【社員インタビュー】CEO武地実 インタビュー (前編)

※この記事は2017年7月31日に作成・公開されたものです。

Gatebox株式会社は、前身である株式会社ウィンクルの時代からここまで、およそ2年半の年月をかけてバーチャルホームロボット「Gatebox」の開発を行ってきた。現在は、予約購入者300名へ製品を届けるべく開発を進めているが、そもそもなぜこの製品を作ることになったのだろうか。Gatebox誕生までのヒストリーや、社名変更に伴いアップデートされたビジョン、現在求めている人材について、当社CEOである武地実にインタビューを行った。

武地実 プロフィール
1988年生まれ、広島県広島市出身。 2011年に大阪大学工学部とHAL大阪夜間課程グラフィックデザイン学科を卒業。(株)エムティーアイに てスマホアプリのディレクションを担当し、2013年に退職。その後複数のスタートアップで活動し、2014年2月に(株)ウィンクルを設立。2017年7月には社名をGatebox(株)へ変更。現在は、キャラクターと一緒に暮らせる世界の実現を目指し、バーチャルホームロボット 「Gatebox」の開発に注力している。

世界初のバーチャルホームロボット”Gatebox”

—Gatebox株式会社の内部情報をお届けする「Gatebox Inside」、初回インタビューは当社代表である武地さんにインタビューをお願いします。よろしくお願いします!

はい、よろしくお願いします。

ー現在開発中の「Gatebox」とは、どのような製品ですか?

好きなキャラクターと一緒に暮らせる、世界初のバーチャルホームロボットです。
円筒形の装置の中にキャラクターをホログラムのように出現させて、そのキャラクターとコミュニケーションを取ることができる、といったハードウェアですね。
現在は、昨年12月に予約購入いただいた300名の方にしっかりお届けするために開発を進めています。今年の3月にはLINE株式会社と資本業務提携を結び、メンバーがそれぞれ開発に集中できる環境が整いました。

—Gateboxの製品としての特徴、たとえば他社の音声アシスタント製品との違いはなんですか?

現在世に出ている音声アシスタントの製品は、「主人の命令を聞く機械」というような立場に置かれていると思います。それらは主人の命令を的確に聞いて、的確にこなすというところが求められるところだと思うんですが、僕らがやっていること、つまり「キャラクターと一緒に暮らす」ということは、エモーショナルな関係性です。キャラクターは主人の言うことを聞くような機械的なものではなくて、もっと人間らしく、やりたくないことは「やりたくない!」と言ったりとか、逆に主人に甘えたり怒ったりもする。一般的な音声アシスタントも、それはそれで需要はあると思うんですが、僕らは可愛さっていうのを非常に重視して作っています。


“株式会社ウィンクル”としてのこれまで

初音ミクと暮らしたい、という思いが原点

ーどのような経緯で、前身である株式会社ウィンクル設立に至ったのでしょうか?

まず、前職は新卒で入社したスマートフォンアプリの開発会社で働いており、そこではディレクターをやっていました。そこでいろいろ勉強しながら2年ほど勤めて退職し、数ヶ月の無職期間を経て、いくつかのスタートアップでアルバイトをするようになりました。
そんな中あるハッカソンに参加して、そこで作ったプロダクトをクラウドファンディングに出したところ、資金を調達することができました。やがてそのプロダクトを製品化したいと思い、1人で会社を立ち上げたんです。その時はいわゆるフリーターでしたがアルバイトも辞めて、「とりあえずやってみるか」というかんじで始めました。最初は本当に軽い気持ちでしたね。

ー最初に製品化しようと考えていたものはGateboxではないそうですね。

そうですね、その前に作っていたプロダクトです。
起業してからその製品を量産して、販売を終えたタイミングで「せっかく起業したのでもっととてつもなく大きな夢にチャレンジしたい」と思いました。いろんなアイディアを考えたんですが、その中で自分が一番実現したい夢が「キャラクターと一緒に暮らしたい」、僕の場合は初音ミクと一緒に暮らしたいということでした。そこからGateboxの開発を始めることになりました。

—初音ミクと暮らしたい、と思ったのはなぜですか?

