ド素人のトップがいる。だから、仕事がうまくいく

こだわりのなさが、思わぬ高みに導いてくれた

実を言うと、最初、気軽な感じで当社に飛び込みました。求人雑誌で募集を見つけて、面接に行ったら、いつから働けるという話でしたから。そこから6年半が経ちますね。
何事も経験で、それを通して人は成長するんだなと強く感じます。ただ、成長企業でさまざまな仕事を経験できたので、本当に運が良かったですね。

前職はWEBの広告会社でSEOを専門にしていました。そのため入社当時は、メルマガを作成する部署に配属されました。だけど、すぐに生産管理の部署に異動になって。結局、自分の経験が活きたのは一カ月だけです。仕事ができれば何でも良いと言ったら無責任ですが、こだわりがないのがこだわりなのかもしれません。与えられた環境でいかに全力を出すか。そうした志向が成長中のベンチャー企業の気質とうまくマッチしましたね。

生産管理に異動になってからは、仕入れ先との商談から発注、倉庫への搬入、そして販売まで、すべて一人で行っていました。仕事の重点は、いかに効率化するか一点です。現在は自社商品の取り扱いが増えていますが、当時は仕入れ商品だけなので品番が1000を超える時期もあったのではないでしょうか。それだけの数を一人で管理するとなると、時間がかかって他の業務に支障をきたしてしまいます。常に改善点を探して、毎日が昨日の自分との闘いでした。

だけどその頃から、代表の宮本は高らかに宣言していましたね。「日本一の服屋になる」って。製造から小売りまでを一貫して行うSPA(製造小売)体制を実現しようと語っていました。
現在、仕入れの数は当時の1/10です。自社製品がどんどんと増えていて、描いていたビジョンに近づいている手ごたえを感じています。

プロフェッショナルたちが輝くステージをつくる


いわば、私はド素人かもしれません。
現在、商品企画部のマネージャーというポジションを与えられていますが、業務の専門的なことはほとんど知りませんから。世間一般的なアパレル企業で商品企画部のマネージャーというと、センスの塊みたいな方が付くポジションです。だけど私には、アパレルの知識もないし、服をつくるセンスもないし、中国語も話せません。未だに「裄丈ってどこのサイズ」ってなってしまうくらいですし。何一つ特別な才能やスキルがないんです。ただ部内には、企画開発課と生産・品質管理課、在庫管理課と3つの課それぞれにプロフェッショナルなトップがいます。彼らが働きやすいような環境をつくる。それだけが私の仕事と言っても過言ではありません。

数年前は、商品企画部が立ち上がったとき、所属は三人だけでした。そこから課題をクリアしていくなかで、次々に戦力となる仲間が加わってくれます。
例えば、原価を抑えるために自社商品を中国の工場と直接取引をしようといったときには、生産・品質管理の人材が増えました。また、自社製品のクオリティを上げるため商品の企画力を付けようといったタイミングでは、デザイン関連の人材が入社してきてくれて、今では商品企画部だけで10人です。朝礼で顔を合わせるとき、たまに感慨深くなりますね。人が多くなったもんだなと(笑)。

情熱だけがどんなに高い目標も実現させる


胸が震えましたね。今までやってきたことは間違いではなかったんだって。
楽天市場ショップ・オブ・ザ・イヤー2016 キッズ・ジュニアジャンル賞の受賞式――。
東京の高輪プリンスホテルの壇上で、たどってきた道のりに思いを馳せながら、そう感じました。決して受賞したいと思って、受賞した訳ではないのですが、一つの到達点であることに変わりありません。入社当時は、大阪のはずれにある小さな会社です。それが今では、多少は影響力を発揮できるところまで大きくなりましたから。

とはいえ、私たちはスタートアップ企業という意識を失ってはいけません。まだまだできていないことがたくさんありますから。商品力や生産方法、在庫管理など、改善が必要なポイントは数えきれないほどあります。各自が会社の変化に合わせて成長をしていく。それができれば、会社の成長スピードも変わってくるのではないでしょうか。

当社には自由さがあります。しかし、当社はトップダウンではなく、ボトムアップの文化です。そのため、何よりも主体性は欠かせません。それにこれまで業界の常識として通用していたことが通用しなくなるでしょう。ファストファッションが登場して以来、服の値段が革新的に下がりました。もうお客様には、以前のようないろいろなコストを上乗せしたか価格は通用しないでしょう。今後、そうした現象が、もっと多方面で同時多発的に起こります。だからこそ、想像を超えて、新しいスタンダードを作り出す発想力が問われているのです。

私たちは「日本一の服屋になる」という目標を持ち続けて挑戦を続けます。確かに、越えなければいけないハードルがたくさんあって、難しい道のりかもしれません。だけど情熱をもって仕事に打ち込める人材が集まれば十分実現可能だと思っています。


interviewee:商品企画部 マネージャー 髙見 明宏
interviewer:三輪 大輔

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