男性美容の市場性
2016年の女性の化粧品市場は2兆4010億円となっています。
一方で男性のコスメ、化粧品の市場規模は220億円(2013年データ)となっており、化粧品のみに絞っているため単純に比較はできませんが、女性の化粧品市場からするとまだまだ小さな市場となっています。
単純な市場規模という視点で考えると、女性の化粧品市場の方が魅力がありますが、弊社では市場規模だけでは図ることができない男性美容の市場の魅力があると考えています
その男性美容の市場の魅力とは「社会的な背景による市場の成長性」です。
以下のメンズコスメ・スキンケア市場推移のデータ(出典:http://www.recruit.jp/news_data/release/pdf/20141217_06.pdf)をみると2001年の男性美容の市場規模は111億円ですが、
2013年には220億まで成長しており、男性美容の市場規模は10年で2倍までも成長しているのです。
この市場の伸びの社会的な背景として「女性の社会進出」と「ジェンダーレス化」の2つのポイントがあげられます。
①女性の社会進出
今では女性が半数以上を占めるという企業もあるほど、女性の社会進出がかつてよりも増えています。
男性しかいない職場であれば、見た目や体臭なども気にしなかった男性も、女性がわまりにいることで、見た目を意識するようになりました。
「スメルハラスメント」という体臭を敵対視するような言葉も生まれているほどで、実際にデオドラント市場も平成12年では272億円でしたが、平成25年では500億円までの市場の拡大が見られています。
この女性の社会進出は一層すすむと予測ができため、同様に男性美容の市場も拡大を見込むことができます。
②ジェンダーレス化
当たり前のように化粧をする男子や女性のほっそりとした容姿をしたジェンダーレス男子がテレビなどのマスメディアで露出されることにより、ジェンダーレス自体の認知度があがってきました。
また渋谷区では同性結婚を認める条例が制定されたり、グローバル化などにより、社会全体でジェンダーレス、ジェンダーフリーを後押しするような流れがうまれています。
この流れは特に若年層に強く、同様にスキンケア用品の購入状況としても20代の購買金額が高くなっています。
以下は株式会社インテージの「男性の化粧品購入の実態と美容に関する意識調査」でのデータですが、20~29才がもっとも購買金額が多いことがわかります。
ジェンダーレスによる、コスメ用品購買への障壁の低下により、市場の拡大と
20代の層が30代になり、資金的にも余裕をもつことにより、購入金額も増えていくことで市場が拡大されることが期待されます。
上記ではメンズコスメ市場を中心に記載をしていますが、弊社で情報提供している男性の脱毛やヘアケアグッズ、デオドラントグッズ、ダイエットや筋トレ関連商品などの市場規模も拡大しています。
男性美容メディアBiDANがなぜあるのか
男性美容の市場が拡大している中で、弊社はメディアにより男性美容市場のシェア獲得を考え、BiDAN(http://www.healthy-style.jp/)というサービスを展開しています。
化粧品メーカーやエステサロンの展開も市場のシェアを取る上では検討されますが、メディアを選んだ理由はとしては「男性美容に関する情報量の少なさ」にあります。
男性美容の市場規模が大きくなっている中で、多くの男性が情報を求め、情報を探していますが、男性美容に特化した専門的な情報が非常に少ないことに気がつきました。
以下は株式会社インテージの開示しているデータですが、多くの男性が美容に関して気になっているが「対処方法がわからない」と回答しています。
この「多くの男性が美容に関する情報を求めている中で、専門的な情報がない」という課題に、大きな社会的な価値を見出しました。
もともと弊社では美容商社を事業として行っており、エステサロンのオーナーに美容情報を教育する側であったため、専門的な情報が蓄積されていました。
そんな専門的な情報をより多くの方に提供するために、BiDANというwebメディアが存在します。
BiDANでは「日本一多くの男性に美容の悩みの解決方法を提供するメディア」というビジョンを持ちなががら、「美容の悩みの解決に意識を持つ男性がより多くいる世界の想像」という理念をかかげています。
弊社はより多くの方に価値を提供しながら、男性美容の市場のシェア獲得に尽力していきます。
少しでもビジョン、理念に共感していただけましたら一緒にBiDANを日本一のメディアにする協力をいただければ嬉しいです。
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