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DANCE WITHの立ち上げ秘話。世界を繋ぐオンラインレッスンのその先にある実現したいこととは?【創業者インタビュー後編】

前編では、創業の背景や起業から10年間の歩みについて伺いました。
後編では注力プロダクトである「DANCE WITH」の考案から開発、サービスに対する想いをインタビューしていきます。

オンラインレッスンのポテンシャルと日本人ダンサーの実力

ーー:DANCE WITHの着想や立ち上げのお話をお聞かせください。

小川:「getstage」を運営している中でアーティストとレッスンを結びつけるオンラインという視点にポテンシャルを感じていて、何度か社内で提案をしていました。

海外ではオンラインレッスンの市場が活発で、面白いマーケットだと思っていました。
アーティストの方が本業の中でお金を得ることができる世界観を作ることをできたらなと漠然と思っていましたが、当時は事業化することはありませんでした。

ーー:5年前から頭の中にあった「オンラインレッスン」のアイディアが形になるまでは、どのような道のりだったのですか?

小川:アーティスト領域でダンスにスポットを当てた「weddy weddy」を2018年にリリースしてからダンスにフォーカスしたオンラインレッスン事業をしたい気持ちがまた強くなっていました。

僕自身もダンスをしていたので、日本はダンサーの実力も高く、ダンス先進国だということを感じていました。
海外からも日本のダンサーさんにレッスンを習いたいと来ている方もたくさんいました。
そういった距離を一気に縮められるのがITの力だと思いました。

誰もが距離関係なく、日本の素晴らしいダンサーにアクセスができて、世界のどこにいてもレッスンが受けれる世界観を作ることが着想でした。

松山:小川からダンスの分野でオンラインレッスン事業をするという提案を何度かもらう中で、実は最初オンラインレッスンってどうなのかな?と思っていて、あまり興味がなかったのですが、世界のダンス市場を知る中でポテンシャルを感じ、日本のダンスカルチャーを世界に届けるという使命ならチャレンジしてみたいと思うようになりました。

ーー:具体的にどのような参入チャンスだと感じたのですか?

松山:ダンスの分野で事業をやるからには、今の10代、20代のダンスシーンをしっかり理解しなければいけないと思い、友人が経営している「Enダンススタジオ」に協力をお願いして、国内のダンス事情を聞いたり、実際に中国で有名なダンススタジオを見せてもらったりしました。

その中で感じたことは、日本人のダンサーが世界から注目されているということです。
世界でもダンス大会などで優勝している日本人ダンサーもいて、国内でもダンス熱狂者がいるのに国内だけで盛り上がっていることがもったいないなという気持ちが大きくて、ここまでニッチなエンタメ産業も珍しいと思いました。

シンガポール視察のとき

日本では、プロリーグの設立、義務教育の必須科目にダンスが入っていて、今の10〜20代の子たちは、僕らの時代と比べて、ダンスがより身近になっていることも実感しました。

ダンスの熱狂をどうサービスとして表現するかはこれからも課題ではあるのですが、世界のダンスカルチャーのキーポイントとしてできることはなんだろう?と考えたときに僕らの選択肢として「オンラインレッスン」があり、ノンバーバルな点も含めてポテンシャルを感じたことが強いです。

オンラインレッスンはあくまでステップ1

ーー:世界視点で見てみるとポテンシャルがあることに気づき、オンラインレッスンの事業を作るところまでが固まったんですね。

松山:そうですね。
ただ、オンラインレッスンはあくまでステップ1であり、ダンスカルチャーを世界に広めていくことが目的です。
レッスンアプリという機能だけではなく、もっと考えなければいけないことは、ダンサー自身のカルチャーや、世界から熱狂してくれる人が集まってくれるレッスン、コミュニティーができることです。
思考錯誤しながらではありますが、「DANCE WITH」のあり方、その先の可能性を常に考えています。

コロナ禍でニューノーマル時代と提唱される中、オンラインサービスが拡充していますが、我々はオフラインを潰すことを考えていませんし、オフラインとの協業や踊る選択肢が増えてくれればいいなと思っています。

ーー:ターゲットユーザーについてお聞かせください。

小川:リリース時の予想では、10〜20代の未経験層をターゲットにしていましたが、実際にリーチできているのは経験者です。ここは実装してみないとわからない部分ではありましたね。

未経験、経験者のカテゴライズをしない部分で言うと、地方の方、海外に住んでいて日本の有名ダンサーにレッスンを習いたい方やスタジオで習うのが恥ずかしい方などバックボーンは様々です。
最近では、都内在住でダンスをゴリゴリしている人たちも増えているので、コロナの影響もあると思います。

将来的にはダンスが好きな人たちに包括的に使ってもらえるサービスになっていくことが目標です。

ダンスを学ぶだけではなく、世界のダンスシーンの繋がりやコミュニティを提供すること

ーー:DANCE WITHによって実現したいことは何でしょうか?

松山:レッスンだけではなく、世界のダンスシーンの繋がりを提供することです。
ダンスを軸にコミュニティができて、そこに世界の人たちが参加することで趣味や時間が広がる世界になればいいなと思います。
ダンスを学ぶだけではなく、その先の繋がりやコミュニティができることを願っています。

繰り返しになりますが、オンラインレッスンだけであれば個人でできることなので、僕らは常にその先をみて、どんどん進化していく時代の中で、それをいかにオンライン上で作っていけるを勝負しています。

小川純粋に「DANCE WITH」を通じて、よりダンスが好きに楽しく続けられるきっかけを提供できたらいいなと思います。
ダンスは、スポーツよりエンタメ要素が多いのでなにより楽しんでもらいたいです。
そのきかっけがDANCE WITHでありたいと考えています。

ダンスと繋がれるツールのひとつとして「DANCE WITH」を使ってくれるととても嬉しいです。

ーー:今後の成長戦略について教えてください。

松山:日々変わっていきますが、今描いている戦略としては、1年以内は国内需要をゴリゴリ攻めていきます。

その先は、現状、20%前後の海外ユーザーを50%以上まで引き上げることが目標です。
ビジネス的な観点からいくと、国内だけで成立するビジネスモデルではないので、世界展開をしなければいけないと考えています。
なので、日本発で世界のダンスシーンに貢献すること、ダンスカルチャーをオンラインでどうやって広げていくかという観点がないと大きくはなれないだろうと思っています。


グローバル視点でプロダクトを作っていくことに魅力や面白味を感じられる人

ーー:今後の事業成長に向けて、どのような人材を求めていますか?

松山:綺麗なことを伝えてもミスマッチになるのではっきりお伝えすると、これからサービスを伸ばしていくフェーズに入るので、そこでジョインするのは一番大変だし泥臭い地味な仕事が多いです。
少ない人数でプロダクトを作っているので、自分で考えて自分で実行することが好きな人がマッチすると思っています。

プロダクト面の話でいくと、「DANCE WITH」はグローバルありきで仕掛けられるかという点が大きいので、日本発でマーケットで勝負している、日本のプロダクトだけではなくて日本のダンスエンターテイメントを世界に輸出するサービスを作ることに魅力を感じられるかという点がポイントになるかなと思います。

小川:情熱的にカルチャーが好きなことはとても大事なのですが、同時に客観的にプロダクトを見て面白いなと思ってもらえる方に会いたいです。
この会社に力を貸してあげてもいいな?と思ってくれる方、お待ちしております!

ーー:ありがとうございました。

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