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採用担当に聞く コロナ禍の採用状況とWeb面接のポイント(前半)

コロナウィルスによる影響で採用状況が大きく変わる中、企業の採用見送りや慣れないWeb面接に、求職者の不安はこれまで以上に大きいのではないでしょうか。そこで今回は、ゲットイットの採用状況の変化や現状、Web面接における注意点などを採用担当者に聞いてきました。採用側の本音を容赦なく公開!前半・後半の2回に分けてお届けします。(初のオンラインインタビューを行いました!)

―――今は採用を控える企業が多い中、全く控えていませんよね!それはなぜですか?

一応、二転三転はあったんです。緊急事態宣言が現実味を帯びてきた3月中旬~4月初に出していた求人は、普通に続行したんですね。その後、4月は期初ということもあり、少しペースを落としたんです。まぁ2週間くらいですけども。その時にはもうみんな在宅勤務をしていて、勤務体制が変わってもそれなりにいい成績というか経営的にも良かったんですよね。さらに、「これ普通に営業マンは営業マンとして必要だし、現場も事務も必要だよね」と、この状況でも人材が必要なことには変わらないことが分かった。そうすると今後、営業活動が完全復活したときに、そこから採用を始めていたら遅いよねって話で、元々の計画通りに採用していくことになりました。今だからこそ採用した方がいいポジションっていうのもやっぱりありますし。在宅勤務が明けようがコロナだろうが何だろうが、活躍できる人材というのはいつでも活躍できると思うので。


―――Web面接はコロナがきっかけで始められたのですか?

以前からWeb面接の計画はあって、今期4月から面接をオンラインに切り替えていこうかって話をしていたところで、ちょうどいいというとあれなんですけども(笑)いいタイミングでやろうかなという形で始まりました。元々Web面接に切り替える目的は2つあって、1つは「求職者が場所を選ばないでできるようにしよう」というもの。もう1つは、結構社内の人数が増えてきて会議室がバッティングする問題が出てきていたので、「面接をオンラインにできたらそれも解決できるよね」ということだったんですけど、事務所のデスクでWeb面接をするわけにもいかないので、結局会議室問題は変わらず(笑)コロナを機に在宅勤務になってからは、会議室の状況に関係なくいつでもオンライン面接ができるようになったので、ちょうど波に乗ったという感じがありますね。


―――面接は1次~3次まで完全オンライン対応ですか?

今は全部オンラインですね。1次は私、2次はそれなりのベテランと2対1、最後はメンバーと3対1でというのを全部オンラインでやっています。たぶん今後コロナによる自粛が明けても基本スタイルはそうなるのかなと思います。1次は少なくともWeb面談で。職場を見たいという希望もあると思うので、その辺りは相手の希望やこちらの現状によって臨機応変に対応していく予定です。


―――Web面接を実際にやってみて、手ごたえはどうですか?

思ったより普通でした。最初は心配していたんですよ!やっぱりこう空気感とかあるじゃないですか。(対面に比べて伝わる度合いが)全部8掛けだったとしても、合うなって人は8割合うし、合わないなって人は8割合わないっていう感じなので、オンラインだからといって大きく印象がぶれることはあんまりないのかなと思います。ただわからないですね。ここ(胸)から上しか見えないので、醸してるオーラとかフェロモンとかはちょっとわからないので!そこが2割の部分なのか、会ったらすごい「あー!いい人ー!」みたいな人もいるかもしれない。6月7月くらいには、オンライン面接で通ってきた人が入ってくるので、現場の社員にちょっと印象を聞いてみようと思います。


―――ではそろそろ、求職者が気になっているであろうことについてズバッと 伺ってまいります。オンライン面接に不慣れな求職者はまだ多いと思いますが、それによる採用・評価への影響は何かありますか?

オンラインだから評価がどう、というより、準備を含め面接に臨む姿勢による影響が大きいかなと思います。ただ、「ITに弱いのかな?」とか、私の方でフィルターがかかっちゃうのはぶっちゃけあります。今は特にこういう状況ですし、うちはITをガンガン駆使する会社なので、「すんなりできる人の方がいいな」というのはやっぱりフィルターとしてかかっちゃいます。けど、かかってしまうこともまぁいいのかなと、面接に関しては思います。難しいですけどね。


―――ITに強いかどうかは関係ないけど、できれば強い方がいい、と?

うちの会社のメンバーでもあんまりITに強くない人っているんですよ。「家にネット環境ないです」という人もいるので。でもそういう人も活躍しているので、「もしかしたらあのメンバーのような人を落としてしまうことになるのか?」と思うと、たまに葛藤があります。求職者で「家にネットないんです」「PCないんです」という人が時々いるんですけど、そういう人がITに絶対弱いってわけではないですし。まぁでも今の状況はまだ1~2年続くと思うので、あまりにもITに弱い人は、今はとりあえずお見送りだなと自分の中で整理はします。「今のタイミングではない」ということなので、本当に『お見送り』という感じですね。


―――現時点でWeb面接ができる環境がない人には、どのように対応しているんですか?

一部対面に回しています。環境がないとか、対面を望む人というのもやっぱりいるので。そういう場合は、対面の面接禁止期間が明けるまで面接を待ってもらっています。



後半につづく。
※後半では、Web面接で気を付けるといいポイントやアドバイスをご紹介します

インタビュー受けてる側ってこんな感じなんですね。
自分がいつも考えていることが具現化されて、話しながら整理することができました。
ゲットイットの採用事情をありのまま伝えていますので参考にしてください!
(採用担当:加藤)

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