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「世界を変える。」とは?!ジーニーの海外展開を牽引してきた丸山にインタビュー

こんにちは。広報の真鍋です。
ジーニーのミッション(経営理念)は、「アドテクノロジーで世界を変える。」です。
いきなり“世界”と言われても目指すものが壮大で、それってどういうことなの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、今回は、ジーニーの海外展開を2012年から牽引してきた、インドネシア拠点代表の丸山に、「世界を変える。」についてインタビューしました。


―丸山さんが海外事業展開に携わったきっかけは?

ジーニーには、設立当初から海外展開をしたいという思いがあり、2012年7月、私は立ち上げメンバーとして入社しました。当初は、北米や欧州の単価の高い広告主を開拓していこうと考えていて、私も北米へ赴任していたんです。しかし、限られたリソースの中で、より顧客ニーズに合ったプロダクトを提供するにはアジアに集中すべきだと判断し、2013年春にシンガポールへ移りました。海外事業において、1年以内に黒字化させるというミッションがあったのですが、2013年6月、無事に達成することができました。

―様々な国にパートナーがいた中で、次の進出先としてベトナムを選んだ理由は?

海外展開2年目。今後の事業拡大を考えると、プロダクトのローカライズをしていく必要があり、アジアで開発拠点を持つことが求められていました。シンガポールは、東南アジアの中でもコストが高いことから、収益性やGDP、市場の伸び等を総合的に比較検討し、ベトナムに拠点を置くことにしました。中でもハノイを選んだのは、ホーチミンと比べてエンジニア採用がしやすいためです。ベトナム拠点は、現在45名程の規模まで拡大しています。

―2015年9月にはインドネシア拠点を開設し、1年余り経ちました。現在どのようなことに注力していますか?

インドネシアは、2億5千万人という人口の多さに加え平均年齢が30歳未満と、デジタル広告市場の伸びが期待されることから、注目度も高く競争環境は激しくなっています。クライアントの知識も急速に高まっており、提供するプロダクトや私たちの提案力も質を上げ、他社との差別化を図っていかなければなりません。また、競合と勝負する上で、いかにローカルで質の高い広告在庫をたくさん持っているかも重要です。拠点を構えたことで、直接営業に出向きやすくなったことから、体制を強化しながら開拓に取り組んでいます。


―提案力や営業力を上げていくには、メンバーの育成も欠かせません。工夫していることはありますか?

インドネシア拠点は、ローカルスタッフで10名を超えました。この規模になると、リーダーやマネージャーの育成が重要になってきます。一方で、イスラム教の考え方として、元々雇う人と雇われる人の2階層しかなく、中間層となるリーダーやマネージャーを採用・育成するのは難しい環境にあります。働くことに対する価値観も日本とは異なります。 こうした中で、メンバーには常に“ジーニーは、インドネシアで成功したいのではなく、グローバルで勝負していく会社だ”と伝え、自分たちが成長する必要性を感じてもらったり、ローカル企業等と比較するのではなくグローバル企業を見るよう目線を上げてもらったりするようにしています。
また、KPIを設定し行動を可視化することにより、できている点できていない点を具体的に示し、底上げを図っています。月次の全社会では、特に頑張った人、模範としてほしい人を、具体的にどこが良かったのか明示して表彰するようにしています。ローカルスタッフの中からリーダー層を輩出することで、拠点全体のレベルアップに繋げていきたいですね。

―最後に、丸山さんにとって「世界を変える」とはどういうことか教えてください。

世界を変えるということは、“豊かにできること”だと思っています。私たちがアドテクノロジーの発展に貢献することは、多くのメディアの収益向上に繋がります。それによって、より多くの人がインターネットを無料で使うことができ、広く情報を得ることができるのです。特に、東南アジアで事業をしていると、未だ電気もインターネットもなく、限られた情報の中で生活が営まれているのを目の当たりにします。インターネットインフラが整い、誰もがより健康で豊かに生活していくための情報を無料で得られるようにすること。ジーニーのテクノロジーで、より多くの人々を豊かにしていきたいですね。


世界を変えることは、豊かにできること。
私自身、改めてジーニーのビジネスの意義を実感したインタビューでした。丸山さん、ありがとうございました。

※ご注意:こちらの写真は、コーポレートロゴ改定前に撮影したものです。

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