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【GIG勉強会Vol.43/ LT31】AI 時代、5年後10年後の開発プロセスと働き方
こんにちは!GIG広報の尾崎です。
GIGでは毎月様々なテーマで勉強会を開催しています。
コロナウイルス感染拡大抑止のため、2020年4月からはZoomを使用してのオンライン開催となりましたが、変わらず多くのメンバーがノウハウや知識を共有し合ってきました。
この記事では、取締役である中島さんが登壇し、第43回目の社内勉強会「聞かないと困るA.I.時代5年後10年後の開発プロセスと働き方」の様子をご紹介します。
中島 正成(なかしま まさのり):取締役。株式会社メタップスのCTOとして2011〜2013年シリーズBまでのシステム構築とオペレーションビルディング。その後、(株)エン・ジャパンのグループ会社の取締役を歴任し、自然言語解析からのデータマイニング、予測やレコメンデーションを活用したビジネスアイディアを構築し、チーム・オペレーション、営業、経営戦略に携わる。
機械学習とは
A.I.(機械学習)とは、人間の学習能力と同様の機能をコンピューターで実現しようとする技術、手法です。
中島さん:
「もともとA.I.は過去のデータに基づき学習する技術でしたが、近年は人間が気づけない要素にまで気づくほど進化しています。目や耳で人間がキャッチアップする情報より、機械が一度にチェックする情報の方が圧倒的に多いです。
A.I.の進化と共に、人間もデータに基づいたビジネスコミュニケーションが必須となってきています。
どのようなデータを機械に取り込めば適切な判断ができるのかを認識しておかないと、どんどんビジネスの場で置いていかれる未来がやってくるでしょう」
A.I.に淘汰される職種と必要になる職種
経済産業省のデータによると、受付や事務、作業員などの単純作業が主な職種や、感情を出す必要のない職種は無くなると言われています。
一方、A.I.によって必要になる職種は以下のとおりです。
- 倫理的な仕事
- 人の話を聞き、背中を押す仕事
- 人の相手をする仕事
- A.I.を活用してモノやサービスを生み出す仕事
中島さん:
「秩序や規範が重視される倫理的な仕事や、相手のニーズを聞き出して意思決定を促すような仕事は、機械に取られてはいけない仕事です。人事戦略や企画立案など、組織の戦略と実態を把握していないとできないような仕事も残っていくでしょう。
反対に、データを集計しチェックする管理部の仕事(人事/経理/総務など)はどんどん自動化されることが予想されます。
今後は単純作業を主とする仕事はA.I.によって自動化していくこと、そしてどんな仕事を新しく生み出すかを考えることが重要になってきます」
その他にも、A.Iを使用した開発の流れや、今後IT業界ではどんな人物やスキルが必要となってくるかなど幅広くお話いただきました。
まとめ
イベントの後半はQ&Aタイム。質問が飛び交う様子が見られました。
GIGには学ぶ意欲の強いメンバーが多く、日々スキルを高め合っています。
この先、会社が大きくなってもこの文化が続いていくよう、切磋琢磨し合える組織を目指してまいります!