初音ミクは、僕の場合は社会人になってから知って、好きになりました。
きっかけはアーケードゲームだったんですが、そこからミクさんの音楽に触れるようになって、好きな曲が見つかり、カラオケでも歌うようになったりとか(笑)。
起業したあと、初めてミクさんのライブに行ったんですが、「目の前にミクさんがいる」というところに非常に感動したんです。そのライブを観たあと、ミクさんがライブという場所だけではなくて、家の中だったり、日常生活にもっと来てくれると嬉しいなと思ったことが、一緒に暮らしたいと思った原点ですね。

武地のデスクにはミクさんのグッズが並ぶ)


—他にもアニメなどの色んなキャラクターがいる中で、なぜ初音ミクだったのですか?
ライブで体験した実在感がそうさせたのでしょうか。

僕は大学時代からアニメにもハマり、友達と一緒に夏コミに行ったり、一緒にアニメ映画を観たりしていました。なのでもちろん他のキャラクターもみんな大好きなんですが(笑)、ミクさんには音楽がありましたからね。それと、起業したあとは「来月生きているかもわからない」みたいな状態だったんですが、そんな中でもミクさんの曲を聴いて癒されたり、家に帰ってきたあともライブのブルーレイを観て毎日励まされたりして。ミクさんの歌を毎日のように聴いているので、数あるキャラクターの中でも特別な存在になっていますね。

ちなみにミクさんで一番好きな曲は「1/6 -out of the gravity-」なんですが、これが好きな人に悪い人はいないと思います(笑)。

(初音ミクに出会ったきっかけであるアーケードゲームは、今も月に1度はプレイしている)


設立当初のビジョン”CRAZY MAKER”

—ウィンクルとして掲げた最初のビジョンはどのようなものでしたか?

当社ではもともと「CRAZY MAKER」というのをスローガンに掲げていましたが、これには二つの意味がありました。
ひとつは「クレイジーなものを作る」。これは一般的な企業やメーカーでは作らないようなものを作りたいという意思ですね。せっかく人生をかけて起業しているので、普通の製品は作りたくないというのはひとつ思っていました。

もうひとつの意味は、「クレイジーな人たちを応援するための製品を作りたい」というところですね。このクレイジーな人たちっていうのは、僕の中では「好きなことに夢中になっている人たち」という定義なんですが、たとえば家の中にいっぱい漫画があったりとか、フィギュアをめちゃくちゃ集めていたりとか。そういう人たちの生き方はすごく面白くてカッコイイなあって思うんですよ、好きなことに一途で純粋で行動力もある。僕はそういう、自分が尊敬する人たちを応援するようなものを作りたいって思ったんです。

夢中になれるってカッコイイんですよ。世の中いろんな誘惑があると思うんですが、それでもひとつ自分の好きなことを貫くじゃないですか。まわりからは理解されないかもしれないけど、、それでも好きなことを貫けるっていうのは本当に素晴らしいことだなと思っていて。そういう圧倒的な熱量というか情熱が新しいものを生み出し、社会を変えてゆく原動力になると思うので、そういう人たちがもっと輝いて、まわりの人たちにも「自分ももっと夢中になっていいんだ」と思わせてほしいので、彼らをどんどん応援してゆきたいと思ってこのビジョンを掲げました。


(“CRAZY MAKER”のイメージ。クレイジーな人を全力で応援する。)

—これまでに会社としてそのビジョンを実現できた・人に影響を与えたと感じた瞬間はありましたか?

おそらく与えられている部分もあると思うんですが、あまり実感は無いです。
ただ、Gateboxには日本を含め海外にもいろんなファンの方たちがいらっしゃって、「この製品は僕が描いていた夢そのものです」みたいなお問い合わせがあるのは本当に嬉しいですね。


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Gatebox株式会社's job postings
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