

ポイント事業による「地域活性」とは?

>そんな自由度が高いポイント事業のお仕事でどんなところに面白さややりがいを感じますか?

K:自治体から寄せられる課題や依頼に対して、実現可能性を高めていくことですかね。自治体からの「このくらいの予算があるから、こんなことをしたい」という提案がどんどん具体的になっていく過程も面白いし、自分が効果・実現可能性の両面から軌道修正に携われることにも面白さとやりがいを感じますね。

宗形:私はポイントの循環によって地域活性につながっていることを感じる瞬間ですかね。


>ポイントの循環が地域活性につながる..?もっと聞かせてください!

宗形:例えばある地域では学校の子供たちにスポーツを教えたり、交通安全の旗振り当番を行う学校支援ボランティアに参加するとポイントが貯まる仕組みにしています。さらに、そこで貯めたポイントを学校に寄付できる仕組み、例えばポイントを消費して学校のサッカーボールを地域のスポーツ用品店で購入し、それを学校に納品する。といったように、ただボランティアに参加するだけで終わらない仕組みをつくり、地域活動を促進しながら地域経済を循環させる、そんな流れをつくることが出来ているんです。



>キレイに循環していますね!

宗形:そう、この循環というか流れがきれいだなって思っていて。そこも僕たちが間に立ってやっているんだと思うと、やりがいに感じます。
本来であれば、自治体の予算でサッカーボールを買って学校に寄付するというシンプルな話ではあるんですが、ポイントというリソースが循環して、たどり着いている。それが地域活性だなって感じるんですよね。


>色々な人の想いが載って循環しているところが美しいですね。ボランティアへ参加するきっかけにもなるし、自分の子供が通っていないと気持ちが離れがちになる学校にも関心を持っていただけるきっかけにもなりますね。

宗形さん:そうなんですよ!始まりは「ポイントが欲しい」っていう気持ちかもしれないけれど、日常生活における地域活動が地域の方々の生きがいや楽しみになったりするのもポイント事業の良さだと思っています!


▼FLN公共チーム執筆の地域ポイント事業についてのnote記事はこちら!

FLNは地域ポイント事業をやってるってよ!|FLNの公共チーム
こんにちは!FLNの公共チーム・ケンシロウです。今回はFLNの地域ポイント事業についてご紹介します!!私たちの会社紹介はこちらから ...
https://note.com/fln_public/n/na33817b835f1?magazine_key=m062b91b2bebf

▼ポイント事業の具体的な取り組み事例についての記事はこちら!

地域ポイントの取り組み|FLNの公共チーム|note
FLNが取り組む「地域ポイント」の運営事業についてご紹介しています。
https://note.com/fln_public/m/m062b91b2bebf
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