GMOメディアの経理財務部には、経理一筋でキャリアを築いたマネージャー、中小企業を支えてきた税務のプロフェッショナル、異業種・異職種から経理へと社内異動したメンバーなどが集い、それぞれの強みを活かしながら会社全体を支えています。
経理と聞くと「堅実で静かな仕事」というイメージを持つ方も多いかもしれませんが、GMOメディアの経理財務部には数字で会社を動かし、改善に挑み、成長を楽しむ姿があります。
今回は、そんな経理財務部で活躍する3名のメンバーに、それぞれのバックグラウンドや仕事への思いを語っていただきました。
──プロフィール
渡邊
大学卒業後、公認会計士の勉強を経て2012年に入社。入社以来、経理財務部にてキャリアを重ね、現在は連結企業をメインに決算業務や監査法人対応を担当。マネージャーとしてチーム全体の業務調整や育成にも取り組んでいる。
佐々木
2024年に中途入社。税理士法人にて中小企業の税務業務に従事した経験を持ち、上場企業での経理実務を志してGMOメディアに入社。現在は連結企業「GMOビューティー」の経理全般を担当している。
大和田
もともと務めていた会社が2009年4月にGMOメディアへジョイン。メディア運営、CS、営業サポート、新規メディアの立ち上げなど、様々な業務を経験してきました。2020年7月に経理財務部へ異動。経理は未経験でしたが、周囲に支えられながら少しずつ慣れていきました。
──現在の業務内容を教えてください
渡邊
主に連結企業の決算業務を担当しており、監査法人対応も含めた月次・年次決算の取りまとめを行っています。また、GMOメディアの経理にも一部関わっており、経理財務部全体の業務調整やチームマネジメントも担当しています。
佐々木
連結企業の「GMOビューティー」の経理全般を担当しています。日々の仕訳や月次決算の処理に加え、売上や費用の集計方法を担当者と相談しながら整備しています。
大和田
伝票処理、経費精算、振込対応などの業務を中心に担当しています。業務の性質上、社内の各部署とやり取りする機会が多く、正確性はもちろん、対応の柔軟さも求められるポジションです。
──経理財務部のチーム構成と現場の雰囲気を教えてください
渡邊
現在、経理財務部は5名体制で、部長、私(マネージャー)、リーダー、そして佐々木さんと大和田さんが所属しています。経理は「ミスが許されない部署」だからこそ、日々の確認は丁寧に、業務には厳しく向き合っています。でも、オフィスでは雑談も多く、笑い声が聞こえることもしばしば。バランスのよいチームです。
──入社のきっかけと入社後の印象やサポート体制を教えてください今後、どのような成長をしていきたいですか?
佐々木
前職では中小企業の税務に関わっていましたが、上場企業ならではの会計実務に挑戦したいと考え、GMOメディアに入社しました。面接時に感じた「話しやすくて穏やかな雰囲気」は実際に働き始めても変わらず、安心して業務に取り組めています。
わからないことがあれば、いつでも丁寧に教えていただける環境があります。特に決算業務では渡邊さんとペアで対応しており、逐一相談しながら進められるので、安心感をもって業務に取り組めています。質問しやすい空気感が、経理のような細かさが求められる業務では特にありがたいです。
──ワークライフバランスや働き方の工夫をされていますか?
大和田
現在はフルタイム勤務ですが、フレックス制度やリモートワークを柔軟に活用できる環境が整っており、家庭との両立がしやすいと感じています。子どもの習い事が遅い日は在宅勤務を選んだり、早めに退社して対応するなど、日々の生活に合わせて調整できる点が非常に助かっています。
──やりがいを感じる瞬間はどんな時ですか?
渡邊
数字で会社の全体像を把握できることが経理の面白さです。また、経理は「会社の数字を正しく伝える」仕事です。誤りがあれば、株主や投資家に誤解を与えかねません。プレッシャーもありますが、それだけ社会的意義のある仕事だと思っています。
佐々木
現場の担当者から「これで仕事がしやすくなった」と言ってもらえた時は本当に嬉しかったですね。数値管理の方法を一緒に整えて、現場の業務改善に直接つながることを実感できました。
大和田
月次処理で残高がぴったり合った瞬間には達成感があります。正確に簡単に業務を行えるように様々な効率化を自ら提案し、実現できる環境も魅力です。
──マネージャーから見たチームへの期待
渡邊
お二人とも本当に優秀で、人格的にも信頼しています。知識とノウハウを日々積み上げていくことが今後の成長につながると思っています。会計・税務は奥が深く、常に変化しています。だからこそ、分からないことをそのままにせず、調べ、理解し、根拠を持って伝える──その積み重ねがプロとしての力になると考えています。
また、AIやRPAなど新しいテクノロジーにも積極的に取り組んでいきたいですね。柔軟な発想を持つ佐々木さん、大和田さんには、従来の経理の枠にとらわれず、新しい「価値」を創ってくれることを期待しています。
──経理財務部の魅力を教えてください
大和田
経理財務部の魅力は、会社全体の流れを把握できる点にあると感じています。各事業部とやり取りを重ねる中で、他部署ではなかなか得られない情報や視点に触れられるのは、経理ならではの特長です。すべてを深く理解しているわけではありませんが、全体像をつかみながら仕事ができることに面白さを感じています。
佐々木
会社の将来計画や目標を支える“土台”をつくる部署だと捉えています。売上や利益の目標を立てるには、現状を正しく把握していなければ意味がありません。経理は、そうした現状を「数字」として明確に提示できる部門です。正確な情報をもとに、会社の意思決定に貢献できる点が、この仕事の醍醐味だと思います。
渡邊
お二人の話にある通り、経理財務の魅力は、会社全体を数字で捉えられる点にあります。経営成績を表す数字を通して、今会社がどういう状態にあるかを可視化できるのは、経理だからこそできることです。また、その情報を社内に還元することで、組織の意思決定を支える役割も果たしています。
加えて、経理は不正や誤りを未然に防ぐという重要な責務も担っています。経理財務には必須の国家資格があるわけではありませんが、その分、知識やノウハウを積み重ねていく“プロ意識”が不可欠です。自らの仕事に誇りを持ち、責任ある姿勢で業務に向き合える人は、経理財務という仕事に向いていると思います。
私は、そうしたプロフェッショナルとしての意識を持ち、会社の信用を守るという使命を自覚しながら働ける仲間と一緒に仕事をしていきたいと考えています。